『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ17780

2023年11月26日 | カセイソーダ液車
今日から嫁が出張で札幌へ出掛けました。
極寒ではないものの、東京より10℃近くも寒くて防寒が大変そうでした。

今回はタキ17780です。


(タキ17780 2004年11月13日 速星駅にて)

前回のタキ17779の連番で、形態も基本同じです。
S字管が撤去された姿です。
踏み板を挟んで左右1ヶ所ずつにキセを止める帯板があります。
キセは上下2分割になっているようで、分割する部位には横方向に帯板が当ててあります。
その帯板に、積荷種別標記の補足標記としてやや小さい文字で(内部ゴムライニング)と書かれています。
積荷が鉄を侵食するため、タンク体の内面にゴム系のコーティングが施されています。

もうしばらく日産化学車が続きます。
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タキ17779

2023年11月22日 | カセイソーダ液車
明日11月23日は結婚記念日です。
嫁は鉄道趣味に一定の理解があって、本やら模型やら銘板やら収集物が沢山あってもお小言も無く趣味を続けられてホントありがたいことです。

今回はタキ17779です。


(タキ17779 2004年11月13日 速星駅にて)

S字管は撤去されていて、カセイソーダ液の搬送には使用されていなかったようです。
画像からは見辛いですが、S字管があった場所の踏み板は凹み処理されています。
画像はありませんが、確かリン酸か何か臨時積荷種別のサボが刺さっていたと記憶しています。

この車は、速星の専貨終焉を待たずに廃車となったようで、最晩年には見掛けなくなりました。

次回もS字管の無い日産化学車です。
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タキ17773

2023年11月19日 | カセイソーダ液車
今年も残すところ40日ほどになりました。
年賀状の準備やら年末年始の帰省の宿の予約やらで、何かと忙しい日々です。

今回はタキ17773です。


(タキ17773 2009年4月30日 酒田港にて(敷地外から撮影))

前回のタキ17772と同じ形態のようです。
東ソーの車は、液出管の配管径が太目です。
踏み板の幅はそんなに広くは無いですが、6脚で支持されています。
この車も、車番や積荷、常備駅標記はポップ調の字体に書き換えられていています。

撮影した前の年(2008年)の3月には酒田港の運用も終焉を迎え、東北東ソーの構内には職場を失った車が留置されていました。
ゴルフ練習場側の敷地外からも、留置車を多く見ることが出来ました。

暫くタキ7750のご紹介が続きます。次回からは日産化学車が何車か続きます。
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タキ17772

2023年11月11日 | カセイソーダ液車
寒くなって、我が家では久しぶりにおでんを仕込みました。
普段は徒歩圏内の蒲鉾店でおでん種を購入していたのですが、蒲鉾店がビル建て替えのため1年ほど休業するので、わざわざ車で2駅先の商店街の蒲鉾店へ買い出しに行った次第。
その甲斐あって、美味しいおでんを食することが出来ました。

今回はタキ17772です。


(タキ17772 2007年5月3日 酒田港駅にて)

前回ご紹介のタキ17763と10番ほどしか違いませんが、この車は側梁があるタイプです。
ブレーキは側ブレーキ式です。
東亜合成車と違い、東ソー車のS字管はちゃんとS字処理がされています。
ただ、車番・常備駅・形式標記はポップ調に書き換えられていて、少々違和感があります。

社紋章側からの画像もどうぞ。


(タキ17772 撮影日撮影場所同じ)

踏み板は6脚で支持されています。
上下のキセの継ぎ目は、アングルの無いのっぺらとしたスタイルです。

少し離れた公園の高台から望遠で撮った画像もあるので、こちらもどうぞ。


(タキ17772 撮影日撮影場所同じ)

ドームレスの形状がよく分かります。
ドームレスと言っても、マンホールを支持するため若干ドーム状のかさ上げ処理がされていますね。
安全弁は、踏み板の外側に位置しています。

撮影時は専貨の最晩年の頃ですが、辛うじて現役で運用されていて車票が刺さっています。
名古屋港線が2024年春に廃止となる記事が先日ネットに出ていて、専貨があった頃の名残も無くなりつつあります。

タキ7750のご紹介が続きます。
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タキ17763

2023年11月07日 | カセイソーダ液車
11月だというのに、昼間は結構暑かったです。
この時期は体調管理が難しいですねぇ。風邪などひかないようにしましょう。

前回のタキ17762と同じロットの車です。タキ17763です。


(タキ17763 2004年12月4日 名臨東港駅にて)

かなり連結面寄りに撮った画像です。
この角度から見ると、キセは上下二分割構造になっていて、上部はかまぼこ型の処理となっています。
かまぼこ型の末端部は、帯状のパッチ当てがしてありますが、形式標記の下辺りはパッチ当てがありませんね。
手摺りがハシゴまで伸びているのが分かる角度です。

この車も東港や昭和町でよく見掛けましたが、キセの塗装が悪くて晩年は塗装が剥離して鉄板の素地が見えていました。


(タキ17763 2005年4月9日 昭和町にて)

危険種別標記とその上部は広く塗装が剥離して、むき出しになった鉄板が錆びています。
社名板の上部は、塗装をし直したように見えます。

解体直前の姿も捉えていますので、こちらもどうぞ。


(タキ17763 2007年3月10日 名臨東港駅にて)

剥離した塗装を塗り直した後に形式標記を書いたようですが、専門の工員が書いたものでは無さそうです。
剥離していない箇所からも赤錆があちこちに見られ、標記類も色垂れして非常にみすぼらしい姿をしています。
解体線の先頭に居たので、撮影後の数日以内に解体されたものと思われます。

次回のタキ7750は、側梁のあるタイプの車です。
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タキ17762

2023年11月03日 | カセイソーダ液車
トラムウェイから16番プラ完成品でタキ7750がリリースされますが、今日ご紹介するのはそのモデルとなったタキ17762です。


(タキ17762 2007年4月8日 名臨東港駅にて)

側梁が無く、側ブレーキ式です。
手摺りがハシゴまで伸びているのが特徴です。マンホールは中央にあります。
積荷標記は「カセイカリ液」です。
社紋と社名はキセに直書きされています。
キセの塗装はいたるところでハゲていてみすぼらしい姿です。

この車も東港駅で良く見掛けたので、何度も撮影しています。
2位側の画像もどうぞ。


(タキ17762 2008年9月21日 名臨東港駅にて)

1枚目の画像と比べると、S字管のフランジが白く塗られていますね。


(タキ17762 2008年11月3日 名臨東港駅にて)

次回はタキ17762と同じロットの車です。
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