富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「島村渡船フェスタ」で世界遺産広報活動

2017年05月22日 21時10分04秒 | 世界遺産伝道師協会

「島村渡船フェスタ」で広報活動

真夏日となった5月21日(日)、伊勢崎市境島村の利根川河川敷にある渡船乗り場で行われた「第22回島村渡船フェスタ」のメイン会場(利根川左岸)で広報活動を行いました。この島村渡船フェスタは、利根川流域住民の交流を目的に毎年行われているもので、当協会も10年前から参加しています。

活動場所は、郷土芸能広場と乗船場の中間に位置し、「ぐんま島村蚕種の会」の隣りのテントを中心に活動をしました。テント前にパネルを8枚展示して世界遺産の4資産についての解説を行ったほか、メインパンフとこども用パンフは3箇所の会場入口で配付しましたが、皆さん快く受け取って下さいました。

河川敷の広大な会場には参加52団体の色とりどりの約50張りのテントが立ち並び、各種の模擬店や体験コーナー、展示コーナー等が入って各テントとも大賑わいでした。イベントの中で特に好評だったのは、対岸への渡船やじゃぶじゃぶ池での魚(マス)のつかみ取り、自衛隊の利根川遊覧、カヌーの体験乗船や料理の無料試食コーナーなどで多くの家族連れで賑わっていました。

  

朝から快晴となったこの日は昼頃には真夏のような猛暑(伊勢崎市33度)となり、炎天下の活動のためその暑さ対策に苦労しました。熱中症にかからないように小まめに水分補給することに心がけ、交代でテント内での休憩を取りながらの活動となりました。

来場者は、殆どが伊勢崎市民であったため、世界遺産の4資産については知っていましたが、未だ、地元にある田島弥平旧宅へ行ったことが無いという人が結構いるのには驚きでした。

こうしたことを踏まえてか、今回のフェスタでは世界遺産の田島弥平旧宅のある利根川右岸の島村地区では、新たなイベントも行われました。例年行われている「島村めぐり」や「田島弥平旧宅」案内のほか、新たに「弥平旧宅における上段の間の公開」、「島村教会礼拝堂の公開」、「くわまると写真を撮ろう!」「スタンプラリー」なども行われ、例年よりも賑わっていたようです。

しかし、利根川左岸のメイン会場では猛暑のためか、親子連れなどの来場者やパネル解説に立ち寄る人も昨年より若干少なかったように感じました。

午後2時のフェスタ終了の合図を待って撤収作業を開始し、本日の活動を終了しましたが、幸い猛暑による体調不良者も出ず無事に活動を終了することが出来ました。

本日の活動参加者は、I上(雄)、U澤、I十嵐、I井(規)、J保、S澤、A井(春)、M田(睦)の8名でした。皆さん、大変お疲れ様でした。(M田 睦 記)

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