FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



クロス円の円売り圧力に押されて、ついにドル円もレジスタンスを突破したもようだ。長い、アセンディング・トライアングルの形で保ち合いにあったが、今の158.7というあたり、トライアングルの上辺を抜けた可能性があり、そうだとすれば、このあとの上昇は強くなる。一気に160円を狙う可能性があるだろう。介入効果がゼロになる瞬間が近づいているが、もちろん、時間稼ぎはできたわけで、介入に効果がなかったというのは言い過ぎである。ただ、時間を稼いだが、その間に米国はむしろ利下げが遠ざかり、日本は利上げ困難が印象づけられた。

自分のトレードはやや多めにドル円ロングをしている。160円超えをめざしたい。






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前回の日銀会合の後158.28くらいまで来て、謎の下落で下げたドル円だったが、またじりじりと上昇して今回も158円を保つことができるかどうかの状況になっている。ユーロ圏もやや落ち着きを見せ、日本側も来月7月の会合までは何もなし。FEDからもすぐに利下げということもなし。円安継続の雰囲気ではないだろうか。想定通り、160円を試す方向にあると思う。
 
問題は介入だが、これはこのタイミングではないだろう。来月には日銀の利上げや国債買い入れ減額が言われており、それを待つのが妥当だ。よほど急に165円に達するというようなことがない限り、少なくとも来月までは介入はないと考える。

ただ、160円手前ではまた上下が甚だしくなると思うので、ドル円ロングのポジションは小さめにして、押し目買い、利食いを加えつつ、じっくりと攻略したい。




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昨晩はよく調べずに書いていたが、いろいろ見てみると、ドル円の夕方からの下げは、ユーロ圏のリスクオフによるユーロ円の下げが主たる原因のようだ。NY時間にはドル円は三分の一くらい戻しているが、スイスフラン円は、日銀発表後の円安にほぼ全モなので、やはりユーロ円が原因と断じてよいようだ。リスクオフの円高だとすれば、最近では珍しいが、本当の円高では、スイスフラン円も下がりっぱなしになるので、やはり、疑似的な円高に過ぎないと考えられる。フランスのユーロ脱退などが実現になれば話は別だが、今のレベルでは徐々に円安に復帰すると考えている。フランスがユーロから脱退すれば、実質的にユーロはマルクになってしまい、ローカル感が強くなる。

米国10年債利回りのチャートも週足がだんだんと寝てきており、一本調子の円安にもやや陰りが見えてくる感じもある。160円付近からはイケイケとばかりは言えなくなってくるかもしれない。最近のドル円の激しい上下は天井圏の動きである可能性もあるので、よく観察していきたい。

自分のトレードは相変わらずドル円ロングのみ。ユーロに気をつけつつ、一部のロングは継続しながら、短期の押し目買い、利食いを繰り返していきたい。


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日銀は予定通りで158円を見たわけだが、その後、大きく下げて、現在156円台に入っている。これはちょっと予想外だが、おそらく158円を見たところでの円売りポジの利食いによるものだと考えられる。円売りポジションが非常に大きいため、このところ単純には上げない形が多い。156ミッドあたりまでの下げを考慮しつつ、適宜下ではロングしていきたい。

自分のトレードは、日銀前に意外に下がらなかったので、すこしだけロングを加え、158を越えたところで、利食った。今は軽くロングしているところで、また、下で買ってみたい。このところ、ドル円は上下が激しいので、波動の上では利食いを欠かさないのがいいだろう。


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CPIでドル売りとなったが、NY午後のパウエル演説が意外にタカ派で、たちまち逆流。ドル円は、結局157円に戻って来た。明日の日銀は、日経の事前リークでは、国債買い入れ額の縮小が出るようだが、リークの段階でこなされてしまって、同じものでは材料にはならないだろう。ただ、万一のサプライズの利上げを警戒して、直前には若干円売りポジが縮小されるため、午前に156円くらいまでの下げはあるかもしれない。その後、また157円ミッドのレジスタンス突破を試す動きになると思われる。

とにかく、「投機筋」の円売りと言われるが、その中には、新NISAで大量の米株インデクスを買っている一般の人々も含まれている。この円売りドル買いは、NISAの仕組みからして、そんなに短期で反対売買をするトレードではない。もちろん、毎日の膨大な為替のフローの中では小さいものではあるが、昔にはなかった存在であり、市場のセンチメントに与える影響はあるものと思う。

自分のトレードは、パウエル演説で上がり始めたところで、ドル円のロングポジを増加。今日の157.2あたりで利食って軽くして、明日の日銀に備えている。このところ、ドル円の日足あたりのサポート付近の押し目買いでうまくトレードできている。何か根本的に変わらない限り、ドル円中期ロング方針は変える必要はなさそうだ。



