FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



長く127円をはさんで上下してきたドル円だが、すこし上向きになってきた。127.5あたりでまたロングを試してみた。どの程度の持続性があるかわからないが、株の上昇に合った動きのようなのでしばらく追随してみるつもりだ。ドルの上昇なので、ユーロドルの買いは一度利食いして、ドルストを様子見にする。相場の旬がめまぐるしく動くのでややこしいが、FXでは、特にそれが重要である。

今年は、為替がよく動くのでトレードの調子がいいが、暗号通貨だけが、なかなか上に行ってくれない。あとは、年の後半で、暗号通貨がATHするのに期待したい。


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株の下降から景気悪化の可能性が出てきて、金利の見通しが変わってきた。米国債利回りも頭うちで、その影響で相場が動いている。株はそれを好感して上昇。ゴールドは上昇。ドル円は日米金利差の縮小で円高。ユーロドルはドルの先安感から、上昇。いずれも理屈にあった動きである。

ただ、この「金利の頭うち」自体の持続性が明らかではないので、今の動きの持続性についても保証ができない。インフレ予防の金利上げか、景気悪化予防の金利上昇頭うちか、FRBの胸先三寸の話なので、なんとも予測が付かない。その時々のテーマに沿って、短期・中期でトレードする他はないだろう。

ただ、いずれにしても、暗号通貨の弱さが際立っている。多くの場合、暗号通貨の弱さは、次の段階でのリスクオフを予告していた。今の株高の持続性には疑問符がつくのである。


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さすがに8週連続の株価の下落で、今週は9週目。ちょっと緩んでいるようだ。ユーロドルが上昇しているようなので少しロングで乗ってみた。ドル円は上下に振られているようなのでまだ様子を見たい。株価の方は、まだ下げ余地は大きいと考えているが、前から書いているように、なにしろ自分でトレードしていないのであまり自信はない。株トレードをしている人には大胆な人が多いと思う。



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しばらく1.07割れでかなり深く掘っていたユーロドルだが、ようやく1.07を越えてきたので、久しぶりにロングを戻した。ユーロは下げ過ぎたのと、もうひとつは、避難通貨(おそらくユーロ圏からの米株投資の引き上げ)としての地位があり、状況が不安定な今は買われると思う。ドル円はまだよくわからないのでノーポジ。週後半の米株に注目したい。

6月からは一部インバウンド再開とのことだが、ある程度は必要だろう。都内のホテルは完全に干上がってしまう。しかし、コロナが収まったとされるが、実際は重症者は少ないがかかっている人はそれなりの割合でいる。うちの会社でもかなりの感染者が観測されている。この調子では、夜の飲み会の需要はもとには戻らない。インバウンドがどの程度貢献するのかわからないが、夜の町が消え去るのはちょっとさびしいものがある。



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月曜はなんとかバウンスした米株だが、今日はまた下げている。とにかくとんでもない下げである。為替も動いているが、実に面白い順番だ。強い方から
円 > スイス > ユーロ > ドル > 豪ドル > ポンド
というところで、従ってクロス円の下げも通貨によって大きく違う。また、円高・ドル高で、ユーロドルが下がるのが普通だが、今回はユーロドルが上げ気味なのが興味深い。サブプライム・リーマンの強烈な株下げの場面でも、ユーロドルが上がるパターンは時々あった。ユーロドルの最高値の1.57は、サブプライム崩壊中の2008年に記録されている。ただ、その後、さらなる株価崩落によって、ユーロドルも崩落し1.2まで急落した。おそらく金利の関係で、円、スイスと並んで、ユーロが避難通貨として考えられる、ある局面があるようで、今後、数年に渡り、ユーロドルは大上昇や大下降を演じる可能性があるだろう。サブプライム・リーマンの時のチャートをよく検討されたい。
 
