ミサイルが飛び、核実験があり、
ほんと何とかしないとな~と
悩ましく思う今日この頃。
てか「何とかしないと」という
抽象的な物言いからは、もしや
「制裁」などを連想されそうですが、
個人的にはそーゆーのじゃない
もちっと異なる手法はないものか
と思う九月最初の月曜日である。
さて。
この秋に太宰、賢治、三島と
連続公演するJ-Theaterの、
〈日本人作家シリーズ〉の先陣は
語り芝居 太宰治の世界vol.2
『幻想と現実、そして思い出』
(構成・脚本/原きよ、演出/小林拓生)
三鷹での濃厚な稽古を終えて、
いよいよ下北沢の「楽園」に劇場入り。
三日間で六回の上演に挑む。
短い作品の「蝶蝶」と「尼」は全編、
『女生徒』『津軽』は抜粋構成して
太宰の四編を届けるのだが。
その『津軽』の中に・・・
小泊での運動会の場面がある。
会場の校庭では収まりきれずに、
その周辺にまで見物が出ている
・・・という描写がある。
『津軽』は1944年に書かれたけれど、
僕の幼少期の70年代の川崎でも
地区運動会はまだ盛り上がっていた。
嗚呼、古き良き「昭和」の風景。
ただ。
太宰と子守だったタケの再会が
本筋で、運動会のくだりは枝筋。
ではあるけど。
ベテランから中堅・若手までが
懸命にこしらえた舞台を、
多くの方にご覧いただければと思う。
肩肘張らず気楽に……。
近所の校庭を訪れるように。
劇場はそのくらい身近なもので、
かつては実際そうでもあった。
おっと。
過去を懐かしんでばかりいないで、
自然と足を向けて貰えるような
芝居を創らないといけない。
それはそれとして。
個人的には『津軽』が太宰の中で
一番のお気に入りだったりする。
ほんと何とかしないとな~と
悩ましく思う今日この頃。
てか「何とかしないと」という
抽象的な物言いからは、もしや
「制裁」などを連想されそうですが、
個人的にはそーゆーのじゃない
もちっと異なる手法はないものか
と思う九月最初の月曜日である。
さて。
この秋に太宰、賢治、三島と
連続公演するJ-Theaterの、
〈日本人作家シリーズ〉の先陣は
語り芝居 太宰治の世界vol.2
『幻想と現実、そして思い出』
(構成・脚本/原きよ、演出/小林拓生)
三鷹での濃厚な稽古を終えて、
いよいよ下北沢の「楽園」に劇場入り。
三日間で六回の上演に挑む。
短い作品の「蝶蝶」と「尼」は全編、
『女生徒』『津軽』は抜粋構成して
太宰の四編を届けるのだが。
その『津軽』の中に・・・
小泊での運動会の場面がある。
会場の校庭では収まりきれずに、
その周辺にまで見物が出ている
・・・という描写がある。
『津軽』は1944年に書かれたけれど、
僕の幼少期の70年代の川崎でも
地区運動会はまだ盛り上がっていた。
嗚呼、古き良き「昭和」の風景。
ただ。
太宰と子守だったタケの再会が
本筋で、運動会のくだりは枝筋。
ではあるけど。
ベテランから中堅・若手までが
懸命にこしらえた舞台を、
多くの方にご覧いただければと思う。
肩肘張らず気楽に……。
近所の校庭を訪れるように。
劇場はそのくらい身近なもので、
かつては実際そうでもあった。
おっと。
過去を懐かしんでばかりいないで、
自然と足を向けて貰えるような
芝居を創らないといけない。
それはそれとして。
個人的には『津軽』が太宰の中で
一番のお気に入りだったりする。