FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



G20の成果はファーウェイの禁輸の米国における緩和以外にたいした材料はなかったが、今日のトランプ・金会談はかなり重要なものだろう。象徴的な意味とは言え、ひとつのリスクだった北朝鮮リスクがまた軽くなった。文字通りのリスクオンで、月曜からは円売り・株の上昇となりそうだ。108円台半ばまでの上昇はあるのではないか。ビットコインもやや下げている。

先のことはわからないが、トランプがもし再選されれば、米国の孤立主義はますます強くなり、日米安保が改定、米国のアジアからの撤退という方向があるかもしれない。とすれば、日本もいよいよ自主独立の政策をとらざるをえないかもしれない。令和は、世界の転換点になるのだろうか。

それはともかく、来週前半までは、新たなショート構築は避けて様子見としたい。


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G20が終了した。注目の米中貿易問題は先送り。ただ、すぐに関税が発動されるわけではないというところで、週明けからは若干の円安になるかもしれない。ただ、現実的にはファーウェイ問題を始め本質的なところは決まっていないので、次の焦点は米国の金利問題、そしてドル安問題になっていくのではないか。その証拠もある。ドル安に伴って上昇してきたビットコインは、G20の影響をほとんど受けず高値圏にある。ここから考えても、ドル安が止まるとは思えないのである。

G20に向けてポジションをやや縮小していたが、週明けからは様子を見て、再度、ドル円でのドル売りを中心にトレードを再開したいと思う。


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AIトレードのことを書いたが、まさにそうではないかという動き。G20前のポジション調整でドル円ショートを外した人が多いと思うが、それに便乗して円売りをぐいぐいと進める。ただ、108円を超えたあたりで急にやめの雰囲気となってパタっと止まった。とりあえずこれでG20を迎えるのであろうか。G20の動向によってはもうすこし円売りが続くことも予想されるが、トレンドは下向きだと考えている。


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今の相場の大半はAIによるトレードだと言われている。だとすれば、AIのクセがあるはずである。昔の相場と比較して、次のようなことがあるように思う。ドル円の例だが、勢いに任せて動かないということ。下でも上でも、レジ・サポを守ってそこでいったん折り返してという動きを忠実にするように思う。おそらくAIには感情がないせいだと思うが、たんたんと作業してくる。

もうひとつは、短期売買が中心だということだ。中長期の予測は現在のAIではできないことは間違いない。学習データとそれを応用する未来が違い過ぎるためだ。だから、AIで長期の投信運用などはできない。AIのトレードは極めて短期の学習データによっているはずで、トレンドに合わせてくる。今のドル円ならショートを基本。ただし、ロングを折りにふれて入れてくるというスタイル。昔の相場師なら、ガンガンと円買いするところだが、そうはいかない。

というようなことを頭に入れておくとかなり今の相場が見えてくるような気がする。つまり、今のドル円なら、単純戻り売りでOKなのだ。



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この株価の上昇はいつまでかという問題がある。私はこれは最後の上げであるという立場なので、おそらく、7月の利下げが実際に行われるまでが限界であるという説に賛成だ。だとすると、それまでは為替もややゆるやかでじわじわとしたドル安・円高が続くのかもしれない。
 
ただ、ゴールドやビットコインの急上昇を見ていると、すでに投資資金の逃避は明らかに始まっている。円買いはまだ本格的にはなっていないが、市場の狭い、ゴールドやビットコインは上昇を開始しており、これらがいわば炭鉱のカナリアとして働いているものと推測できる。もちろん、すでに起こっている米国債の上昇(利回り低下)も、逃避の一部である。

株価は、日米とも大人の事情があって、下げにくい状態が続いているが、それは気にせず、為替の動きに集中するのがよいと考える。この円高の中で、すでに、ゴールドはグラム5000円を超えて、ビットコインFXでは110万円を超えるところも出てきている。いよいよ、為替・株も含む、令和の大相場の幕が切って落とされたと見ていいのではないか?





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6月FOMCを受けて米国10年債利回りは急降下。ドル売りで、ドル円も下げ。ゴールド、ビットコインは上昇。ここまでは問題なく整合している。問題は、株価。S&P500は市場オープン時に最高値を更新した。ダウもNasdaqも勢いは強い。FRBや世界各国の中央銀行の緩和姿勢を歓迎したものだ。このあきらかにおかしな相場がどちらに動くか。非常に難しい。ただ、ドル売りの強さは、今後一年間にわたる利下げを予測してのことであるので、変わらないだろう。ここは株価の強さはひとまず無視してトレードしていくのがいいのではないか。リスクオン・オフのスキームに惑わされず、それぞれの動きを見ていきたい。

ということで、株価の下落がでてくれば、またドル高もあるだろうが、ドル安を中心に考えると、ドル円の売りが効率的だ。ユーロドルの買いは、株価の崩落が起きた時に危険である。ユーロ円、豪ドル円の売りでドル高時のヘッジをしておくのがいい。

