敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表、と言ってもたった一人。敏腕演劇プロデューサー目指し、観劇評や日々の生活で気になったことを綴ります。

渋谷、隠れ家、下足札。

2017年03月22日 | 身辺雑記


この子は入口すぐに居る小さい方で、
メインフロアには三倍くらい大きな
剥製頭部が飾られています。

と、いきなりですが。
渋谷のとあるお店に先週お邪魔して。
その日のことを綴ったけれど、
書き切れずにアップしなかったのです。
再構成して、数日遅れで公開しま~す。

※※※

連休前の金曜、打ち合わせ一本と、
とても小さな同窓会、とゆうか、
高校時代の友人との飲み会が
どちらも渋谷であった。

打ち合わせに指定されたカフェは
店名からは思い出せなかったが、
添付された地図の位置から、
「むむ、もしや」と思いながら向かうと
案の定、雑居ビル二階の隠れ家カフェ
「TOKYO SALONARD CAFE DUG」だった。

以前、とある制作者の紹介で
某演出家と会ったのと同じ店。

外に大きな、黄色に黒字の雀荘の看板。
それは三階で、二階にあるその店の
案内は目立つようには置かれていない。
狭く、決して綺麗とはいえない階段を上り
観音扉を押し開いた先に、板張りの床、
アンティーク調の椅子やテーブル、
そうそう鹿だかの剥製も大層目につく、
広くて「別世界感満載」の空間が広がる。

今はなき東急プラザの裏手にあたり、
住所は道玄坂だけれど、その坂自体は
井の頭線の向こう側になる。
渋谷の中では人の流れが少ないエリアだ。

その日、プラザ跡の工事を横目に
小路のゆるい坂を上っていったら、
黒のスタッフジャンパーに下も黒。
まさに我々の業界の、裏方の装いで
男が下ってきて、にやりと笑う。

「山彦の会」の音楽劇巡演で私は制作、
彼は舞台スタッフとして二本仕事をした
鈴木広之と偶然の再会(@_@)
「うわっ、久しぶりじゃん」などと
短い会話だけ交わして別れた。
待ち合わせ時間を過ぎていた故に。

で、隠れ家的カフェで一時間半、
演劇集団ア・ラ・プラスの主宰兼演出
杉山剛志と『ビザール』について話す。

それから飲み会へ。
まぁこちらは語るほどのものはない。
(^_^;)
下足箱は「と4」。超巨大店舗なら、
名前にちなんで「と48」を狙うのだが、
そんな店は滅多にない。



いろはのない数字だけの場合は、
ちびっこ時代好きだった河埜和正の
背番号29か、彼がのちに背負った5を。

あの頃、テレビは巨人戦ばかりだし、
漫画やアニメも主人公はG軍。
長島に王、柴田に高田もいた中で
僕の贔屓は地味な地味な遊撃手。

選手は誰一人悪くないけれども。
度重なるフロントの悪行三昧や
勝つための選手補強などなどに
嫌気がさして「燕」に移行。

なのだが下足札の好みは変わらない。
不思議だな~。
バレーボールの三屋裕子が
筑波大から日立に入って、
袖を通したユニフォームの
番号も5だったりもするのだ。
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連休の周辺を振りかえる

2017年03月21日 | 身辺雑記
世の中は三連休だったとか。

そのせいだろう連休直前の金曜夜、
居酒屋は賑わっていたな、そういえば。

渋谷で高校時代の友人(うち一人は
幼稚園からの腐れ縁)とプチ同窓会。
演劇集団ア・ラ・プラスの次回作の
打ち合わせのあとに軽~く。


土曜夜は日暮里で芝居を一本みた。
客席に旧知の顔があり、呑むことに。


日曜はピタパタの集まりが武蔵小杉。
昨今は住みたい街ランキング上位にも
顔を見せる我が故郷川崎の「むさこ」。
いや~想像以上に変わってて驚愕。

ただ南口を出た辺りの一帯には
古き良き武蔵小杉の風景が残り、
そこに中目黒が本店の「大樽」が
いつの間にか出来ていて、
秋刀魚百七十円につい誘われ、
秋の公演の宣材写真と動画の
撮影終わりに、ちょいと寄り道。


