桑野筍と鳴門若布の炊いたん
下処理した筍は、少し蒸すかレンジでチンして、ちょっと水分をぬいてやります
水分をぬくと、出汁の浸透がいい
筍にかぶるくらいの出汁を加えて火にかけます
沸騰したら火を弱めて灰汁をひき、味醂と酒を加える
90℃くらいの温度で5分煮たら、塩と淡口醤油で味を加減する
味加減は、お吸物より気持ち醤油っぽくて、ほのかに甘いくらい
市販の水煮の筍は、味が抜けてしまっているので
少し味醂を多めにします
10分炊いたら火を止め
ペーパータオルなどで包んだ鰹節と少し昆布を加えて、蓋をして冷ます
ゆっくりと冷める間に、味が筍に浸透します
蓋をする前に、煮汁をちょっと取っておいて、わかめを炊きます
わかめは、灰干し若布か前年ものの塩蔵わかめを使います
新物は、硬い
硬いと筍との一体感が生まれないので
長時間炊くことになります
色も悪くなる
食べる前にわかめと筍を合わせて温める
行き当たりばったりのいい加減な私とは大違い!!
比べるべくもありませんが(笑)
ワカメも新ものならいいというわけではないんですか~
それぞれお料理によって向き不向きがあるということ。
この器、素敵ですねー
カッコいい!!
こつというものには、科学的根拠がある
また、段取りよく仕事するのは、算数です
器は、唐津です↓
http://raizanbo.com/