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a lice の趣味(酒味?)のブログ

へぎそば(一真)

2016年12月07日 04時52分02秒 | そば等(定食等)
本物のへぎそばを食べたい・・・先日、食べた「がんぎ」の蕎麦が偽物と言う訳ではありませんが・・・
やっぱり専門店で食べてみたいと九段下にある「一真」と言う「へぎ蕎麦屋」に行ってきました・・・

そして注文したのは、当然、へぎそば・・・and お稲荷付のセット・・・
出てきた蕎麦は、「へぎ」と言われる木のお盆に一口サイズ(ちょっと一口では無理ですが)に盛られている・・・

  

  

  

取りあえず、出汁を付けずに食べてみると・・・つなぎが海藻のためのど越しが良い・・・
ツルツルしている・・・メタボオヤジの頭ではありません・・・
そして食感も通常の蕎麦と異なりコリコリとした感じ・・・海藻に含まれるミネラルも体にいいようだ・・・

  

更に今度は、塩をかけて食べてみるが・・・うぅ~・・・あまり変わらない・・・

そもそも、どうして布海苔を蕎麦のつなぎに使ったんだろう・・・
と、店の「へぎそば」の解説にもあったが・・・そもそも魚沼等は不毛の地・・・そのため小麦も育たない・・・
そこで産業は、織物を作っていたが・・・この織物を作る際に糸に強度を持たせるために使われたのが布海苔・・・
※昭和初期までは、洗濯物の糊として活用されたようです・・・

結局、身近なもので健康に良いということで蕎麦の「つなぎ」に使われたのだろう・・・
今では、それが名物となったようだ・・・

  

更に蕎麦を食べていると・・・店のご主人が、からしを付けて食べてください・・・とのこと・・・
どうも、不毛の地では、ワサビが採れないため薬味は、「からし」が一般的だったようだ・・・
そのため新潟方面では、薬味に「からし」のみ、「ワサビ」のみ、「両方」と店によって区々となっているようだ・・・
なお、この「一真」では、薬味は、両方ありましたが・・・

  

また、「がんぎ」で頂いた温かい「布海苔そば」と「一真」の冷たい「へぎ蕎麦」と・・・食感が全然、違いました・・・
やっぱり、「つなぎ」の海藻が湯通しされることにより食感が変わるのかもしれない・・・
なお、酩酊して布海苔蕎麦の味の記憶があまりない「がんぎ」に再度、食べに行きたい・・・
いや、飲みに行きたい・・・(^0^)
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