と気づけば呑んでばかりだ(>_<)

そして祝日の昨日は劇団櫂人の
『ブルスト』の稽古に初見参。
本番は五月だが、既に立ち稽古の段階。
しかも大方セリフが入っている。
シニア劇団ながら高い意識で
芝居創りに臨み、このペースは
毎度のことなのだが、矢張舌を巻く。

さすがに休肝日にしようと
後ろ髪を引かれつつ帰路についた。



そうそう。
「むさこ」に集結した『オトカ』出演の、
まだ未収撮の役者四人に作演出、
そこに制作の私という六人だったが、
川崎生まれが三人(一人は今も在住)、
そしてピタパタ主宰の今井が現在住と
無茶苦茶「川崎率」が高かった。

最後に。
文中に登場した制作で関わる公演を
時系列に宣伝して終わりにしよう。



劇団櫂人第3回公演
『ブルーストッキングのの女たち』
5月24日~28日、上野ストアハウス



演劇集団ア・ラ・プラス第14回公演
『ビザール』6月29日~7月3日
シアター風姿花伝(目白)



ピタパタ第7回公演『オトカ』
11月9日~12日、せんがわ劇場
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幻影正々堂々の邯鄲

2017年03月20日 | 制作公演関連
邯鄲は地名である。
中国の河北省南部に位置し、
始皇帝の出身地としても知られる。

ただ多くの人は「邯鄲」イコール
「邯鄲の夢」ないし「邯鄲の枕」の
イメージで日常使っている、
と思うのだけれど、どうでしょう。

「何なに?」という方のために書けば。

一人の青年が楚を目指す旅の途中、
邯鄲の地で道士から枕を借りて眠る。
長い夢で、栄華を尽くす一生を送るが
覚めた時、粟飯も炊き上がらない
短い時間だったという『枕中記』から
生まれた故事で冒頭の言葉達の他
「一炊の夢」も同義語として有名。

この「そもそも」の話から
能の『邯鄲』は成立している。
それを更に三島がアレンジしたのが
『近代能楽集』の一曲であり、
J-Theaterが来月公演する舞台でも
山田栄子らの出演でお届けする作品。



主要キャストは・・・
『枕中記』の書生・盧生に当たる
主人公・次郎に米川塁と恩田匠。

その乳母だった菊に山田が、
美女は戸田梨恵と酒井冴希。
以下文末の配役となる。

最近ダンスが多用されている拓生演出。
「邯鄲」においても盛り込まれる。
無論〈Jの三島〉の特色とも言える
能管・やすだまことの生演奏は必須。

上演日は以下の4ステージ。
11日15時半◇
12日16時◆と19時半◇
13日19時半◆

◇次郎=米川、美女=酒井
◆次郎=恩田、美女=戸田

配役(前述以外)
踊り子=赤松みなみ、三浦小季、山口笑加
紳士=坂口寿一、伊谷厚彦
秘書=中井亮
老国手=田辺誠二
医師=篠崎旗江、椎江将志

なお、能管以外のスタッフは・・・
舞台監督=小林岳郎、照明=APS、
音響=小森広翔、作曲家=高橋たかふみ、
振付=三浦小季、歌唱指導=坂口寿一、
衣裳=竹内陽子、制作=高橋俊也

12(水)夜の回終演後、アフタートーク。
ゲストは川口典成。
小劇場B1(下北沢)にて。
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幻影正々堂々の班女

2017年03月19日 | 制作公演関連
「班女」に、というよりも
三島由紀夫の『近代能楽集』に
初めて接したのがかれこれ二十年、
いやもっと前の「ぬ企画」の公演で、
二本一演目の一方が「班女」。
YUKIの一人芝居であった。
(於:中野スタジオあくとれ)

