『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ112347

2012年06月30日 | セメント車
梅雨のはずですが、このところ雨は全然降りません。せっかくの土日なので雨にならないのはありがたいですが、余りに降らないと節電だけでなく節水までしなくてはならないですかねぇ?

武州原谷の留置車が続きます、今回はタキ112347です。


(タキ112347 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

エアスライドのエア管は、左右集合させない形状になってます。吉岡心平御大のHPで他のタキ1900を観察すると、この車も恐らく元々は集合させて1箇所からエア送りしていたようですが、荷役設備との関係でしょうか?改造されているようです。

次回は本巣に居たCT車です。


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タキ112343

2012年06月29日 | セメント車
第一四半期決算が終わりました。年に4回も決算するのは結構大変です。今週一週間は何だかぐったりでした。

武州原谷の留置車が続きます。今回はタキ112343です。


(タキ112343 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

望遠で撮影した画像なうえ、解像度を落としているので少々見辛いですが、常備駅は糸魚川のままですね。

社紋は消していないのに、社名は「明星」だけが意図的に消してあるようです。

明星セメントのHPを見たところ、元々は昭和電工・信越化学・日本カーバイトの3社共同出資により設立されたようです。この3社はいずれも私有貨車を多数所有した会社で、特に日本カーバイトの社紋はなかなか好ましいデザインです。
で、途中、日本セメントの100%出資子会社となり、親会社の日セメが秩父小野田セメントと合併して太平洋セメントが発足し、今では太平洋セメント100%出資子会社だそうです。こんな歴史があるから、糸魚川での役目を終えた車歴の若い明星セメント車が、秩父へ移動してきたのでしょうね。

次回も武州原谷留置車をご覧頂きます。


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タキ112341

2012年06月26日 | セメント車
7月初旬に仕事で北海道へ出張することが決まりましたが、本輪西からの石油輸送は完全に終了したのでしょうか?JX日鉱室蘭には、運用終了した車輛がまだ解体されずに留置されているのでしょうか?タキ11000はまだ見れますかねぇ?気になるので、出張に1日延長して見に行こうと計画しています。

さて、今回は日本セメントのタキ112341です。


(タキ112341 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

架線柱が串刺しになったダメダメ画像で恐縮です。
明星セメント車と日本セメント車となんだか交互に登場してますが、たまたま偶然です。

この画像を見て、アレッ?と思ったのですが、手前側の踏み板・渡り板の手摺の形状と、向こう側の手摺の形状が違いますね。片面だけ左右延長踏み板になっていて、もう片面は普通サイズとなっていて全周踏み板じゃ無いようです。
向こう側の手摺は、渡り板から途切れること無く踏み板の方まで続いています。手前側の手摺は、渡り板と踏み板とで分離独立してます。これまでご紹介したタキ1123**ももう一度よぉ~く見直してみると、やはり手摺形状は向こう側と手前側とで形状が違ってますね。全周踏み板とご紹介したのは間違いだったことになります、申し訳無いです。
これからご紹介予定の車もどうなっているのか予め調べておかないといけませんね。

ところで、日本セメントの社紋板は、扇状になっていて、他車には無い形状をしていますね。デンカの軍配マークもそうですが、○や□や△と違い、この独特の形状は模型でも見せ場になるのですが、インレタや特殊形状のプレートを作るのに手間が掛かってしまいます。

次回も武州原谷留置車をご覧頂きます。


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タキ112338

2012年06月24日 | セメント車
この金曜土曜と、法事のため関西へ帰省してましたが、法事へ向かう際に大阪環状線に久々に乗りました。森ノ宮区では車窓からクモヤ145が見えましたが、だいぶ退色して部分的にタッチアップしてあり、何とも哀れな姿をしてました。最近は出番が少なくて、余りお手入れしてもらっていないのでしょうか?
それと、以前お話しした梅小路の青ワムの留置は依然健在でした。

タキ1123**を続けます。またまた明星セメント車です。


(タキ112338 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

前々回ご紹介したタキ112333も明星セメント車でしたが、タキ112333とは踏み板の処理の仕方が違い、全周に踏み板がありません。
この車もやはり、社紋板は退色し、社名板は社名が消されており、かすかに「明星」の文字だけが見えます。

