『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ40002

2012年09月30日 | ガソリン・石油車
台風到来しないうちにと、今日午前中に食材の買い出しをしましたが予報は少し外れて午後も薄曇りでした。17:00前になって急に雨風が強くなり、今は強風が吹いてます。

今回はタキ40002です。


(タキ40002 2007年9月2日 稲沢駅にて)

手前の空コキと架線柱が邪魔して、足廻りが切れてしまったダメ画像で恐縮です。

当時は名古屋に単身赴任していて、日曜は早朝から稲沢を覗くのが慣習になってました。
この日も、米原経由北陸方面へ向かう3561レ(継走3563レ)と、安治川口へ向かう8865レを見送りましたが、稲沢構内に高月運用のタキ40000が5両留置されていたので撮影したものです。
当時の記録によれば、留置されていた5両は、

  ←米原方面 タキ40002・40123・40064・40001・40014 名古屋方面→

でしたが、どうやらコキの積車と被って、タキ40001は撮り逃しています。(タキ60064も他で撮影する機会無く撮り逃し)
普段、日曜日に高月運用のタキは見ることは無く、月曜の運用が多かったように思いますが、何らかの事情で1日早着させたのかも知れません。

タキ40002は、仕訳線近くでは無く、かなり駅や機関区に近い場所に留置されていて、線路の西側に建つマンションの非常階段に上がって望遠で何とか捉えてます。

この車は、社名だけが白くて、車番・積荷・常備駅・形式…等の標記は茶色く変色しているか擦れてしまってます。この辺を模型でどう表現するかが長年の課題です。まさか茶色い文字したインレタを作るわけにもゆかず…、頭の痛いところです。


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タキ40000

2012年09月30日 | ガソリン・石油車
18号に抜かされた台風17号が上陸しようとしています。東京は今朝はまだ晴れてますが、午後からは大雨のようです。大雨・強風対策をしっかりとね。

さて、前回の記事で、タキ38000かタキ40000をご紹介するとお話ししましたが、タキ40000にしました。
早速ですがトップナンバーのタキ40000からどうぞ。


(タキ40000 2005年5月15日 四日市駅にて)

トップナンバーなので撮影したものです。当時はタキ9900も極少数ながら残ってましたし、タキ35000は四日市ではとてもポピュラーな車でした。なので、タキ40000は他にも居ましたがトップナンバーしか撮ってません。両隣はいずれもタキ35000が映ってます。

タキ40000は、成田空港へのジェット燃料輸送用に作られたそうですが、パイプライン完成後はガソリン専用に変わり全国に散らばってゆきました。

タキ43000のようなタンク体ですが、台枠付きで安定感のある姿で長細く見えます。こうやって見ると踏み板は大分長いですね。

当分はタキ40000を続けます。


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タキ10119の2分割画像

2012年09月26日 | タンク車のパーツ
あっという間に今年も残り3ヶ月です。来月末には鉄道模型ショウがあって、紅葉を愛でる間もなく12月になって、あれよあれよのうちに年越しですな。
そう言えば、8月にくろま屋さんへ行った際に店主に聞いたのですが、今年の鉄道模型ショウには出店されないそうで、毎回多種多様なインレタを発表されて楽しみだったのですが残念です。個人・メーカーからのオーダーインレタが多々入っていて、さばき切れない状態で、一方で本業の市販用も作らないといけなくて、とても出店どころでは無いとのこと。

タキ10100のアップ画像は、タキ10119の真横から撮った2分割画像です。


(タキ10119 2位側左半分 2008年3月8日 笠寺駅にて)

踏み板の手摺は、他のタンク車に比べるとやや高めに作ってあるように見えます。
社紋板は耳無しの丸板で、6箇所でボルト止めされてます。

右半分、車番・積荷標記側の画像もどうぞ。


(タキ10119 2位側右半分 撮影日・場所は同じ)

すみません、右半分は架線柱に串刺しになってまして…。

タキ10119の積荷標記も、「二」と「炭」は手書きっぽく、「化」が少し大きいです。どの車も同じってことは、私有貨車の標記の世界ではこれがスタンダードなのかも知れませんね。


これでタキ10100のご紹介は終わりです。

次回からは何にしようか決めかねてますが、そろそろ石油・ガソリン系の車のご紹介をしておかないと、後ろへ行くほどに単調な紹介ばかりになってしまいそうです。35系は後のお楽しみに取って置くとして、タキ38000かタキ40000あたりをご紹介しようかと思ってます。
何が出てくるかはお楽しみに!