以来、まったく触れることなく
長い年月が経ち、ここ数年は
「J-Theater」が少なくとも夏に
山中湖で『近代~』を上演していて、
触れていない戯曲が少なくなった。

そういう個人的な流れがあり、
一等思い入れがあるのが「班女」。

加えて、今回は。
小林七緒、小林拓生がそれぞれに
役者を用意して、異なる「班女」を
お目にかけるわけだが。
とりわけ、狂女の花子を囲っている
老嬢・実子に山崎美貴と神保麻奈という
キャスティングは座に加わる立場を越え、
滅茶苦茶楽しみでならない
\(^-^)/\(^-^)/\(^-^)/

山崎が実子を演じる七緒版の、
花子はスー・アサミ。
J-Theater『噛みついた娘』にも出演し、
タイトルロールだった新鋭が再び登場。

花子が待ち焦がれる青年・吉雄は
J-Theater初見参の木暮拓矢。
流山★事務所の若手筆頭格と聞く。

かたや拓生版。
神保以外はダブルキャストで臨む。

花子に、常連・三浦小季と
新顔の谷崎いつみ。
吉雄は、こちらも初参戦の柄澤崇史と
東京公演は久方ぶりの大沢一起。

そう、大沢は三島由紀夫文学館との
共催の「弱法師」に出演するなど、
Jにはお馴染みの俳優。
また、三浦は今回も振付を兼ねる。

・・・てな調子で。
開幕まで凡そ三週間となった芝居の
個々の作品について書いていこうと思う。

まずは全八ステージで観ることが可能な
(出演者や演出は異なりますが)
「班女」についてでした。
m(_ _)m



おっと、ダブルの出演日も添えないと…。

11日15時半、12日19時半
花子=谷崎、吉雄=柄澤

12日16時、13日19時半
花子=三浦、吉雄=大沢

※※※

J-Theater〈日本人作家シリーズ〉
『近代能楽集~班女、熊野、邯鄲』
4月10日(月)~13日(木)
小劇場B1(下北沢)
前売3300円、当日3500円、
学割2800円、二作品5000円

詳しくはJ-Theater公式ブログに
近々アップ・・・予定。
(^_^;)予定かよ。

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成るか覇権奪回

2017年03月17日 | スポーツ
ワールド・ベースボール・クラシック
盛り上がっているようですね\(^-^)/


ひとえに戦前の予想を覆して、
無敗で勝ち進む〈強さ〉が原動力。
しかも圧勝ではなく、一試合一試合に
〈劇的〉とゆースパイスが効いてます。

さてプロがいよいよ米国に殴り込む中、
高校生の「センバツ」も開幕近し!

夏は三年生にとって最後なのと
(そのあと上位校が選ばれて
国体もあったりはしますが……)
何より。
夏は「一度も負けないチーム」が
優勝するので感動も一際です。

春は、次がまだあるのと
(あくまでチャンスとゆー意味ですが)
何度か負けても日本一になる点で
少し盛り上がりに欠けると言われます。
(全員一致じゃなく、一部の意見)

高校野球に余り興味のない方に
ちょいと説明しますれば・・・

例えば我が神奈川の場合。
県大会で負けても……とはいえ
一回戦とかは駄目よ、勿論(^_^;)
準優勝でも関東大会に進み、
ここでベスト4に入れば、
甲子園が見えてきます。

ベスト4ってことは準決勝敗退。
つまり。
無敗で甲子園にやって来る学校、
二敗してても選ばれたところ、
とあって、後者が大紫紺旗を
手にする可能性があるのです。
さすがに聖地では負けられませんが。
(@_@)

主力のアクシデント等で実力を
発揮できずに去ることも含む
本当の本当の一発勝負に、
個人的に大いに燃えるけれど。

トータルな強さをはかる意味で
センバツの形は嫌いではない。

WBCをはじめサッカーW杯も、
ある意味センバツシステムなわけだ。

そして、ふと思う。
WBCの第一回、第二回を制した
サムライジャパンが連覇できたのは
〈負けることで強くなり〉
ついに手にした世界一だったのだ、と。

土着かずに「本場」の土を踏んだ
小久保ジャパンの命運やいかに・・・。
1R、2Rでの起用がドンピシャの
若き指揮官の采配に注目し、応援しよ!

