今井議員の不倫騒動で、
最近の報道は、
いかにも今井議員や相手の男性の悪口ばっかり言っている。
ちょっとでも灰色のところがあれば、
すべて100%、黒にしている・・という感じだ(笑)。
太平洋戦争中は、
電車が皇居のある二重橋を通るとき、
乗客が敬礼をしないと、
殴られた・・・という話を聞いたことがあるが、
それを思い出す。
そういうことは天皇も喜ばないだろう。
これは、日本の報道の悪い特徴で、
「最初に結論ありき」というスタイルだ。
こういうケースは、
誰にでもありうることであり、
また無数回、日本社会は経験している。
そして判例では、
「夫婦関係が完全に破綻しているのであれば、
離婚していなくても、別の女性との内縁関係は認める」
・・・という事例もある。
ただし、今回のケースは、
「完全な破綻」ではなく、
男性の側に、小さな子供が二人いるので、
大地一人もできうるなら、離婚せずに、やり直してほしいと思う。
それは当然だが、
冷静に考えると、
男性の妻にも、きっと責任はあるはずだ。
民間人で子供もいるので、
その女性の悪口を書けとは言わないが、
一般論で言えば、
夫婦ケンカは両成敗なので、
そういう視点は必要だと思う。
早い話が、
妻が松居一代や泰葉のような女性なら(笑)、
離婚やむなし・・・となるだろう。
それにしても、最近の「性の報道」はおかしい。
狩野英孝にしろ、
相手の女性は「私は22歳」と言って信じて付き合っていた。
しかも相手の女性も母親も
狩野英孝と付き合っていることを、
とても自慢していたわけだ。
だから、狩野英孝が、バッシングされてもいいが、
あれほどバッシングされるのは、とてもおかしい。
・・・というわけで、
今井議員を弁護するつもりはないが、
「最初に結論ありき」の報道は、どうもイヤなんだ。
「100%黒報道」はやめてくれ。
今回のケースは別として、
一般論で言えば、
夫婦関係が破綻しているのに、
いっさい浮気を禁止されたら、
男も女も、大変苦しいだろう。
そんな人生、つまらないと思う。
でも不倫はいけません。