あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

一の谷やかた

2014-10-10 22:27:31 | お出かけ
 先日の高知行きの際、「一の谷やかた」のパンフレットを見つけました。ここは景色がいいので紅葉や雪を見に何回か行ったことがあるのですが、営業してるのかどうかもわからないひっそりとした建物でした。でも、パンフレットによるとちゃんとお料理を出していて、その中の「湯豆腐コース」がとてもおいしそうだったので、さっそく行ってみることにしました。ちょうどぶじおくんのお母さんがはるばる来てくれましたので(孫の運動会のため)おもてなしをかねて女三人ミニドライブです。

 

 ちょっと紅葉には早いのが残念。

 趣のある入り口には、松ぼっくりやらどんぐりやらが飾ってありました。秋らしい演出ですね。



 建物の中に入ると・・・

 わお! 全席いろりだ。



 そして、外の景色が見えるように広い廊下で囲まれています。



 駐車場へ続く赤い橋。いつもはあの橋からこちらを眺めていたものだけど・・・



 うらにはニジマスの泳ぐ池がありました。



 奥に山のほうから流れ落ちてくる小さな滝があります。自然をそのままお庭にしたのがすてき。

 さて、お料理です。

 そうめん瓜のおひたし、竹筒胡麻豆腐ーおいしい。さじできれいにすくい取ってしまいました。そして鴨のくんせいーこちらはぶじこ行き



 あまご(あめのうお)の塩焼きー写真を撮るのを忘れました。
 
 田楽2種。里芋とこんにゃくでした。



 これまたお味噌がいいぐあい。自分で作る田楽とはずいぶんちがうなあ。

 つづいてメインの湯豆腐



 いろりの火にかけて熱々をいただきました。毎日吉野川の源流の水で手作りしているそうです。豆腐にほのかな甘み。とてもおいしかったのですが、
 量が・・・・
 一人前1丁はあったと思います。ふだんのご飯の時でもまるまる1丁は食べないのにねえ。だけど平らげましたよ。

 あとはてんぷらと五穀米のごはん、漬け物。そして、湯豆腐の付け汁に豆腐のゆで汁を足してお吸い物代わりにします。なんだかそば湯みたいですねぇ。

 またまた写真を撮るのを忘れるところでした。アケビの天ぷらを半分かじっちゃった。手前の。



 アケビはちょっと苦みと渋みがあって、野性味たっぷり。長いのは四角豆、ひだりのはおおばこ(食べられるの知らなかった)奥の白っぽいのはショウガ、右の緑の葉は、蕗の葉です。珍しいものばかり。楽しい天ぷらでした。

 もうおなかぱんぱんだけど、あとちょっとデザートがほしかったな。なんだか食べ終わるのがなごりおしかったです。

 平日の雨模様の日、お客さんなんているんだろうかと思っていましたが、どうしてどうして、次々とお客が入ってきました。にもかかわらず騒々しくないのは、やかたのひっそりとしたたたずまいと、景色のせいかもしれません。

 以前は冬場は営業してなかったそうで、わたしたちが、つぶれたレストランと間違えたのはそのせいだったのです。失礼しました。
 紅葉の頃に是非もう一度来なくては、と思いました。

  
コメント (4)
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