我が燕の至宝・山田の調子も上向きだし、
横浜高校からベイに入団した筒香も
完全に四番の貫禄がついた……。
チームも選手も好きになれないGで
唯一声援を送りたい小林の整腸も嬉しい。

王者奪還の視界は良好だ。

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知らない世界

2017年03月15日 | 身辺雑記
久保建英、坂井大将、冨安健洋と並べば、
サッカーU-20日本代表メンバーだと
知っている人には当たり前の面子。

久保はまだ15歳ながら、飛び級で
このカテゴリーのサムライブルーに
選出された日本の「至宝」候補で、
2011―15年のバルサ下部組織時代に
メディア露出も多かったから、
知る人は割とあるかもしれない……。

ちなみに坂井は、現チームの背番号10。
トレーニングパートナーとして
ブラジルW杯に高校生で帯同した
期待のミッドフィルダーである。
冨安は若き大型ディフェンダーの一人。
こちらはリオ五輪にトレパー帯同し、
高校在学中からJ1のピッチにも立つ。

所属は順に、FC東京、大分、福岡。

同様に。
八鋤里美、尾崎紗代子、荒木さやか
という名前から、小悪魔ageha、
姉ageha、Happie nutsのモデルだと
きっと分かる人には分かるのだ。

僕は全く知らなかったけれど
ギリギリ、雑誌名は何とか……。

実は昨日、珍しくマルイに行き、
そのエレベータホール脇のラックに
振袖の冊子を見掛けたのである。

明治のおばあちゃんが見たら
腰を抜かしそーな、
人によっては「品がない」と
眉をしかめるに違いない
キラッキラの着物のパンフで。
昭和のおじさんも「なんじゃこりゃ」
と松田優作ばりに驚いて、
思わず手にとってしまいましたとさ。
C=C=\(;・_・)/

ま、『太陽にほえろ』のジーパンの
台詞を出してるところが、既にも~、
その「恋する振袖」と題するド派手な
着物及び髪飾り等小物のセンスからは
遠い地平に居るわけなんだけれど。

いやはや、本当に。
知らない世界は至るところに
転がっちゃってくれてますね。
(@_@)(@_@)
だから楽しいとも言えて\(^^)/

誰が着るのだろうと頁を繰ると、
「成人式セット」って用意もあって、
ってことは卒業式とかもか、と。
ん?
僕は違うけれども、世代的には
同世代になる「親」がこれを乞われて、
或いは自ら進めて購入するのかな~と、
思いを馳せて、何台か乗り過ごしたよ。
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若大将

2017年03月14日 | 身辺雑記
コンビニのイートインが増えている。

仕事前に朝食を摂る方
(この筋にぶっつけて、
パンとコーヒーで200円也を
セブンは期間限定で実施中だ……)
貫徹して寝ている者(ほんとは駄目)
ツアーバスの出発までおしゃべりで
時間を潰す友人同士etc.etc.

これらは一度に見たのじゃなく、
幾つかの店、異なる日に見た景色。

今朝僕が遭遇した男性二人は、
「若大将」の話で盛り上がっていた。
盗み聞いたわけではないが、
他が独りで静かに過ごすなか、
会話しているのは二人だけなんで
いやがおうにも耳に入るのだ。

で、安くて割といいものを出す
居酒屋の名前が「若大将」。
さらに話は進んでいく。

漫画喫茶は追加料金を気にして
ぐっすり眠れないよな、とか、
実は一度お金が足りなくて、
持ってた携帯を売って払った。

「携帯っていやぁ、社長がプリぺなら
俺名義で買ってやるよって
その日初めて会ったのに言うのよ
……ありゃ昔ヤンキーだな」
てな調子で、まるで夜の「若大将」で
呑んでるかの如く盛り上がっている。

