たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「空とぶ魔法のフシギダネ」事前調査

2021年10月30日 | 光が丘公園

 10月23日(土)は光が丘公園へ。11月6日(土)の親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」の事前調査です。


 ドラマの撮影とかに使われることもあるイチョウ並木も、色づき始めていました。


 足元に注意しながら歩かないと、ギンナンだらけですけれどもねぇ…。園内のあちこちで拾い集めている人たちの姿も多かったです。


トチノキ

 作品のベースに使いやすい大きな黄葉のトチノキやユリノキは、毎年「葉っぱでアート」の頃には落ちきってしまっていて使えません…。


 集合場所に予定しているゆりのき広場です。


ユリノキ


 バラバラになった翼果はまだ落ちていませんでしたが、集合果はあるので大丈夫かな。


 集合果ごと落ちていたものですね。

アレチヌスビトハギ

チカラシバ


イノコズチ

ケチヂミザサ

 他にミズヒキやヤブタバコもあるので、まずは動物付着散布の種のお話からかも!?


 オンブバッタもまだ元気です。当日はハラビロカマキリも見つかるといいですね。

アメリカスズカケノキ


 ということになっている木です!? でも残念ながら、今年は集合果が見当たらず…。配布用のサンプルを持参しないと。



 アオギリは例年通り、舟形の心皮がレース状になったものを探してもらって、野川公園産のサンプルを飛ばしてみてもらう予定です。


 イロハモミジの翼果は探せば見つかる程度。

トウカエデ

 今年は豊作かと思っていたら、多少は落ちている翼果を探してもらうしかないようです…。


 アカシデの果穂も上過ぎて…。


 アキニレも同じく。光が丘公園では下枝はすべて伐りはらわれてしまいますからねぇ…。木の実や種、当然花も見やすい位置で観察しようとすると、一日がかりでも無理かもなぁ…。


 ケヤキは今年は大豊作!


 大木が多いので、堅果と小さな葉っぱ付きの小枝は園内のどこにでも落ちている感じです。かたっぱしから飛ばしてみてもらって、回り方の多様性を楽しんでもらいましょうか!?

モッコク

 これは、鳥が食べて種を運ぶ動物被食散布。


 スダジイのどんぐりは試食してみてもらいますかね!? どんぐりは重力散布&貯食型散布の堅果です。


 松ぼっくりはきれいなものが落ちていなかったので、配布用のサンプル持参の予定。種入りは残っていないかもしれないけれども。


 締めはやっぱりヒマラヤスギでいきたいのですが、今年は球果が少ない感じです…。


 昨年は100均のプラケースに閉じ込めた丸ごと1個ずつお土産にしてもらえたけれども、今年からまたシダーローズだけですね!?
 まあ、種を飛ばしたりして遊びながら1時間で歩くとなると、今年も時間配分が難しいところですが、後半の模型作りもありますからね。これから折紙切りやセット組作業が待っております…。

ヤツデ

 帰りはちょっと遠回りしながら。


 ヒメハラナガツチバチになるかな。

シュウカイドウ

シモバシラ

ホトトギス



 ナラ枯れ病の被害甚大な一画にて…。


 今年は緊急事態宣言発出中で中止しましたが、毎年夏の「夜のクワガタさがし」や「カブトムシの森探検」で利用している場所でも、昨年までポイントになっていた木がことごとく伐られてしまって、来年からは「夜の森探検隊」に名称変更かな!?

チカラシバ

イイギリ

ススキ

ツワブキ

タイワンホトトギス

 このあと「オギのトトロやフクロウ作り」の事前調査で彩湖道満グリーンパークへ。「オギのトトロやフクロウ作り」は本日無事終了したので、これから来週の「空とぶ魔法のフシギダネ」の準備にとりかかります。その前に、明日は投票に行ってこないとね!

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