田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

2024-03-21 23:23:54 | 新作映画を見てみた

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(2024.3.18.ソニーピクチャーズ試写室)

 真夏のニューヨーク。大勢の人々が海水浴を満喫する中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量に現れ、街は一瞬にして氷に覆われる。

 ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストたちから守ってきたスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる「デス・チル」のパワーを持つ史上最強のゴーストであることを突き止め、戦いを挑むが…。

 1980年代に一大ブームを巻き起こした「ゴーストバスターズ」シリーズの第3作として製作された『ゴーストバスターズ アフターライフ』(21)の続編。

 『モンスター・ハウス』(06)のギル・キーナンがメガホンを取り、前作で監督をしたジェイソン・ライトマンがキーナンとともに脚本を手がけた。そんなこの映画は、前2部作を監督したジェイソンの父でもあるアイバン・ライトマンに捧げられている。

 さて、前作のオクラホマの田舎から、舞台をオリジナルのニューヨークに戻したが、初めのカーチェイス以外は、ほぼ消防署の跡地(ゴーストバスターの基地)で事が済んでしまうので、広がりに欠ける。

 前作からのポール・ラッド、マッケンナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーンのスペングラー一家とオリジナルメンバーのビル・マーレー、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、アニー・ポッツという新旧のバスターズが一丸となってのゴースト退治が見どころになるのだが、“史上最強のゴースト”の存在感が薄く、盛り上がりに欠ける。というように、ちょっと残念な出来だった。

 オリジナルで憎まれ役の役人を演じたウィリアム・アサ―トンが市長に出世していたのには笑ったが、どうせならリック・モラニスにも出てほしかった。


『ゴーストバスターズ』シリーズ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/36a29bb6b28ecdaef9aefedaa45296a8


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【インタビュー】『ペナルティループ』荒木伸二監督、若葉竜也

2024-03-21 09:54:15 | インタビュー

 朝6時、いつものように目覚めた岩森淳は、恋人の砂原唯(山下リオ)を殺した溝口登(伊勢谷友介)を殺害する。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、なぜか溝口も生きている。そして今日もまた、岩森は復讐を繰り返していく。

 荒木伸二監督が、自身のオリジナル脚本で撮り上げたタイムループサスペンス『ペナルティループ』が、3月22日から全国公開される。荒木監督と、岩森を演じた若葉竜也に話を聞いた。

「生への回帰というのがこの映画の目指したところです」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1427159


『ペナルティループ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/671183ad5f1cf953645269a7781269bc

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SCREEN(スクリーン) 2024年5月号「豪華すぎるにもほどがある! 1986年 日本を騒がせた洋画たち」

2024-03-21 09:00:11 | SCREEN スクリーン

 『SCREEN(スクリーン)』2024年5月号に、ドラマ「不適切にもほどがある!」の評判にあやかった「豪華すぎるにもほどがある! 1986年 日本を騒がせた洋画たち」掲載。表紙は『オッペンハイマー』

 

 

 

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「BSシネマ」『ロビンとマリアン』

2024-03-21 06:17:01 | ブラウン管の映画館

『ロビンとマリアン』(76)

カムバックはしたが… 
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f64acdf38588e036985f3da44701ca89

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