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タキ10119の上部から撮った画像

2012年09月22日 | タンク車のパーツ
昨夜から、急に風が冷たくなり、今朝は涼しい日になってます。あれだけワンワン鳴いてたセミも全く聞けなくなりました。秋が一歩づつ近づいてます。

今回はタキ10119を上部から捉えた画像です。


(タキ10119 2008年3月8日 笠寺駅にて)

笠寺駅で、新日鐵名古屋製鉄所へ向かうホキ車の最後尾にぶらさがって、美濃赤坂から下ってきました。この後、一旦名臨東港へ引き込まれ、東港で解結した後、笠寺経由で稲沢まで運ばれます。稲沢からは翌朝の8865レで梅小路まで行き、更に1883レで安治川口へ継走されます。

1日目:美濃赤坂09:12→5780レ→笠寺10:47/11:15→7レ→東港11:24~解結~東港→(?)→笠寺→(1551・1553・1555レのどれか?)→稲沢~解結(夜間留置)
2日目:稲沢09:04→8865レ→梅小路11:55~解結~梅小路14:02→1883レ→安治川口16:27

残念ながら、東港→笠寺→稲沢が、どの列車で運ばれてたか記録が無いのですが、2008年貨物時刻表から解読すると上記3本のどれかに継走されていたと思われます。

だいぶ前置きが長くなりましたが、ガイシホールから笠寺駅の改札口へ繋がる跨線橋のうえから、金網の間にレンズを突っ込んで撮影したものです。
ドームをはさんで左右2箇所に、キセを止めるバンドがあります。ドームにもキセが巻かれており、安全弁の右横に継目が見えてます。
手前の液出管の頂上部にバルブを収納(?)した箱が見えますが、箱の手前のキセ頂上部には小さな手摺のようなコの字型したものが取り付けられてます。これはいったい??箱を開けた時にキセに当たらないようにするためのものか?

次回は、タキ10119を真横から分割して撮った画像をお送りします。


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タキ10114と10118の標記

2012年09月19日 | タンク車のパーツ
毎週欠かさず見てきた水10ドラマ「トッカン」が最終回を迎えました。これから消費税が上がる時期に税務署を舞台にしたドラマは、なかなかためにもなって楽しめました。井上真央をはじめ俳優陣の細かい仕草も面白くて、録画しては2度3度見ていました。

さて、今回はタキ10100のアップ画像をご覧頂きましょう。
まずは、番号・積荷標記の比べっこです。


(タキ10114の車番・積荷標記 2007年8月5日 稲沢駅にて)


(タキ10118の車番・積荷標記 2007年5月27日 稲沢駅にて)

タキ10114の標記位置が正で、タキ10118は標記位置ズレを起こしていてアンバランスです。「タキ」と「10118」が左寄りです。ま、判別出来れば問題無いので、敢えて書き換え等はしなかったのでしょうね。

タキ10114は「コタキ」になってます。
タキ10114は、標記位置ズレは無いものの、積荷標記の文字サイズに大小あり、上下位置が微妙にズレています。「二」と「炭」は明らかに後で手書きしていて字体が違います。「化」は字体こそ正規体ですが、後で書かれたようで「硫」と比べるとちょっと文字が大き目です。

タキ10118も、タキ10114ほどひどく無いですが、「二」「炭」は手書きされ「化」も文字サイズがデカイです。

どちらも、車票には赤丸が押してあり返空車です。美濃赤坂から安治川口への返空です。


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タキ10120

2012年09月15日 | 二硫化炭素車
9月も中旬ですが、今夜も蒸し暑いです。寝苦しい夜になりそうで、寝るのがイヤになりますねぇ。

さて、タキ10100もあっという間に今回でおしまいです、タキ10120です。
こんな暑い夜なので、少しでも涼しげな画像をと思い、急遽積雪あった日の画像にしましょう。


(タキ10120 2008年2月3日 稲沢駅にて)

この日の東海地方は、薄っすら積雪し、タンク体にも少し積もっています。
ところが、キセには等間隔で帯状に積雪していない箇所があります。これって、キセの内側に補強か何かがあって、温度の伝わり方に差が生じたからなのでしょうか?

この日、安治川口行きに編成されたのは、タキ5450・タキ10100・タキ18600で、黄色・黒色・白色と色見本編成でした。

次回は、タキ10100のアップ画像をご覧頂きます。


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タキ10119

2012年09月12日 | 二硫化炭素車
ちょっと過ぎてしまいましたが、2010年9月6日に当ブログを立ち上げて2年が経ちました。2年間で356件アップしたので、ほぼ2日に一度のペースです。ネタは未だあるので、これからもどうぞご贔屓下さいませ。

さて、今回も連番のタキ10119です。


(タキ10119 2007年12月16日 名古屋臨海鉄道東港駅にて)

東港で撮影したこの日は、冬の澄み渡る空で、柔らかい日差しが差し込んでいて、いい画像が撮れたと自己満足してます。しかも東港は、架線が無いので、邪魔な影も映ってません。

