武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

立ち話(作品紹介645)と イギリスらしさ

2021-11-17 14:10:43 | Weblog

ニョキニョキとしたものが、

生えている。

その形は、立ち話をしている人のようでもある。

街角のそんな様子を思い浮かべました。

マジック、クレヨン、鉛筆で描かれています。

武内から「クレヨンを買ってきて」と言われたにもかかわらず、

“クレパス”(似ているけれど違う)を取り出して怒られた。

いつもクレパスを使っていたから、ヒロクニさんが言い間違えたに違いないと思い、

気を利かせたつもりだったのですが、

「違う!」と。

「ちゃんと人の言うこと聞いているのか?」とも言われ、

確かに聞いていないと思いましたわ。

この絵の表面を見ていて、

クレヨンの部分を見ると、堅牢でツルツルとしていて手に全く手に付きません。

「ああ、こういう表面にしたかったから、“クレヨン”だったのだと気が付きました」

色鉛筆の蝋の具合とよく似ています。

武内の悩みは、クレヨンはばら売りをしていないので、

切れるクレヨンの色がある度に、箱ごとクレヨンを買わねばならず、

それに悩んでいます。

 

ヒロクニさんに「イギリスってミステリーの国だね」と言った。

「今、以前に流行ったハリー・ポッターを読んでいるのだけど、

イギリスというのもが詰まっているのよ」と。

ヒロクニさんは、「イギリスは、伝統があるからね」と一言。

私は「これ、ミステリー仕立てでもあるし、チェスや、パズルの面白さもあるよ。

魔女とか、妖精や、ブラックジョーク的な会話とか、イギリスの料理やお菓子の名前、

もうイギリスの要素がすし詰めよ」と続けた。

「そういうもの読めていいじゃない」とヒロクニさん。

そう、とてもいい。

用事意外は、本を読んでいました。

何もしていないに等しいかも。

まだ、読書中です。

全部で5話ある。もっとある?

かなり長編みたい・・・。

 

イギリスは、ファンタジー文学はとても素晴らしいものが多い。

もう、これは抜きん出ています。

これは、お国柄なのかも。

また、現実に霊能者学校というのもが普通にある。

開かれた分野で普通にあるというのが驚き。

イギリス人が、クロスワードパズルが好きだと知って驚いたこともある。

クロスワードパズルが片隅に載っているのを見てやってみたことがありますが、

これほどつまらないものはないと思い、時間の無駄にすら感じた私は、

変わった人達だと思ったのです。

イギリスの文学は、皮肉に溢れているものもあり、

その皮肉というか嘲笑さと辛辣さが混じりあい、高尚さを帯びる独特のものがあり、

そのレベルの高さにも驚く。

よく言われるブラックジョークというものが出てくる下地を感じます。

 

話は変わりますが、よく聞く“イギリスの料理”のまずさ。

イギリスの大航海時代は、食べ物への執着が少ないから耐えれたのではないか?

あの“うなぎの缶詰”を積んで航海していたらしいというのを知って、そう思い込んでいます。

ただ水で煮たうなぎの缶詰・・・。

生臭い上、泥臭いし、ぶつ切り、骨もそのままらしいし・・・・。

よく耐えれたなと。(他にも食べるものがあったとしても)

また、野菜とかも、とにかく水で煮て、それに自分で塩やコショウ、スパイスを

好きなようにかけて食べるのが基本のスタイルというのも聞いたことがある。

 

また、謎解きが好きなのも刺繍から知った。

私が気に入っている図柄にエリザベス女王に閉じ込められた姉、

メアリーが軟禁されている時にした刺繍の図柄があって、

その図柄は謎解きになっているらしく、隠された意味があるらしいのです。

刺繍の柄にまで、謎が込められているのに驚きました。

私は、その意味がわからなくても図柄が気に入っているのですが・・・。

その刺繍柄は16世紀のものなので、その頃からそういう風土なんだと納得した。

イギリスにホームステイしていた人が言うには、

本当に陽が差す時間が短く、曇りがちだそうで、

「陽が出たら当たりに行くのよ」と言っていた。

また、朝食がりんご1個だったらしく、

「それも切ってもなくて、テーブルにりんごが1個置いてあるの。

それも、庭に生っているりんごよ」と言っていた。

“食”に楽しみを求めていない性質を感じます。

 

気候や風土を思うと楽しみが少ないけれど、

それでも「楽しもうや!」という気風が、

謎解きというか、ミステリー等の知的楽しみ、

スポーツでは、テニスは貴族がたいくつしのぎにどんなスポーツがいいか?と、

作り出したものだったりして、たいくつが原動力になっている。

楽しみは生み出すもの精神。

享楽とは程遠く、精神性があるものが生み出されているのがいい。

ハリー・ポッターを読みながら、「イギリスらしい」と思いました。

そして、あれこれイギリスについて思うことをあれこれ。

ハリーの友人に、ハーマイオニーという魔法学校の女の子の友人が出てくるのですが、

図書館に入り浸る様子や、友人たちに投げかける言葉が、

ヒロクニさんに反撃する時の私の物言いと似ていて、これって私みたい・・・、

と思うことがあります。

時に、私も辛辣なことを言っているのだろうな~と自覚した。

特に人に注意をしているセリフが、私そのもの。

でも、ハーマイオニーがいないと、物語がピリリとこないのです。

「私もいないとダメなのよ」と、自己肯定するのでした。

ファンタジーを読んでいていいのは、

「私をどこかへ連れて行ってくれる」この感覚につきます。

どこへも連れて行ってくれないのは、いけません。

ヒロクニさんは、ミステリー好きなのでイギリスのミステリーを楽しんでいます。

チェスタートンがどうのこうのと。

ミステリー作家なのでしょうか?

また、「これのね。ここがいいの」と、本を持って殺人のトリックを話している顔は、

いたずらっぽく笑って、楽しそうです。

 

 

↓イギリスついでに、イギリスの料理を紹介の動画を。

この動画で紹介されている、「ヴィクトリア・スポンジケーキ」というは、作ってみたい。

シンプルで簡単そう。スポンジケーキにジャムをはさめばいいのかな?

コーニッシュ・パスティというのは美味しそう。

ミートパイみたいなものなんですが、ステーキ肉を細かく切って作るのが本格的のようです。

これは、見ているだけでいい。

イギリスと言えば紅茶ですが、ほとんどの家庭で、リプトンのティーバックの紅茶を入れているらしく、

日本で輸入されているような少しお高いイギリスの紅茶の葉で入れることは、ほぼないと。

これを知った時、ちょっと気落ちしました。

やはり、味にこだわりがないのがイギリス人らしいのか?と。

行ったことがない国なので想像ばかりしています。

 

 

↑キャベツの葉が大きくなってきました。

鉢に植えてあるので、ある程度しか大きくならないとは思っていますが、

キャベツは葉を無事に巻くのかどうかハラハラしつつ見ています。

 

↑玄関先に菊の花。

唐突に花を咲かせた菊。

薄いピンク色。

もしかして種が飛んで定着したのかもしれない。

今は、菊の花の咲く頃のようで、あちらこちらで菊を見かけます。

秋の終わりを感じます。

 

 

 

コメント (2)
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