田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『極主夫道 ザ・シネマ』

2022-05-18 16:45:33 | 新作映画を見てみた

『極主夫道 ザ・シネマ』(2022.4.17.オンライン試写)

 最強の主夫力であらゆる家事をこなし、ご近所トラブルを解決してきた元極道の龍(玉木宏)が、今回は、保育園を狙う極悪地上げ屋と対峙することになる。おおのこうすけによる同名コミックを、ドラマに続いて映画化。

 龍の妻・美久(川口春奈)、元舎弟の雅(志尊淳)、元組長夫妻(竹中直人、稲森いずみ)、元武闘派やくざで現在はクレープ屋の虎二郎(滝藤賢一)らのレギュラー陣に、イタリアかぶれの極悪地上げ屋(吉田鋼太郎)、虎二郎の妹で元レディースの総長(松本まりか)、ドスの効いた保育士(安達祐実)など癖が強過ぎる面々が絡む。

 くだらないこと極まりないが、アイデアとしては面白い。ただ、映画版で気合が入り過ぎたのか、大げさで不要と思われる描写やギャグの不発が目立ったところが残念だった。

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井上勝像(東京駅)

2022-05-18 12:10:16 | 雄二旅日記

 東京駅前に立つ巨大な銅像は、明治初年に初代鉄道頭となり、鉄道の父と呼ばれた井上勝のもの。

 戦前に東京駅の駅舎とともに建てられた初代は、1914年、本山白雲(高村光雲の弟子)が原型を作り、台座は駅舎を設計した辰野金吾作だったらしいが、現在ある二代目の銅像の作者は朝倉文夫。

 井上の墓は、品川駅を過ぎ、ちょうど東海道新幹線、東海道本線、山手線などが分岐する辺りの、北品川・東海寺大山墓地にある。生前、井上本人がこの地を墓所に選んだのは、死後も鉄道を見守っていたいという意向からだという。

 幕末、横浜港から英国へ密出国した長州の5人の若者を描いた『長州ファイブ』(06)では、野村弥吉(後の井上勝)を山下徹大が演じた。

朝倉彫塑館
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7a6fb5d853f82937300b43f37b5330a6

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「BSシネマ」『私は告白する』

2022-05-18 07:04:05 | ブラウン管の映画館

『私は告白する』(53)

宗教に縛られてのサスペンスというのがヒッチコックらしくない
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d87a21b3ecb3bbad07cd27c8788f4f1b

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