ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ねほだれ大会、出るぞぉぉぉぉ!

2018-01-11 08:17:10 | 菜の花座

 ねほだれ?なんじゃそれ。この地の言葉で、大法螺吹きとかバカ話のこと。このアホさ加減を競い合うのがねほだれ大会だ。高畠の名物イベントの一つ、始まってからずいぶん経つ。一時は大人気で、入場券も手に入らず、ダフ屋が出る、までには至らなかったが、抽選で、なんてことはあったらしい。

 出ることにしたんだよ、これに、菜の花座。下のポスターは昨年のもの、今年は?まだないのか。開催日は2月25日(日)。

 ねほだれ大会てえと、ほっぺ真っ赤に塗ったり、鼻パッドつけたり、ピエロ的な奇抜さで笑いとるのが主流って感じで、ちょっと、真っ当なコントとは道が違うか、なんて、どこかよそよそしく遠巻きにしてきた。観客もほぼお年寄り、表面的な滑稽さにたわいなく乗っちまうんで、そこもちょいひっかかったりして。

 でも、今回、考えを改めた。見てくれるのが誰だろうと、笑ってもらえりゃそれでいい。ちょっぴりひねりの利いた菜の花座コント、どこまで通用するか、他流試合、たのもう!と、行こうか。

 出し物は、『物忘れ婆さん』。ほれ、棺桶もののあれだよ。ユーチューブにもアップしてあるからまだ見てない人はぜひ見ておくれ。https://www.youtube.com/watch?v=V8j6ecOkNrQ&t=118s 大爆笑の声もしっかり収まってるから。

 考えてみっと、これ、まさしくねほだれじゃないか。間違って、生きてる人間を棺桶入れちまうとか、当の死んだ婆さんがお悔やみ言うとか、って、とんでもな大法螺、駄法螺に違いない。若いやつが婆さん演じる、てのも、ねほだれ大会趣向だ。生き死、笑いのめしたもん、年寄りにぶつけていいのか?なんて、そりゃ年寄りを知らぬ戯言さ。すぐと身近に馴染んでる死ってやつ、軽く笑い飛ばしてやりたいもんなのさ。

 問題は、8分って時間制限されてることだ。オーバーすると、審査対象外!おっ、なんか、高校演劇並みじゃねえか。ユーチューブに上げてるもの見ると、13分もかかってる。5分もカットするってことだぞ、こりゃかなりの難手術だ、ずたずたに切り刻まにゃならん。

 が、まぁ、やるしかないだろう。入賞すればなんかもらえるってことだし、出る以上は、笑いばかりかご褒美だっていただこうじゃないか。

 今年の菜の花座、ワークショップで始まり、続いてはコントで殴り込み、さあさあ、なかなか過激になってきたぜ、この先どう転がっていくんだろうね、乞う、ご期待!

 

 

コメント
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