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指標ひとつであれこれ動くのは本当は変なのだが、トレードはセンチメントによるところが大きい。CPIが下というので利下げ期待で、ドル安。ドル円も1円ほど下げた。このあとFOMCがあるが、おそらく中立的発言で比較的動きは少ないのではないか?自分としては、ドル円の日足のトレンドラインから、154.5くらいを当面の下と見ている。まだまだインフレが消え去ったとは言えない。

ペソ円はまだ下がありそうである。4月20日のここのブログ記事を貼っておきたい。

「エキゾチック通貨(マイナー通貨)は、流通量が少なく、特にペソ円のように、日本人がスワップポイント狙いでロングしているものは、リスクオフ時に急激に下落する。スワップうまうまと思っていると、コツコツドカンで、結局損失が大きくなることがある。これは、サブプライム危機・リーマンショック時にたくさん見て来た光景なので、自分はエキゾチック通貨は一切トレードしないことにしている。上手い具合に逃げることができればいいのだが、「ドカン」がいつ来るかわからないので、それは難しい。」

当面のドル円トレードは軽くドル円ロングポジを継続。CPIで含み益を削ったが、雇用統計の分なので気楽に。FOMCの様子を見て追加ロングするかどうかを決めたい。


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直前のADPが悪かったので、みな悪いのを予測していた雇用統計だったが、非常にいい数字が出て、一転してドル買い。国債利回りも上昇で、ドル円も上昇。たまっていたショートの踏み上げ相場となった。とにかくこのところのドル円は上下が激しい。今回は円売りというよりドル買いによる相場なので、クロス円はむしろ下がり気味。特に、もともとファンダメンタルズに問題のあるメキシコペソ円はまたもや大幅な下げとなった(これについては何度もここで注意喚起をしてきた。自分ではトレードしない通貨ペアだが、炭鉱のカナリア的なところもあるので、今後も注意して動きを見ておきたい)。

来週も米国CPI、FOMC、日銀会合とイベントが目白押しなので、どうなるかは予測しがたいが、ドル円の日足〜4時間足のチャートではまだ上と見ている。適宜、利食いでポジションを調整しつつ、ドル円ロングで進めていくのがよいと考えている。ユーロドルの長期を見ても、1.09から1.1あたりにあるレジスタンスは強く、再度の下げ(ドル高)を示唆しているように見える。

自分のトレードはずっとドル円ロングのみ。先週は、雇用統計でのドル円上昇でかなり益が出たので今週は余裕のトレードで臨みたい。含み益の余裕は心の余裕ということで。(逆は「貧すれば鈍す」)。ただ、相場全体では、メキシコペソの変調のように気になる部分はある。反転への警戒は怠らないようにしたい。


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週末の雇用統計、そして来週以後の、米国CPIや日銀会議などいろいろなイベントが控えているので積極的には動きにくい週。円売りもかなり貯まっているので、これだけのイベント前には仕掛けにくいだろう。特に日銀会議で、国債の買い入れ額の縮小が出るという事前リーク?もあり、それは円高材料となるかもしれない。すこし、全体にポジションを小さくしてリスクヘッジをしてイベントを迎えたい。

ポジはそういうことでドル円ロングのみだが、一部利食ってやや軽くして臨みたい。


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ISMの弱さによるドル安をネタに調整が入ったドル円だったが、今日はすでに上昇基調に戻ったようで、午後には155.8まで来ている。日足のトレンドラインから、153円台はあってもいいと見ていたが、結局154円半ばまでの下げだったようだ。まだ断言はできないが、このあとも徐々に円安進行になると思われる。結局戻すのだから、ロングポジは全部そのままでもいいと思わせるが、しかし過去の経験から、万一の底割れがあるので、少し落とすようにするのが習慣になっている。ここはリスクをどの程度考えるかの問題で個人差はあるだろう。
 
さて、自分のトレードはまたドル円ロングのみ。1時間足くらいの反発を見て入れた154.8くらいのポジションを増やすことができたのでこのまま上がれば非常にありがたい。期待したいところだ。


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相変わらず円安の流れを想定していたが、やはり、投機筋の円売りポジが相当に積み上がっていたので、ISMの弱さを材料にドル売り、そして今日は円買いになっている。ドル円も一気に落ちて155円ぎりぎりまで来た。数日前のコメントで、月足の形の不安定さに触れていただいていたが、そちらが当たっていたようだ。日足レベルでの調整となると153円くらいまでの下げはある可能性があるので、ここはしばらく安易なロング追加はせず様子見で行きたい。少なくとも4時間足レベルでは上がっていかないとどうしようもない。
 
自分のトレードは、下がってくるところで、上の玉は損切り、途中の玉は利食いで、ポジを縮小して、次のドル円ロングのタイミングに備えている。大きくやられないように適宜撤退するのも仕方ない。


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