柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

大トロ

2015年11月30日 12時25分55秒 | グルメ

目鉢鮪大トロのネギマ

大トロはさらしかペーパータオルで包んで、ラップをして冷蔵庫で一晩おきます

新しいさらしかペーパータオルに交換して

真空パックに入れて、冷蔵庫で4日熟成させる

鍋出汁は

出汁:酒:淡口醤油:味醂9:1:1:0.5

生姜を少し搾ってあります

鍋後に少し出汁を薄めて、半田素麺を入れるので淡口醤油を使っていますが

濃口で問題ありません

 


太刀魚

2015年11月29日 19時10分11秒 | グルメ

太刀魚の焼いたん

酒:醤油:味醂:白味噌:海苔の佃煮=10:10:8:2:2を合わせ、好み量の粉山椒を加える

太刀魚は鰭のつけ根に表裏から包丁を入れ、鰭を取り除いておく

内臓を処理して、血合い膜に包丁を入れ、お腹の中を丁寧に洗い、塩をあてておく

塩が浸透したら水分を拭き取り、背骨にに届くくらい深く細かく包丁を入れ、焼きやすい長さに切っておく

フライパンにやや多めに油を入れて、弱火で長葱の葉と生姜の微塵切りを炒める

薄力粉で打ち粉をした太刀魚を中火弱で焼く

火が入ったら、余分な油をペーパータオルで取り除き

焼きだれを加えて火を強め、濃度がつくまで焼きだれを詰める

太刀魚は、鱧やウツボほどではないですが、小骨が多く

骨切りしておかないと、小骨が口にあたります

また、皮の破けるのも解消されて、焼き上がりも美しい


続・阿波尾鶏

2015年11月28日 13時21分12秒 | グルメ

阿波尾鶏唐揚げ

鶏腿肉+手羽先500g おろし生姜 醤油大匙1 カレー粉小匙2 柚子胡椒小匙1 卵1ヶ 胡麻油少々 片栗粉適宜

腿肉と手羽先は洗い

腿肉は丁寧にトリミングして、一口大に切ります

手羽先は先っぽを落とし、反対側の関節の間に包丁を入れておく(開いて食べやすい)

片栗粉と胡麻油以外を合わせ、鶏腿肉と手羽先を粘りが出るまで揉みこみ、20分おく

長時間おくと、醤油と柚子胡椒の塩分で水分が出て、ジューシーさがなくなります

汁気が多い時は汁を捨て、胡麻油を加え、片栗粉を加えてよく揉みこむ

油が入っていると、パリッと揚がる

中温で揚げます

泡が小さくなってきて、少し浮かび上がりはじめたら

油から上げて、3~5分余熱で火を通す

完全に浮かびあがったら、火が通ってしまっています

油の温度を上げて、高温で泡が小さくなって、浮かび上がってくるまで揚げる

蛋白質の凝固温度は、68℃くらいです

中心温度が75℃を越えると、ほぼ肉汁が失わる

90℃を越えると、脱水してぱさぱさになります

揚げ続けるよりも余熱を利用したほうが、ジューシーに揚がります


寒い夜だから・・

2015年11月28日 05時06分16秒 | 日記

昨日の朝は、霙が降りました

朝の6時過ぎから仕込みを始めて

9時前から仕入れに行って

帰ってきてから、また仕込み

順調に仕込みが終わったので

4時前には風呂に入り

5時ごろから晩酌を始めた

燗酒はまわるのが速く

そろそろ切り上げようかと思ったころに

注文してあった肩口が届いた

風の森の純米大吟醸を注ぎ

また、呑み直し

冷蔵庫から残り物をあさる

日本酒のいいところは、いろんな温度で飲めるところと

酒器に多様性があるということ

他の酒には、こんなにいろんな酒器はない


阿波尾鶏

2015年11月27日 18時11分21秒 | グルメ

阿波尾鶏朴葉味噌焼き

鶏腿肉は、フライパンで油をしかずに皮目をパリッと焼いてから切ります

赤玉味噌を出汁か煮切り酒でのばし

漬物(好みのものでいい)と柚子の皮を粗微塵に切って加える

水に浸けておいた朴葉に味噌の敷き、阿波尾鶏を並べる

朴葉を陶板などにのせて、火にかける

好みで七味唐辛子をふる


雨あがる

2015年11月27日 05時14分50秒 | 日記

昨日で柚子の収穫を終えました

43升の果汁を搾ることができました

コンテナにして、約21箱ちょっとの柚子を収穫したことになる

和三郎で使ったり売ったりする分を冷蔵庫で保管して

残りは母が、親戚などに発送します

柚子酢は、クロネコや郵便局に専用の箱があって

普通の荷物よりも安く発送(専用の箱でなくとも同じ 専用の箱だと割れると弁償してくれる)できます

霧で裏山がほとんど見えない


大根

2015年11月26日 20時10分39秒 | グルメ

大根と浅蜊の鍋物

梅安最合傘で、梅安と彦さんが食べている鍋を

和三郎風にアレンジしてみました

出汁:酒:淡口醤油:味醂=11:1:1:1を静かに沸かして

味醂と酒のアルコールを煮切る

大根をさっと煮て、浅蜊の剥き身と高菜漬けを加える

沸騰したら火を止めて灰汁をひき

七味唐辛子をふり、ふり柚子をする

大根は、煮物のように煮てしまうと美味しくありません

ほんの少し歯応えが残っているほうが美味い

鍋後は、半田素麺や稲庭うどんなどが美味しい

深い鍋だと、あさりが沈んでしまい、見栄えがよくありません

うどんすきの鍋や陶板のような浅い鍋がいい

 


五里霧中

2015年11月26日 05時33分58秒 | 海部川

海部川@徳島県海部郡海陽町神野字三筒 11月24日 7:25AM

山里の雨あがりは、霧が発生して、山水画のような風景になります

また、これからの季節は、冷えこむと放射霧が発生して

晴れているのか曇っているのかも分からないような朝になる

さあ

今日は、最後の柚子の収穫を頑張ります

時間が余ったら、大根と蕪を間引いてやらないと