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寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第2542話) 脈拍知って

2017年12月13日 | 知識

 “長時間労働による過労死が社会問題となっている。私は外科医として忙しく働いていた四十八歳のとき自身の脈の異常に気付き、過労死を免れた経験がある。以来自らの働き方を見直してこの四半世紀、健康診断に携わってきているが、自分の脈拍数や不整脈の有無を知らない人が多い。手首の親指側の動脈に触れて脈を数える方法を知らない人も増えているようだ。
 正常な脈拍数は「一分間に規則的に60」とされている。健診では一分間に50~99を基準値としているが、健康でも100以上ある「頻脈」の人は少なくなく、スポーツをよくする人は「徐脈」といって30台の場合もよくみられる。
 脈拍は自律神経の活動に連動している。運動やストレスで交感神経が緊張すると脈拍数は増え、気持ちが落ち着くと今度は副交感神経が緊張して減る煩向にあり、ストレスや心の状態を映しているとも言える。自分で脈に触れれば心の状態を知ることにもつながるのでお勧めしたい。”(11月23日付け中日新聞)

 名古屋市の医師・小島さん(男・74)の投稿文です。投稿者は医師である。その医師が、長時間労働で脈拍以上に気づき、死を免れたという。医師は見ていても肉体的にも精神的にも辛い職業と感じる。高額を手に入れても使う時間がなかろうと、余分な心配をする。
 ボクは高血圧と診断されてから、時折自宅で血圧を測る。血圧を測ると脈拍も同時に測ってくれる。小島さんは「正常な脈拍数は一分間に規則的に60」とされていると言われる。ボクは平常時はまさにその60前後である。高い時には何かあるかと、自問する。ボクは小島さんが言われることを実行していることになる。これについてはまずは良しである。
 高齢になると、いくら健康を誇っていてもいろいろ異常が生じるし、弱っている。特に筋肉である。人は体中筋肉で覆われている。意識して鍛えても一部である。健康番組を見ていると気が遠くなる。すべてを意識することは出来ることではない。これが歳を取ると言うことであろう。脈拍も血圧も意識しやすい部類であるので、注意を払いたい。


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