敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

幻想と現実、そして幕開き

2017年09月04日 | 制作公演関連
ミサイルが飛び、核実験があり、
ほんと何とかしないとな~と
悩ましく思う今日この頃。

てか「何とかしないと」という
抽象的な物言いからは、もしや
「制裁」などを連想されそうですが、
個人的にはそーゆーのじゃない
もちっと異なる手法はないものか
と思う九月最初の月曜日である。

さて。
この秋に太宰、賢治、三島と
連続公演するJ-Theaterの、
〈日本人作家シリーズ〉の先陣は

語り芝居 太宰治の世界vol.2
『幻想と現実、そして思い出』
(構成・脚本/原きよ、演出/小林拓生)



三鷹での濃厚な稽古を終えて、
いよいよ下北沢の「楽園」に劇場入り。
三日間で六回の上演に挑む。

短い作品の「蝶蝶」と「尼」は全編、
『女生徒』『津軽』は抜粋構成して
太宰の四編を届けるのだが。

その『津軽』の中に・・・
小泊での運動会の場面がある。
会場の校庭では収まりきれずに、
その周辺にまで見物が出ている
・・・という描写がある。

『津軽』は1944年に書かれたけれど、
僕の幼少期の70年代の川崎でも
地区運動会はまだ盛り上がっていた。
嗚呼、古き良き「昭和」の風景。

ただ。
太宰と子守だったタケの再会が
本筋で、運動会のくだりは枝筋。

ではあるけど。
ベテランから中堅・若手までが
懸命にこしらえた舞台を、
多くの方にご覧いただければと思う。
肩肘張らず気楽に……。
近所の校庭を訪れるように。

劇場はそのくらい身近なもので、
かつては実際そうでもあった。

おっと。
過去を懐かしんでばかりいないで、
自然と足を向けて貰えるような
芝居を創らないといけない。



それはそれとして。
個人的には『津軽』が太宰の中で
一番のお気に入りだったりする。
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