タキ1900の大抵の車は、タンク体上下継目のすぐ下のところに常備駅標記が書かれてますが、この車は一行分程度下目に書かれてます。型式標記は継目のすぐ下に書かれてますが…。
この車の後ろ側にも明星セメント車らしき車が居ますが、こちらは更にタンク体が退色して、もはや黒色とは言えない灰色と化してます。

次回も武州原谷の留置車をお送りします。


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タキ112336

2012年06月22日 | セメント車
このところ蒸し蒸しする日が続いてます。節電対策もあり、会社の事務所の空調は28℃設定ですが、時間や日によって外気の方が28℃以下だとうまく空調せず、ただ風だけが廻っているようなこともあり除湿されずにじとっとして集中力も欠けがちです。

タキ1123**を続けます、今回はタキ112336です。


(タキ112336 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

今回は日本セメント車です。
日本セメント車も鏡板に渡り板が取り付けられてますが、前回の明星セメント車(タキ112333)と違い、踏み板長さはハッチ3個分しか無く全周にまでは及んでません。この車も、やはり踏み板に勾配は付いてませんね。

ハッチ上部には、締め付け用のT字型したハンドルが見えてますが、ハッチの真ん中にあるように見えます。ハッチの真ん中部分で蓋を押し付けているようなタイプなのでしょうか?

次回も武州原谷駅で見掛けた車のご紹介です。


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タキ112333

2012年06月19日 | セメント車
台風4号が愛知県東部に再上陸し、東日本を縦断中です。東京では突風が吹き、電線が唸ってます。今夜は一晩中こんな調子なのでしょう。皆さんは無事に家に帰れてますか?

タキ1123**を続けます。今回はタキ112333です。


(タキ112333 2008年1月13日 武州原谷駅にて)

秩父鉄道のセメント運用が終焉を迎え、武州原谷駅に大量に留置されていたセメント車を目当てに、山間部に積雪あった1月に車で出掛けました。日本セメント・明星セメントのタキ1900がおり、秩父セメントはホキ5700やタキ12200が留置され、解体の日を待っていました。

タキ112333は社紋板からして明星セメント車ですが、社紋板はかなり退色していて、鮮やかな赤や黄色ではなくうらぶれた感じがします。社名板はなぜか黒く塗り潰されてます。退色して擦れてしまったようには見えませんでした。

背後の車と重なっていて少々見辛いですが、この車は鏡板に渡り板が取り付けられており、隣りの車へ移れるよう便宜が図られてます。更に、踏板は渡り板まで延長され、タンク上部での行き来がし易い構造になってます。全周に踏板がある状態ですので、何とも物々しい感じがします。デンカ車と違って、踏板に勾配は付いてませんね。
この車はTR41Eを履いていたので、東藤原の太平洋セメント車への台車振替のために名臨や三岐に来ることは無かったハズです。

次回も武州原谷の留置車をお送りします。


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タキ112303

2012年06月17日 | セメント車
トラムウェイのDD16(HO)が発売になったようです。私もHOで関西の非電化線の貨物をテーマに車輛収集しています。DD16は山陰(京都口)・福知山・播但に配置は無かったと思うので導入予定はありませんが、デンカの青海の工場にはDD16と同型のディーゼル機関車を所有されており、デンカのセメント車を牽かせるのにはDD16はうってつけの車両でしょうね。塗装は変更しなければなりませんが…。

さて、今回もそのデンカのタキ1900です。


(タキ112303 2004年8月7日 大垣駅にて)

前々回ご紹介のタキ112300と同じ日に撮影してます。解像度が低く画像がクリアで無くて恐縮です。

この時には、何の下調べもせず大垣駅を訪れたのですが、たまたまダイヤよくめぐり合いました。この大垣駅訪問時に初めてデンカの軍配マークの実物を見て、すっかり社紋板の世界に魅せられてしまいました。その後、ネットやRM誌のバックナンバーやらで私有タンク車のことを調べ始めると、いろんな社紋板があることが分かり、どんどん私有タンク車の世界に引き込まれました。単身赴任先が名古屋だったことがラッキーだったのだと思います。稲沢・笠寺・名臨・本巣・四日市・三岐…等、私有タンク車が見れるところはまだいろいろとありました。

次回もタキ1123**です。武州原谷を拠点に運用してきた車が何台か続きます。


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タキ112301

2012年06月16日 | セメント車
昨夜から雨が降り出し、暑くはないものの湿度の高い不快な日です。

今回はタキ112301です。


(タキ112301 2007年11月16日 越中大門駅にて)