この車は、前のロットのタキ1011710118とほぼ同じ作りですが、台車はTR225からTR213に変わってます。
踏み板は、タキ10117~10118から保安対策で強化型になっていて、タキ10119も強化型です。

後ろに写っているのは、トヨタの部品輸送専用列車で、名古屋から盛岡までトヨタの自動車部品だけで1本の専用列車を仕立ててます。始めてこれを見た時は、専貨との格差をまざまざと見せつけられた感じがしました。

ついでに、美濃赤坂からの石灰石ホキの最後尾にぶらさがって笠寺まで来たタキ10119の画像もご覧頂きましょう。


(タキ10119 2008年3月8日 笠寺駅にて)

上の画像から3ヶ月ほど経過してますが、キセの塗装の一部がはがれ錆びが浮いてます。
そういえば、これまでご紹介したタキ10100にも共通してますが、側ブレーキ車でもないのに、手ブレーキの無い側には昇降ステップがありませんね。

残念ながら、タキ10100は次の1車で終わりです。


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タキ10118

2012年09月09日 | 二硫化炭素車
今朝は快晴ですね!清々しい朝です。

今回は連番のタキ10118です。


(タキ10118 2007年5月27日 稲沢駅にて)

全検明けから間もないのでしょう、車体はビカビカで黒光りしてます。キセに錆びも無く、液垂れのようなスジも侵食もありません。
この車はタキ10117と同じロットだそうで、TR225を履いています。
タンク体固定は帯金ではなく押さえ金で、タンク受台には吊上げ用のフックが付いています。
車番標記ですが、「タキ」の位置が「10118」のセンターになく、やや右側に寄ってます。タキ10117はキチンとセンターに書かれてます。

この撮影から8か月後にも撮影してましたので、こちらの画像もどうぞ。


(タキ10118 2008年1月20日 稲沢駅にて)

稲沢構内で編成変えを終え、牽引機を待っている状態です。(左側が下り大阪方面です)この日は、同じ安治川口行きのタキ5450が繋がれてます。

タキ10100は残り2車のご紹介です。


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タキ10117

2012年09月07日 | 二硫化炭素車
9月ですが、今晩は風も無く蒸し暑くて寝苦しい一夜になりそうです。

今回はタキ10117です。


(タキ10117 2007年4月15日 稲沢駅にて)

停車位置が悪く、角度の良くない場所から目一杯望遠して何とか撮影してます。手ブレで何枚もボツにして、何とか撮れた一枚です。それでも、左端は車止めが映り込んでしまってます。

前回のタキ10116とほぼ同じ作りですが、製造年が違い、台車はTR225を履いています。
この車の車番標記には「コ」はつかず、ただの「タキ」ですね。

右側に連結されて灰色のタンク体を見せているのは、液化酸化エチレン車のようですね。専貨の最末期でしたが、こうして何車かは見ることが出来たので、当時日曜日に5:00頃に起床して稲沢まで駆けつけるのはなんの苦にもなりませんでした。

次回もタキ10100です。


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タキ10116

2012年09月04日 | 二硫化炭素車
我が家では、嫁や子供らとドラマGTOを毎週欠かさず見てますが、いよいよ来週最終回だそうな。前のGTOとはキャスティングはもちろん話しもだいぶ違いますが、熱血感は相変わらずで、理屈無しに楽しめます。

さて、今回はタキ10116です。


(タキ10116 2007年11月4日 稲沢駅にて)

架線の影が掛かってて、やや見辛いところもありますが、ほぼ全体的に朝日が順光で足元までクッキリと映ってます。
キセは継目のあるタイプで、キセ止めのバンドはドームを挟んで2箇所にあります。
キセはタンク体だけでなく、ドームにまで及んでいるようです。一見、ドラム缶タイプのドームに見えます。

S字管による上出し方式で液出しするようですが、エアや窒素を送って液出しするのでは無く、注水による液出しで、どちらのS字管も液体だからでしょうか、管の太さは同じなようです。注水する管には、青いテープが巻かれており、積荷は赤いテープが巻かれており、誤操作防止を色で識別しているようです。

タキ10116は、前の所有者は四国化成工業で坂出港常備だったそうで、日本硫炭工業へ移籍して安治川口常備となったようです。常備駅文字数が3文字から4文字に増えているので、安治川口が少々窮屈に書かれてます。吉岡心平御大のHPにタキ10116が解説されており、四国化成工業時代の画像がありますので、こちらもご参考下さい。

この車は逆サイドの画像もあるので、こちらもどうぞ。


(タキ10116 撮影日・撮影場所は同じ)

次回もタキ10100が続きます。


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