4/21に公開されたばかりの映画「バーニング・オーシャン(原題DEEPWATER HORIZON)」を観に行った。
【解説】『ローン・サバイバー』のピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグが再びタッグを組んだパニックムービー。2010年に実際にメキシコ湾沖で起きた事故を題材に、石油掘削施設内に取り残された作業員たちの脱出劇をドラマチックに描写する。『ヘイトフル・エイト』などのカート・ラッセルや『RED』シリーズなどのジョン・マルコヴィッチらが共演。臨場感たっぷりの手に汗握る展開に引き込まれる。
館内には私同様の背広姿ばかりが微妙に距離を取りながらパラパラ座っていた。金属の軋む音がとにかく恐怖心をあおりまくる。実話を基にしている作品なので、ヒーローが登場する訳でもなく、大どんでん返しがある訳でも無く、肝心なところで主人公がネット通信やシャワーを浴びていたりと淡々と進んで行くのだが、それがかえって実話なんだな~と再認識させられる。四方八方から破片が飛んでくる中で終始ヘルメットを被っていなかった主人公も忠実に再現しているのだろうか?だからラストでも爽快感が無く、最後の最後までドキュメンタリータッチのままでエンディングを迎えた。
ジミー役の俳優さんがとても渋くて気になっていたが、エンディングロールで「ニューヨーク1997」のカートラッセルだと気付く。ちなみに主人公マイクの妻フェリシアを演じるケイト・ハドソンはカート・ラッセルの娘だそうで、今作は父娘の初競演とのこと。
【5/3(水祝)~5/5(金祝)は連休とさせて頂きます】