透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

市民の自由なアクセスが可能か

2006-09-12 | A あれこれ

 


○ 応募作品の展示の様子(060910)

長野県の塩尻市で一般公募型のプロポーザルが実施されている。既に募集は締め切られていて、全応募作品191点が一般公開された(09/12まで)。

中心市街地の活性化を意図した「市民交流センター」の計画。審査員の代表は山本理顕さん。この頃の建築は「自閉」しているものが多いように思う。外部との関係を断ち切った、自己完結型の建築だ。あの表参道ヒルズもこの例にもれない。応募案にもそのような提案が見られたが、今回は外に向ってどれだけ開くことができるかがポイント、私はそう思う。「市民の自由なアクセスが可能なプログラム」の提案かどうか、そういう視点で全作品を見た。

なるほどと思わせる提案も何点かあった。1次審査が明日(9/13)に実施される。ここで5、6点くらいまでに絞り込まれるのではないか。山本さんの建築について私は多くを知らない。どんな作品が残るのか大変興味深い。
1次審査を通過した作品を見れば山本さんの建築観を知ることができるだろう。

2次審査は一般公開されるという。是非見学したいと思う。

○ 2次審査:10月7日(土


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