デンカのセメント輸送で、最後まで残った越中大門運用に使われていました。越中大門への運用ではタキ12200ばかりで、タキ1900はこのタキ112301だけでした。まさに孤軍奮闘です。越中大門運用で最後まで残ったセメント車は、レイルマガジン2008年4月号=通巻295号に、地元ファンの投稿記事に詳しく載ってます。

タキ112301も、こうして見ると初期車より図体が何となくずんぐりしているように感じられます。踏み板は、やはり左右に勾配がついてますね。

撮影日をご覧頂くと、越中大門運用終焉の4ヶ月ほど前に訪れてます。この頃は、毎年ダイヤ改正を迎えるたびにどこかの専貨が終焉を迎えており、どう見ても越中大門も近々墜ちてしまうのでは?との思いから遠征計画立てて訪問しました。
以外にも、越中大門には同業者は見掛けず、ホームやら線路際からのんびりと撮影することが出来ました。もちろん、荷役設備の近くにも行き、スイッチャーも撮影してます。他で見掛けた車も含め、スイッチャーの画像はいずれまとめてご紹介したいと思ってます。

次回もデンカのタキ1123**が続きます。


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タキ112300

2012年06月12日 | セメント車
単身赴任していた名古屋から東京に戻ってきて早いもので1年が経ちました。名古屋では、あちらこちらのタンク車を追っ掛けましたが、今や専貨も風前の灯です。

今回からタキ1900の第二弾をお送りします。今回は名古屋に単身赴任して初期の頃に、本巣拠点で運用していたデンカのタキ1900をお送りします。


(タキ112300 2004年8月7日 大垣駅にて)

私の初代のデジカメで、たった100万画素しかなく、ご覧頂く画像も解像度を落としたりせず、ほぼオリジナルです。それでもこんなに粗いです。
このデジカメは、ズーム機能も無かったので、跨線橋を数段上がったところで目一杯引いて撮影しましたが、それでも全体まで写りませんでした。

社紋板は少し左にオフセットされて取り付けられてます。
ハッチは、デンカ特有の4個型です。踏み板は、左右勾配が付けられていて、水はけの考慮がされてます。タキ1900で踏み板に左右勾配が付いているのはデンカだけではないでしょうか?

次回もタキ1123**をお送りします。


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タキ15819 ①位側アップ画像その2

2012年06月11日 | タンク車のパーツ
関東も梅雨入りして、多少はじめじめするものの、朝晩は結構寒く過ごし易い日が続いてます。

タキ15819のアップ画像も今回で終わりです。
今回は、車体中心部のアップ画像です。


(タキ15819の①位側アップ画像2 2005年11月12日 川崎貨物駅にて)

センタアンカーが大きく目立ちます。センタアンカーの固定は、中間梁では無く台枠から取っており、更に銀色に塗ってあるので嫌でも目立ってしまいます。この辺は、模型だと見せ場の一つになるのでしょうね?トミックスのHOのタキ3000を転用改造する場合、側ブレーキ車は作りにくいので、タキ15800は対象から漏れてしまいます。改造のし甲斐はあるのは分かってますが…。

JOTの社紋板は、プレートでは無くカッティングシートみたいな印刷したものをタンク体に直貼りしてます。

ハシゴやセンタアンカー部を更にアップで撮った画像がありますので、こちらもご覧頂きましょう。


(撮影日・場所は同じ)

側ブレーキのつかみ棒は、あえて黒色になっているようです。目立つよう敢えて銀色に塗っていないのかも知れません。
センタアンカーは、板材を曲げて、4枚の補強バーが溶接されています。固定ボルトは、11本になってます。
ハシゴは、よぉ~く見ると、台枠から立ち上がった先で少しだけ外側に膨らんで処理されてますね。一番下のステップから数えて3番目と4番目のステップの間で、外側に膨らませてあるように見えます。真横の画像が無いので確証は無いのですが、目の錯覚?では無いと思います。


以上でタキ15800のご紹介は終わりです。
次回からは、タキ1900の続きをご紹介します。昨年はタキ1121**で終わりました。残念ながらタキ1122**の画像は無いのでタキ1123**からご覧頂く予定でおります。今度は長丁場ですが、お付き合いのほどを!


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