ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

メードインチャイナなしの1年間

2007-07-30 08:18:22 | 時事(海外)


今、アメリカで話題になっている本がある。

「メード・イン・チャイナなしの1年間」という本で、家庭を持つ
42歳の女性が、中国製品を買わない生活を試みた記録だそうだ。

以下は29日付、朝日新聞の抜粋である。

例えば、普通の靴を買おうとしたら、中国製は15ドルなのに対し、
イタリア製は70ドル。しかも探すのに3週間もかかった。
中国製以外のコーヒーメーカーは、ついに見つからなかった。
すでに、私達は中国産なしの暮らしはできない、ということであるらしい。

中国の隣国である日本は、すでに中国産漬けであるが、遠く離れた
アメリカでも、2001年くらいから、気がつけば中国産に囲まれていたらしい。
おそらく、世界中どこの国々でも似たり寄ったりであろう。

今や中国製品は、安かろう悪かろうの代名詞的存在であるが、
いずれ安いものだけでなく、良いものも売れるのだと気がついた時、
中国は世界中の国々にとって本当の権威になるような気がする。
精密機械や工業分野はさておき、家具などの職人分野では、
高品質なものを世界に売り出す動きが、すでに始まっているという。

いずれにしても、我々消費者にとっては本来、それがどこの製品であれ、
安くて良いものであれば大歓迎なはずである。

しかし中国製という、1度地に落ちたイメージを払拭させるのは
容易ではないだろう。
30年後、50年後の中国は果たしてどうなっているのだろうか?
ちょっと気になる。

しかし、その前に日本が数年前のアルゼンチンのように破綻して、
すっかり落ちぶれてはいないか、もっと気になる。

これからの日本人は、もしもの時の為に、どこか別の国に移住できる術を
身につけておいた方が良さそうな世の中である。




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