FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



時間外の株取引や仮想通貨の下げ動向を見ていると、来週も相場は低空飛行となる感じがする。月曜日はさすがに月替わりで東京の株は若干戻すかもしれないが、週の半ばにかけて、全体的にもう一段のリスクオフがあるという可能性が高いと思う。今回の相場の混乱の原因は、米国の金利の上昇だが、その主因である、長期国債の売りの本当の理由がよくわからないのが不気味である。ここが解明されない限り、ARKのETFに代表されるナスダック系の株の下げは止まらず、今回のリスクオフが簡単にやむとは思えないのである。

トレードは週末はスクエアにしてあるが、月曜日から様子を見つつ、豪ドルドルの戻り売りでやってみたい。


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ダウは続落し、2日間で1000ドルの下落となった。昨年の春の下落に比べれば大したことはないが、まだこれで終わりかどうかはわからない。しかし、ここまででもいろいろなことが見えてきたのでまとめておきたい。

1 円高は来なかった
ドル円は、ユーロドルやドルスイスと同じように単純にドル高となった。やはり、「リスクオフの円高」は過去のものとなったと断じて良さそうである。その理由は様々だが、やはり全世界的金融緩和だろう。
2 なんと言っても現金化
リスクオフ時にはキャッシュに戻ってくるので、ドル高となる。逆に最近投資されていた豪ドルなどは下げる。これはいつも真理だ。
3 ゴールドとビットコインは底堅い
出だしでどちらも大きく下げたが、すでに軽く反発が見られる。どちらの動きもよく似ている。ユーロドルなどのチャートと見比べるとよい。

今回のリスクオフの持続性はわからないが、以上が正しければ、今後のトレードは非常にやりやすくなる。短期のドル高、長期のドル安という目線で考えて行きたい。当面のトレードはリスクオフが継続すれば、豪ドルドルの売りとしたい。昨日もそれに集中したので成果があがった。


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Nasdaqの変調から始まったリスクオフがダウにも及んで来た。一番の元凶は景気過熱を予測した米国の金利上昇だ。昨晩も10年債利回りは上昇した。どの程度の規模の株価調整になるかわからないが、これもまたついていくだけである。株価が大下落すれば、金利もまた下落するはずで、このあたりの案配を測っていきたい。
 
為替はドル高となっている。円高はまださほどでもない。円高については前述したように微妙なところがあるので、当面、ドルストレートで見ていくのがいいのではないか。豪ドル、ポンドドルなど従来買われてきたところの動向観察となる。
 
この流れで仮想通貨は当然売られるだろう。ビットコインは、4万ドルも大きく割ることになり、場合によっては、3万ドル前後まで落ちるのではないか。ゴールドは株の大きな調整時には売られるが、株よりも先に回復してくる。ビットコインが真のデジタルゴールドになっているかどうか、今回の動きは文字通り試金石になるだろう。注目したい。

為替トレードはすべてのロングは昨夜のうちに全部利食い。ドルストレートでのドテンショートにしている。メインは豪ドルドルの売りとしている。

p.s.(補足)
金利上昇については、豊島氏がよい記事を書いているのでご覧ください。「悪い金利上昇」という見方です。



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結局、ダウはまだ続伸したようだ。テスラなどの下げはものともせず、ダウはひたすら上げていく。イエレンもパウエルも緩和路線を崩す様子もないので、それが頼りである。本当にどうなってしまうのかと思う。米国のマネーサプライのチャートを見ると、このお金の洪水状態が何を引き起こすのか、空恐ろしい気がする。

相場は流れにしたがって、円安を中心に考えて行く。相変わらず、ポンド、豪ドルといった資源通貨が強いので、(万一の崩れに弱い豪ドルは外して)ポンドの買いを続けていきたい。FXを扱うサイトを一回りしてきたが、年初の円高懸念は消え去って、いずれも円安を予想するようになっているが、これは仕方ないだろう。FXでは流れにのるのは重要なことだ。ただ、乗りすぎると、落っこちるわけで、そこが難しい。



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米株が落ち着かない状況なのでなんとも難しいが、今日は朝から円売りになっている。こちらも、再度、朝からドル円、ポンド円の買いを始めている(遅いです)。前から書いているように資源の高騰を反映して、ポンド、豪ドルなど資源で伸びる通貨が高くなっているので、そこは追いかけていくしかない。

