情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

日本を「代表」する公共放送と「ジャーナリスト宣言」をした新聞社の現状~沖縄タイムスが人事異動を批判

2006-07-24 17:38:51 | メディア(知るための手段のあり方)
NHKETV番組改編事件(女性戦犯法廷番組改編事件)に関連して,NHKが告発した長井氏らを,朝日新聞が特ダネを書いた本田記者をそれぞれとばしたことについて,沖縄タイムスが問題点を指摘する目取真俊さんの論考(こちら←クリック)を掲載している。

目取真俊さんの

「ポスト小泉の最有力と言われる安倍晋三議員は、陰でほくそ笑んでいることだろう。政治家に弓を引けばどうなるか、という見せしめができた。これで報道の現場にいる記者や番組制作者を萎縮させ、慰安婦問題を新たなタブーにすることができると考えているかもしれない。だが、次期総理とも目される政治家に報道機関が膝を屈する様は、何ともおぞましく恐ろしいことではないか。」

「報道機関が政治圧力におびえて、問題を避ければ避けるほど、政治家とその取り巻き運動組織は増長していくだろう。 」

という指摘を,NHK,朝日新聞内部の記者達は,どのように受け止めるのだろうか…。




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3 コメント

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Unknown (デカルト)
2006-07-26 08:02:20
報道機関が政治圧力に屈するなんて! 耐えられないことである。

ましてや、膝を屈する相手が、こともあろうに安倍晋三と聞くと、なおさら許せない。



なぜメデイアは、安倍のようなヘナチョコを恐れるのか?



「アホでマヌケなヒネた裸の王子様」の、一体、どこが、そんなに恐いのか。



しかし、よく考えると、安倍は余りに幼稚すぎて、確かに恐い。



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報道機関はもう… (もーちゃん)
2006-07-26 13:50:25
報道機関が政府与党の宣伝機関へと落ちぶれたからには、我々ブロガーが出来得る限りの手を尽くして情報を発信するしかありません。

強いて弊害を挙げるとすれば、“情報格差”が生まれることでしょうか。
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確かにそういう気になってしまいます… (ヤメ蚊)
2006-07-27 01:27:27
ただし,頑張っているメディア,あるいは記者もいるので,いい記事がでたら,ブログに取り上げたり,電話したりして激励しましょう!
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