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【後編】地域決勝を観戦する。

2009-11-25 00:39:04 | JFL・地域リーグなどなど
11/23 地域決勝1次ラウンドグループB

第一試合で日立栃木UVAが5-0で矢崎バレンテを下しこの時点で

京都   勝ち点 5
日立栃木 勝ち点 7
JSC    勝ち点 3
矢崎   勝ち点 0

ということになった。これでJSCは届かない、京都もPK勝ちでは
得失点差で日立栃木を上回れない状況。ということで京都は90分勝ちしかない。

運命の第2試合JSCと京都の試合は静かな立ち上がりだったと思う。
しかし心なしか京都の動きが硬い。前半はスコアレスで折り返したものの
JSCが攻め込むシーンが目立つ。

後半開始早々、京都の右サイドに攻め込んだJSCの選手がゴール前に切り込もうと
したところをペナルティエリアで倒されPK獲得。これをきっちり決めて
JSCが先制。この頃にはクールダウンを終えた日立栃木の選手が客席に座り
固唾を飲んで試合の行方を見守る。
固唾は飲むものの落ち着かずそわそわしている選手もいた。

これで京都は2点取るしかなくなったがJSCの守備は大変堅い。
思えばJSCの監督は昨年FC岐阜セカンドを率いてぶっちぎりで県2部リーグを
突破し、全社予選で奇しくもこのグループBに参加している
矢崎バレンテをあと一歩のところまで追い詰めた辛島さんだ。
(リンク先はその前日の試合の観戦記)

結局、ゴール前の混戦から京都が追いつくも2点目は程遠く1-1でタイムアップ。
この時点で日立栃木UVAのグループリーグ突破が決定した。
ピッチではまだPK戦が残っているので日立栃木の選手が小さくガッツポーズ。
喜びを噛み締めている。

PK戦は4-2でJSCがものにし試合終了。はじめのPKを止められなかったのが
悔しかったか、試合中終始後ろからチームを鼓舞していた京都のGKは
試合後の挨拶の時も号泣し、キーパーグローブで顔を覆っていた。

日立栃木の選手が喜びを爆発させる。客席から下へ降りていく選手たちを
僕も拍手で見送った。外のサブグラウンドで記念撮影をするらしい。

こうして僕の今年の地域決勝観戦は終わった。
張り裂けそうな緊張感は、FC岐阜と体験した3年前と多分ほとんど変わらない。
違いは当事者かどうか?というだけだ。

どうやら僕は地域決勝に魅せられたよう。3年続けて観戦してみて得られた結論だ。


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2 コメント

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先ほどは、、、 (ecobaron)
2009-11-25 22:52:07
ブログへのコメント、ありがとうございました。
昨シーズンもしばらく解雇された選手の動向を気にしていましたが、半分ほどは分からないままでした。深津とか小峯ってどうしてるんでしょうね?

今年もさらに不景気感が漂う解雇された選手には厳しいオフシーズンになりそうですが、どうにかして来シーズンも何処かの競技場で見かける事ができら、、、と思ってます。
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Unknown (管理人TAG)
2009-11-25 23:28:19
ecobaronさん、こちらではじめまして。

サッカーは、方針や戦術に合う合わないで選手の動向が決まってしまう側面があるので、この時期この話は仕方がないことですね。

もちろん、彼らがサッカー選手として否定されたわけではないのでここはひとつ笑顔で彼らを送り出しましょう。再会のときは必ず来ます。

ちなみに深津はJFLの町田ゼルビアでプレーしています。
ちょっと話はそれますが、2年前の地域決勝では町田ゼルビアの試合を観にいきました。
すばらしいチームだと思います。

小峯は、どこだったかなあ?新潟の高校のコーチをしているとか、そんな話を聞きました。
あの明るさでチームを引っ張っているのでしょうね(笑)

さて、というわけでこちらのブログでecobaronさんのブログにリンクを貼らせていただきますね。今後ともヨロシクです。

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