仮想通貨はイエレンで、ビットコインが500万円割れまで行ったが、長期的にはまったく気にしていない。すこし買い足したくらいだ。ただ、もし米株が大きく崩れると、さらに安くなる局面もあると思われる。そこは気にしないことである。送金時の電力消費が言われておりそれは事実である。しかし、銀行送金のコスト(銀行員の給与・ビルの維持費・建物の費用・銀行システムの維持)もけっしてバカにならない。ビットコインは、電力のみで送金できるが、従来の銀行送金システムはそうではない。そのあたりも考慮する必要がある。



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仮想通貨が大きく下げているが、これはちょっと前に書いたように、株式と同時下落の恐れがある。ゴールドとはちょっと違う形なのだ。ゴールドは本格的に株が下がる時につられて下げるが、あとで逆に戻してくる。仮想通貨も似たような形となるはずだが、より投機性が強く流動的なので早く動くのではないかと思う。いずれにせよ、ナスダックなどは特に下げる可能性があるので気をつけてみていたい。
 
そこで不思議なのがドル円だ。リスクオフの気配だけで大きく下げたのが過去の動きだが、今回も下げは弱い。むしろ上げている。こうなると、ドル安と相まって、ドル安・円安と、株の下げが同時進行という形も考えられる。過去に言われた「リスクオフの円高」という固定概念を一度外してみる必要があるのかもしれない。

当面、ポンド円、ポンドドルの買いで進めていきたい。英国がEUから抜けて以後、ポンドの独立性は強くなった。個性ある動きをするので注目していきたい。



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金の上昇、ドル円の下落、株価の停滞など、若干相場に変化が出てきた。これは、やはり金利上昇に伴う株価の下落を予測した動きだと思う。イエレン発言でビットコインも下げているが、これはむしろ株価の下落を予測した換金売り(よくゴールドに起きるもの)の感じもする。今週の相場は荒れそうな気配もあるので、注意したい。

イエレン発言で、ビットコインが電力消費型であるということを懸念した内容もあったが、これは正当だ。送金するたびにブロックチェーンが正確かどうかを確認するための計算がいるので、計算するためのGPUに高電力が必要だ(それによってマイニングの益がでる)。電力は、EV(電気自動車)にも必要なものなので、それらと合わせて、今後の論議になるだろう。

為替は、ドル安を中心に考えているので、ポンドドルの買いを基本として継続中である。リスクオフ時はドル買いと決まっているが、どうも今回の相場はそれとは違うようなのでそこはさらに注視していきたいと思う。





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全世界的にコロナの感染者が減少に向かっているようだ。北半球の冬が終わる季節要因もあるとは思うが、南半球のブラジルや南アフリカでも下げてきているようなので、それだけでは説明できない。それぞれの国でかかるべき人はかかってしまってきたというような現象かもしれない。(日本は抗体保有率は少ないが、その他の要因の各種免疫があってもそれは調べることはできない)。もしそのような仮説が成り立つとすると、コロナは、ワクチンもあることで今年2021年で終了となるだろう。部分的再燃はあっても、それは脅威としては小さい。冬には必ずマスクをするという程度の対策でなんとかなるはずだ。相場は明らかにそれを織り込んで来ているが、まだ断定はできない。しかし、ここしばらくの世界の感染者数を見ていると回復の可能性が増したと考えている。ただ、日本は、とにかく世界的に稀なほどPCR検査が少ないため、実態が見えにくい。陽性者減に比べて、死者減が異様に遅行しているのも気になる。日本の状況についてはもうすこし継続的な観察が必要だ。
 
ということで、相場も当面は、世界的な上昇(リスクオン)をメインシナリオとして見ていきたい。資源の戻りを反映した、豪ドル、ポンドを対ドル、対円で買うという方向性を考えていきたい。ただ、動きはまだ不安定なので、短期勝負で。実質金利上昇から、ゴールドには向かい風の相場となる。週足ではまだ下向きだろう。



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今日も10年債利回りは上昇している。P&Fでは次の上昇を示唆している。ここでの上昇は、当然、円安を伴うことになるので、来週からのドル円には注目したい。今日はドルストレートでもドル安になっているようなので、円安・ドル安のクロス円上昇が期待できるのではないだろうか。今の為替相場の動因は、米国長期国債に絞られている。ここを見ておけば大丈夫、と思う。



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ドルストレートは上下が激しいが、ポンド・豪ドルは上昇の方向が強いようだ。これは、明らかに、資源の上昇と関係があるだろう。原油もそうだが、プラチナや銅など、資源系金属も値上がりしている。いずれもコロナ以後を見据えた動きだが、資源と、ポンド・豪ドルとの連動は非常にはっきりしている。この点、注目していきたい。現在の相場では、米国長期債利回りと、原油価格が重要だろう。


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