815 坂城町上平 村上小学校 撮影日170520
■ 上田市から千曲川の左岸側を通る県道77号を北上していて、この火の見櫓が遠くから見えたとき、屋根がピラミッドの形で勾配が急なことに気がついた。
屋根の各面は鋼板1枚でつくられていることが圧倒的に多いが、この屋根はそうではなく、横葺きであることに気がついた。珍しいな、と思って近づいてみると・・・。
屋根に重ねて別の屋根をかけていることに気がついた。建設当初の屋根はやはり鋼板1枚でつくられていて、後年横葺きの屋根で覆っている。
上の写真で見る限り錆ている様子でもないから、最初からの屋根を保護するために覆ったというわけでもなさそうだ。
では他に考えられるのは・・・。初めからあった屋根は軒の出が無く、見張台と比べてかなり小さい。で、これではまずいということで、ひと回り大きな屋根を上に載せたのではないか、ということだが、この様子からそうではない。
191229 修正