ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

久しぶりの大会ゲネ!ねほだれ大会前日

2018-02-25 08:53:53 | 菜の花座

 ゲネプロは毎年、何度となくやってるが、複数の団体が集う大会ゲネって、ほんと、久しぶり!高校演劇の大会以来だ。なんか、わくわくしちまうぜ。それも1団体10分という短時間でやるべきことをきっちり済ませる、うーん、ちょっと緊張だがな。

 特に高校演劇と違うのは、ゲネのシステムがしっかり完成してないことと、担当者が不慣れな点だ。唯一例外は舞台スタッフチーフのIさん、彼は地区高校演劇を何度も経験してるから十分に分かってる、はずなのだが、なんせ、回りが寄り集まり、出演者は老人クラブとか多くて、なかなか彼の指示の通りには進まず、苦戦の模様ありありだ。

 メイク道具なんかの置き場の確認にも担当を探し回り、計時開始と終了の確認も誰にしていいのかわからない。設置してもらったバウンタリーマイクの位置も不満だし、そうそう、座布団の手配もして、と、菜の花座のゲネが始まる前に、あっちこっち飛び回って確認やら訂正作業を済ませた。ここいらは、舞台慣れして図々しい菜の花座の独壇場だな。

 事前のチェックがうまく行ったお陰で、ゲネ持ち時間10分は十分に使い切った。緞帳を降ろし、棺桶と位牌、鐘を置く小机を設置し、それぞれに場ミリをする。座布団を所定の位置に置いて、役者板付きで演技スタート。時計を見ればすでに4分経過、すべて演じるのは無理と判断して、途中中抜き、ラストから挨拶までを済ませて、装置一切合切片付けて、ゲネ終了40秒前!さすがだね。

 途中、照明で前明かりが準備されていないことに気付けたのも良かった。もちろん、Iさんを通して直し。中割幕でバックを仕切りたかったところだったが、すでに照明を仕込んでしまっているとのことで、潔く諦めた。ゲネ終了後、搬入搬出係の人達、手がかからずに助かったと笑顔をもらしていた。あっ、そんな係、いたんだぁ!って気付いたんだけど。

 さっ、ゲネも順調に済んだ。事前の通しでも7分台で終了できた。後は、しっかり笑いを取ってもらうことだな。でも、お年寄りって、笑いのツボが違うからなぁ、油断は禁物だぞ。

コメント
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