あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

お正月支度ー丸い餅

2007-12-30 08:39:46 | くらし

 たのんでいた正月用の餅ができあがりました。


 


 子どもたちが小さい頃は、自宅でもちつき機でついていたのですが、ここ10年近くは、知り合いのお菓子屋さんに餅米を持って行ってついてもらっています。 機械で同じ重さにちぎられた餅はどれも同じ大きさで、きれいに丸められています。丸めるのは人の手のようで、工房は出来上がった餅や作りかけの餅でたいへんな有様でした。


 こちらは神棚用。 私の生家でも、ほかのうちでも床の間に鏡餅を飾ると思うのですが、うちでは神棚に12重ねの餅を供えます。 12の月の神様にひとつずつということでしょうか。 義母もわけはわからずこの家の習慣に従ってきたということでした。



 子どもの頃、わたしは餅を丸めるのが上手でした。それを見て母方の祖母が、「女の子は餅を丸めるのが上手な方がええ。」とほめてくれました。なぜ「女の子」なのか、なぜ「餅を丸めるのが上手」なのか十分理解できなかったのですが、「ものごとを丸く収めるのが上手なように」、との教えだったように思います。


 このあたりでは、もちは、「しゃぎもち」とか「おしもち」とか言って、ちぎった餅をざっと丸めたらぎゅっと平たく押します。形はあまり気にしないようなのです。そのほうが雑煮にしたら煮えやすいからというのですが、子どもの頃からふっくら丸く丸めてきたわたしには、いびつな餅が並んでいるのは気に入りませんでした。 お菓子屋さんのもちはさすがにきれいな円形で、しかも均等に平らにしてあります。きれいに並んでいます。


 さて、もちはくっつかない程度にさめて、まだ柔らかさが残っています。このくらいの柔らかさで雑煮1回分ずつポリ袋に詰めていきます。 若い頃、夫は一度に10個ぐらい餅を食べていました。 今は体重管理のためせいぜい、3,4個です。 このポリ袋の餅を冷凍します。(うちには冷蔵庫と別に冷凍庫があるのですよ。) 冷凍した餅は、前の晩から室温で解凍すると、朝には解凍できて今の柔らかさそのままなのです。 


 

コメント
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