それにしても見たことのない相場で戸惑うことも多いが、為替本体の動きはようやくまともになってきてトレードはしやすい。このところ、連戦連勝でまったく損切りはしていないが、何とか年前半分を早めに取り返して、次に繋げていきたい。


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夕方まで凪ぎの相場だったが、ドラギの演説で追加緩和に言及したことで、ユーロ売り発生。あっという間に1.12をまた割り込むこととなった。ドルの利下げといいつつ、相変わらずのドル高傾向には驚くばかりだが、これも広義のリスクオフだと考えられる。

いろいろとおかしなところが出ている世界情勢だが、中東で、日本の積み荷を載せた船が攻撃された件は非常におかしなことになっている。アメリカがイランの攻撃と言っているのに対し、欧州はもとより、日本の外務省筋でも、それに疑問があるという声が出ているようだ。この件、いつもながらの米国とイスラエルの共謀の偽旗false flag作戦なのだが、民間の陰謀論的な話でなく、きちんとした外交のやりとりでそういう話になっているのは驚くべきことだ。さすがのトランプ派の日本の政権も、外務省の正当な指摘を抑えることはできなかったと思われる。

6月のFOMCでは特に何もなく、7月に利下げが既定路線のようであるが、いよいよ、様々なほころびが出てきたのではないか。

今日は他にはFBの仮想通貨のリブラの発表があった。現時点では、さほどのものとも思われないが、ブロックチェーン式の仮想通貨への信頼感醸成という意味では、ビットコインにはよい話だと思われる。リスクオフにつれて、ゴールドとビットコインへの逃避はさらに出てくるはずだ。ゴールドシルバーレシオも90を越えようとしており、ここ数年の最高値への挑戦が見られそうだ。

自分のトレードはさらに円買い継続。今日はユーロ円で益が出たたが、このまま進めていきたい。



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米国の7月利下げが待ったなしの状況になってきたが、ドル安から一転してのドル高。これは前に書いたように予想の範囲だ。本格的に具合が悪くなってくると、ドル高、そして円高が出てくる。まだ円高はクロス円のみだが、そのうちにドル円にも波及してくると考えている。

コメントでもいただいたように、現在の相場、利下げ催促相場となっているが、利下げの後、最後の上昇(株価等)に入るという説と、すでに限界という説が並立している。なかなか難しいが、自分の信じる方向を第1のシナリオとして日々トレードしていく他はないだろう。

自分のトレードは、ユーロ円・豪ドル円の継続的売りと、ドル円の短期売りである。このところこの組み合わせで問題なくトレードできているので、それを続けたい。ようやく、利益らしい利益が出てきてありがたい。さらにドカンと円高が来て欲しいところである。



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あちこちブログを見ているが、米国利下げの気配で相場が回復しそうであることに対して、昨日の記事で、古くからの相場師たちから疑問の声が出ている。AIAの堀内氏は「為替試験がわからないので、手も足も出ないって事で、達磨の絵を描きたいって気分ってことだ。」と書き、若林氏は「パウウェルが利下げの方向を示唆したということで米国株が大幅に上昇するという馬鹿げたことが起こっている。」と書いている。たしかに、旧来の相場観からすると、この利下げ気配での株価大幅上昇はおかしい。
 
原因は二つあると思う。ひとつは相場にたいする中央銀行の関与がどの国でも強くなっていることがあげられる。人為的な操縦相場になっている。もうひとつは疑いだが、AIが関係しているのではないか。囲碁や将棋でわかるようにAIの指す手は、人間とはやや違う思考から指してくる場合がある。今の相場の短期動向のかなりの部分がAIによる判断になっているため、過去の経験を持つ相場師たちからすると判断しにくい動きになっているという可能性である。私も、どうも最近、相場の短期の動きが読みにくいと感じている。
 
ただ、上記いずれの要因も中長期には崩れる可能性がある。やはり相場を動かす基本原理というものはあり、それが最後は相場を制するという考えである。今後の相場の動きが、上か下かでそれはわかるだろう。自分の判断はもちろん「下」である。



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利下げの声が聞こえだして米国株価は急回復した。その勢いはすごい。ただ、その他、ほとんどのチャートはそうではない。10年債の急低下は言うまでもない。また、ゴールドシルバーレシオ、ゴールドプラチナレシオ、ゴールドCRBレシオなどのゴールド系のチャートは相変わらず景気の悪化を示している。ビットコインドルも底堅い。

ダウの戻りを材料に、各国中央銀行の政策で今後も好景気が続くという見方もないではないが、各チャートを見るかぎり、その確率は低いと言わざるを得ない。米国がもう一度QEに入っていって、ダウがさらに伸びるというのは夢物語に思える。

トレードは円買いに限ると思う。当面ドル安が強いので、ドル円の戻り売りを中心に、しかし、本格的に株価が崩れればドル買いも起きるので、クロス円の売りも保持しておきたい。ようやく数年ぶりにまともな為替相場になってきたので、取り組みを本格的にしていきたいと思う。


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