みどり市議会議員 宮崎 武

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おいしいと感じる水とは。

2014年08月30日 | Weblog

我が家の水道の蛇口はこんな感じです。東日本大震災後に普及している上げて出すタイプです。

今回一般質問をする中に「水源地としてのアピールを」といった内容があります。

やはり、水源地である以上おいしくて体にいい水の提供は不可欠だと感じています。

現在みどり市の水は、渡良瀬川塩原、川口川給水地の2か所から市民に提供しています。

一部上流域の地域は、簡易水道です。

今後、下流都市と水道企業団を組む構想ですので、そういった意味も含めてアピールを行う事も重要ではないかといった質問をいたします。

そこで、おいしい水の基準とはなにか。について調べてみました。

一般的に水がおいしいと感じるのは、おいしくする成分(ミネラル、炭酸ガスなど)が適度に含まれているからです。この含有成分に加え、最も大切な要因が水温です。
おいしい水の要件として、1985年4月に厚生省(現 厚生労働省)の諮問機関「おいしい水研究会」がまとめた「おいしい水の要件」があるとのことで初耳でした。


◆「おいしい水道水」の要件としては以下のような内容のようです。

  1.【水温】 20℃以下

  おいしい水の判断基準として、水温は重要な要素の一つです。水温10~15℃位が、最もおいしく飲める温度と言われています。

 2.【残留塩素】 0.4mg/リットル以下

  水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味を損ないます。

 3.【硬度】 10~100mg/リットル

  ミネラルの中で量的に多い、カルシウムとマグネシウムの含有量の合計を示します。硬度の低い水はくせがなく、高いと好き嫌いがでます。マグネシウムの多い水は苦味が増します。


4.【蒸発残留物】 30~200mg/リットル

  ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄などの含有量を示します。量が多いと渋味が増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味になります。


5.【遊離炭酸】 3~30mg/リットル

  水に溶け込んでいる二酸化炭素のこと。地下水などに多く含まれ、さわやかな味を与えます。あまり多くなると刺激が強くなり、清涼感が失われます。


6.【渋味】 3mg/リットル以下

  有機物の量を示し、多いと渋味がつきます。多量に含むと、浄水過程の塩素使用量に影響を及ぼし、水の味を損ないます。


7.【におい】 3以下

  腐敗性臭気、カビ臭、金属臭などのにおいの度合いを示します。


一般的に、これに適合した水道水であれば、ほとんどの人がおいしく感じるということです。ので、今回の質問の中でみどり市民の飲料水がおいしいのか、そうでないのかも確認してまいりたいと思っています。

ただ、同じ水であっても飲む人の好みや体調、気象条件によっても感じ方が変わり、容器や周囲の雰囲気などによっても微妙に左右されますが・・・という事は絶対条件でしょうか。