■ ざっくりと言えばカテゴリーを問わず、興味の対象は美しいものと珍しいものだろう。多々ある同類のものの中で、やはり美しいものには心惹かれる。それからいままで見たこともないもの、個性的なものにもやはり惹かれる、というか興味を覚える。火の見櫓然り。
433 塩尻市堀の内
■ これは塩尻市堀の内の火の見櫓。狭い生活道路の先にこの火の見櫓が見えた時、美しいプロポーションだと思った。なだらかなカーブを描いて末広がる理想的な形。櫓と屋根、見張り台のバランスもよい。
次、屋根と見張り台。やはり形が整っていて美しい。屋根の先端の避雷針に付けられた飾りも洗練されている。見張り台の手すりの飾りも程良い。
脚部の形もなかなか整っていて美しい。前稿に挙げた火の見櫓と比べればその違いは歴然(比較するのはどうかと思うが・・・)。