察しの良い読者諸氏はお気づきでしょう。
二人は所謂日雇い労働者だ。
土建屋だった父も、朝早く家を出て、
その日の仕事で社員以外に必要な人数を
リクルートして現場に向かっていたが、
便利な昨今は、携帯を持たせて
今日は上野に何時、てな指示を
携帯で連絡するのかもしれないな、
と100円の珈琲を啜りながら思った。

コンビニのイートインが増えている。
様々な人が行き交う場所なので、
一杯飾りの芝居にしたら面白いかも。
コロッケパンの最後の一口を放り込み
席を立った僕の後ろでは、
再び「若大将」の明瞭会計の話に。

なんだか一度呑みに行きたくなったぞ。
(^_^;)

追記
一杯飾りとは、演劇において
場面転換のないセットで展開する
舞台美術による作品を指します。
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にしおぎのまち

2017年03月13日 | 制作公演関連
そういえば。
西荻窪に降り立ったのは久しぶりだった。
(昨日のブログと密接に連関)

2012年、朋友に客演出で招かれた
盟友の磯村純の『蝿取り紙』を
昨日も訪れたアトリエで観劇して
以来になるだろうか・・・
いや。
劇団櫂人の旗揚げ準備公演の方が
手前になるのかな?
としても、三年は経っている。
それは駅近くのライブハウス的な、
会場での『牡丹灯籠』だった。

ライブハウスと言えば。
昨日少し「西荻」をぶらついて、
バンドの練習スタジオを含めて、
その手の多さに感心した。
多いといえば。
画廊やギャラリーも沢山あって。
沢山あったのは。
昔ながらの喫茶店にお洒落なカフェ、
新旧の珈琲店やティールームが、
これまた幾つ犇めきあってるんだと、
感心を越えて驚愕さえした。

そして南口駅前の昔は闇市だった、
西荻の代名詞とも言える「一帯」。

飲み屋街なんだけれど、普通の居酒屋、
せんべろの立ち飲みにバー等々、
形態も様々なら、その店のコンセプトが
日本各地に加え、東アジアは勿論、
インド、シンガポール、ネパール、
果てはウズベキスタンまで
一軒一軒は小さいのだけれど、
スケールはワールドワイド\(^-^)/

教会もわりと目についたな~。
一階が幼稚園だか保育園で
教会そのものは二階にあって、
三階以上はマンションって造り。
そうそう。
人気女優が出家して話題のところも
確か西荻窪で立宗したと聞いた。

土日祝は赤い電車(中央線快速)が
停まらな所謂「杉並三駅」の
高円寺、阿佐ヶ谷、そして西荻窪。
中でも一番ディープなのが
「西荻」なのじゃないかしら。

思いながら今日は六本木で折込など。
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かんげきのつき

2017年03月12日 | 鑑賞
厚い雲がかよわい雲をのけるように
南から北東に流れたことで出来た
間隙から覗いた月は半月と満月の、
丁度今の私のような中途半端な形で、
また色も存在感のない薄い黄だった。

四月一日晴の『間隙の月』の一節だが、
彼の小説は名前に「晴」があるわりに
あまり青空が出てこない。
描写もだし、作品から漂う空気も
曇天なイメージを抱くのは僕だけ?

※※※

四月一日晴(わたぬき・はる)は
昔使っていた僕のペンネームだから
そんな作家は存在しないし、
だから『間隙の月』なんて話も、
この世にはないC=C=\(;・_・)/

ブログタイトルは「観劇の月」。
今月は沢山芝居をみる!
ってゆー話なのだ、実は。

韓国現代戯曲ドラマリーディング、
『仮名手本忠臣蔵』『緑のオウム亭』
と、
一月末、二月半ば、三月頭と
三ヶ月続いただけでなく、
その間隔も短くて、観劇数が
めちゃくちゃ少なかったのを
取り返すように見ようとしている。

