甲浦漁港@高知県安芸郡東洋町甲浦 12月28日 7:32AM
昨日の夜の寒さからして、今朝はどれほど冷えこむのかとびびっていたが
やや雲が多めで、想像ほどの寒さにはなっていません
今日は予約があります
元旦は、毎年予約を取っていませんが、2日は予約があります
元旦は、お客さまが帰られてから、掃除洗濯をして
村の氏神さまへお参りに行きます
時間があったら、最御崎寺へ行こうと思っています
牡蠣と岩豆腐の炊いたん
豆腐は適当な大きさに切ってから、レンジでチンして水分をぬいておきます
水分をぬいておくと、味の染みが早い
鍋に出汁と出汁の一割の酒を入れて沸かします
牡蠣をさっと茹でて、取り出します
その出汁を淡口醤油と味醂で味を加減して、豆腐を煮る
沸騰したら灰汁をひき、微かに沸騰するくらいの火力で10分くらい煮る
火を止めて生姜を搾り、蓋をして冷ます
いくら煮ても味は浸透しません
煮崩れるだけです
味は冷める時に浸透する
ゆっくり冷ますほど、味は浸透します
食べる前に温めて、牡蠣を戻す
器に盛って洗い葱をを盛り、七味唐辛子をふる
甲浦漁港@高知県安芸郡東洋町甲浦 12月28日 7:45AM
正月前なので、3隻の遠洋マグロ船が帰ってきていた
近ごろは、高知県籍のマグロ船であっても
冷凍倉庫や物流基地の関係で、静岡の焼津を母港にする船のほうが多い
若者でマグロ船に乗るものは少なく
船長と漁労長以外は、インドネシア人ばかりになってしまった
今日は、朝の6時くらいから4時半くらいまで、お節と年末の予約の仕込み
30分の休憩と、仕入れに行った時間以外は、ずっと仕込みをしていた
疲れましたが、いつもよりもちょっとだけ多めにお酒を呑んだ
数の子と干し椎茸と昆布を水に浸けて、明日に備えて寝ます
狭腰酢造り炙り
サゴシは、鰆の幼魚です
サゴシ(サゴチ)→ナギ(ヤナギ)→サワラと出世する
サゴシはおろして、身の方に塩をあてます
鰆は柔らかく水っぽい魚なので
両面に塩をしたり、鯖のようなべた塩をすると、塩が浸透しすぎて
鰆独特の食感が無くなってしまいます
塩が浸透したら、〆酢に10分くらい浸ける
金串を打って皮目を直火で焼いて、刺身にします
もしくは、ガスバーナーで焼く
〆酢は、柚子果汁(米酢でいい)に2割の水を加えて
柚子+水の10%の砂糖と5%の淡口醤油を加えます
鰆は、魚偏に春と書きますが、旬は冬です
春は産卵期なので、岸辺に寄ってきて、漁獲量が増える
今くらいの時期から、2月くらいまでが美味しい
高知県安芸郡東洋町甲浦 12月28日 7:46AM
私の少年時代までは、もう一回り大きいバスが、軒先をかすめるように走っていました
ここはまだ道路が広い方で
私のいる旧漁協のカーブを曲がると、さらに道が狭くなる
よく見ると
電柱が堤防に沿って、斜めに立てられています
白鯖河豚の肝の蒸したん
シロサバフグは、毒のない河豚です
卵巣や肝も食べられます
肝は、水+酒(1:1)に1時間くらいさらしておきます
塩をして3時間くらいおく
ラップやさらしなどで成形して巻簾で巻き、、蒸し器で蒸します
冷めてから切り分けて器に盛り
ポン酢を注ぎ、洗い葱を天盛りにして、一味唐辛子をふる
水床湾@徳島県海部郡海陽町宍喰浦字水床 7:16AM
県外ナンバーの車が2台停まっていて、写真を撮っていました
おそらく島の間から出るだるま朝日狙いで来ていたと思うのですが
今朝は、水平線上に雲がありました