徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

成長

2021-03-07 16:31:14 | Weblog

 先日、話の出た我が家の「雛人形」がどうなっているか、散歩の途中、廃屋を覗いた。凍てついていた部屋の空気も大分緩んできた。雨戸を開けカーテンを引くと、以前の生活が戻るようだ。書棚には私の本が埃を被っている。一冊一冊にはそれぞれの思いがあるが、今は興味を失ってしまった。

 押し入れから収納箱を出し、開けてみる。どうやらネズミにかじられた風もなく我が家の「雛人形」は無事のようだ。家内がしっかり収納したのだろう。お姫様を手に取ると、思っていたよりも大きい。八段並んでバランスが取れるのだろう。

 家内に話をすると、いつまでも放っておく訳にもいかないね、という。引き取ってくれるところもないなあ、と私。供養をして処分する、と聞いたことがある、と家内が加える。そこで、インターネットで処分方法を調べてみた。お寺か神社で供養してもらい、焚き上げるのが一般的とある。

 考えてみれば、娘2人が成長した感謝の気持ちを込める訳だから、ゴミとして出す訳にはいかない。供養してくれる神社かお寺が近くにあれば良いが、余り聞いたことも無い。感謝の気持ちを忘れないように、少し考えてみよう。

 2人の娘の年を数える春待つ日。

 ミャンマー編 ヤンゴン  シュエダゴン・パゴタ 浄水をかけて願掛け 今はミャンマーに平穏を。平成26年2月13日撮影

 


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