ドル円はついに126.6円まで来たが、まだ下げたりないと感じる。過去の例から見て、最低125円、さらには120円くらいまでの下げはあってもおかしくない。まだロングを再開する時ではないと思っている。


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米国の株価のPER(収益率)をインフレ値で調整したシラーPE(R)レシオというのがある(PCブログ画面、左のリンク集に入れてある)。見て判るように景気の大循環を見るのに適している。今回、ピークをつけて下落を始めたように見えるが、この循環はかなり長期波動で、一旦落ち始めると数年オーダーで下落する。だから、今回の株価の下落がこの循環によるものとすると、2022年内が底などということはないだろう。過去の例では、最低でも2,3年、長ければ10年は下げると覚悟しておくべきではないか。いずれにせよ、米国株価のPERは基本数値なのでウォッチしておくべきものである。



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ポジをスクエアにして身軽になったので、軽くドル売り(ドル円、ユーロドル、豪ドル)としているが、いずれも短期の様子見。米国債の動向を見ながら、売り買いする予定である。ここで米国債金利が反転するのかどうかが最大の焦点であるが、まだわからない。FRBの利上げ路線がどうなるのか、いずれにしても、かなりむずかしいファンダメンタルズの動きとなる。むしろ、ドルインデクスやユーロドルのレジスタンス・サポートの方が頼りになるのかもしれない。過渡期の相場となるのでポジション軽めでゆっくりと見ていきたい。


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昨晩は米国債利回り低下(国債への資金流入)で、ダウが1000ドル下落と、ますます米国株が怪しくなってきた。前に書いたように国債への資金流入が始まるとドル円もダウン(円高)となる。この押しはさらに深くなりそうだ。残念だが、ドル円はすべてスクエア(ノーポジ)にした。ドテンショートも考えられる局面だが、いったんの戻りを待って、様子を見たい。長期的にはドル円上昇という見方は変えていないが、過去のドル円大上昇時の中間の押しでは10円規模の押しがあることは稀ではない。また、ただ押しだけならいいが、最悪の場合、131円が今回の波動のトップだったという可能性もゼロではない。ここは慎重に行きたいと思う。115円からのロングなのでここで利食いを入れてもそれなりの益は残っている。

暗号通貨の崩れは今回、米株の炭鉱のカナリアになっている気配だ。とすると、暗号通貨もいましばらく低迷は免れないだろう。

(19日23時に補足)
このエントリーを書いたのは20時前だったが、その時に127.8円くらいだったドル円が、米国指標の悪化で127円ぎりぎりまで落ちてきている。豪ドルまで上昇するドル安となっている。ドルインデクスの104円のレジスタンスが効いてしまったのかもしれない。本格的ドルの逆流となると、暗号通貨も上昇に転じる可能性がある。久しぶりにビットコインとイーサリアムを買ってみた。


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米国債の利回り低下が一段落して、ゆるやかな相場に戻った。ウクライナ情勢の緊迫度も収まっており、円安・ドル安の通常のリスクオン相場になっている。持続性は明らかではないが、ドル円もまたポジションを増加して次の上げに備えている。米国債金利上昇だと、他はすべてよくても株価だけが下がりがちだ。特にナスダック。ただ、今回の株価の下落の割りには、ドル円の下降(円高)は弱かったと思う。これなら、やはりドル円の長期的上昇はかなり確実だと思われる。



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注目の米国長期国債利回りはやや上昇したが、まだわからず。来週の様子を見たい。株価も反発したが、これで底打ちかどうかも不明。いずれも、来週の様子を見て決めたい。今回は米国債の動きによって、いろいろな相場が大きく変動した。FRBの政策のこともあるが、今の相場の主たる動因は、金利であることをはっきりと示したものだと思う。この一番大きなパラメータを押さえておくことが重要である。

ということで来週は様子見から。あまりにも強かったドル買いの流れの自立反転があるか、同じく、ドル円の円安の停滞がどこまで続くかを見てみたい。


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