既に東演『僕の東京日記』を見終え、
次の一週間は銅鑼や俳小、
それから東京演劇アンサンブル等の
観劇を予定しているのである。

で今日は。
西荻窪の劇団朋友のアトリエで
昼夜のダブルヘッダーだ。

ドラマリーディングに出演してくれた
渡辺聖が出ているが、それはどーでもいい。
(^_^;)
むしろ演出助手として裏に回り、
頑張ってくれた二人がお目当て。
だったのだが。
同期の二人はこともあろうに、
仲良く同じ役のダブルキャスト(>_<)
結果、西荻で長い時間を過ごすことに。

本田宏望の回を終え、会場近くの
ファミレスでこれを書いている。

冒頭の「おふざけ」もつまりは、
退屈な授業中にノートに描く
らくがきと思って許してください。

さて。
そうゆう訳で芝居を沢山と、
勇んだわりに『僕の~』の次が
なんと、また永井愛の作品。
『こんにちは、母さん』になった。
まったくの偶然なのだが……。

読売演劇大賞の最優秀作品賞、
最優秀女優賞(加藤治子)ほか
多数を得た名作(2001年初演)で、
そのメインキャストを多く起用し
テレビドラマにもなっている(2007年)。

二人の演じる番場小百合をドラマでは
渡辺えり子(現在は渡辺えり)が。
そう、前述の加藤をはじめ、
実際の年齢設定は全体的に高~いのだ。
でも、僕が足を運んだのは、
新人を中心とした「発表会」なので、
若い役者たちが平田満やいしだあゆみ
等々、腕っこきが扮した役に挑戦の巻。

さ、ソワレの船場未生の出番まで
まだ一時間半はあるぞ(((・・;)
確か、近くに図書館があったな、、、。
いや、ネット環境はあるので
J-Theaterの公演情報をあすこやあちらに
挙げてしまおうかしらん、、、

【文中敬称略】
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幻影正々堂々の意図

2017年03月11日 | 制作公演関連
山中湖における三島由紀夫文学館との
五年に渡る共同企画をはじめ、
ここ数年、三島の、特に『近代能楽集』に
様々なアプローチを仕掛けてきた
J-Theaterが、この春届けるのは
その『~能楽集』の「班女」と
「熊野」「邯鄲」の三曲である。

また。
主宰の小林拓生の演出に固執せず
その作品に相応しいディレクターを
都度立てて、小林が製作に専念
というケースもあるJ-Theaterだが。

やはり「演出家競演」の数が際立ち、
そのレパートリーの評判も上々だ。

そして今回。
昨年六月に火花を散らした
小林七緒と再び競うこととなった。

前回は戯曲が、というより、
『三好十郎×宮沢賢治』という、
ある意味「異種格闘技」ともいえる
・・・まぁ、寧ろそれが面白いぞ
との声が沢山あったりもしたが・・・
そんな余りにも異なる演目から一転、
今回は真っ向勝負となる!

「班女」はどちらのレパートリーにも。
そのあたりが本企画の目玉と言える。



で、昨日のブログにも書いように、
やっとこさ稽古に赴いたわけである。

頭からではなく後半だったけれども、
既に半立ちの状態であった。
そんな稽古が展開されたのが「九浦の家」。
日本画の野田九浦の旧宅を用いた
閑静な住宅街の一隅は趣を有して、
それが役者の後押しをしていた。

蛇足ながら。
野田九浦は1879年、東京下谷生まれ。
四歳から青春期を函館で過ごす。
1896年、東京美術学校に入学するも
岡倉天心排斥運動に当り退学。
白馬会研究所で黒田清輝に絵を、
正岡子規に俳句を学んだ。
1917年、文展特選。
歴史上の人物画を得意とし、
代表作に「旅人」「恵林寺の快川」等。
晩年は吉祥寺に暮らし1971年、91歳で没。



あ、末筆になりましたが。
小林拓生組の「班女」「邯鄲」。
顔を出したのは、そちら。
七緒組はまだ始動していない。
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