たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

土地との親和性

2020-02-03 09:59:40 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.25 *****

◆ 地元民の意識の差 ◆

ここ最近、防災訓練や川掃除など

地域の行事が行われるときは、

できるだけ出席するよう心がけております。

消火栓のある場所を調べたり、

川べりを歩きながらゴミ拾いをしたりしておりますと、

自然と周囲の環境・立地・地形などが頭に入るもので、

消防自動車が入りにくい道路や、

川の護岸がえぐられているような箇所、

あるいは取水場や浄水場のある場所……等々、

被災リスクを考える上で有益な

情報を入手することも可能なのです。

 

ちなみに、先日の行事の折に聞いた話では、

この地域の防災訓練の歴史は非常に長く、

また川掃除などへの出席率も飛びぬけて高いのだとか……。

ご近所さんいわく「毎年きちんと川掃除をして、

きちんと防災訓練をやっていたから、

台風が来ても川が氾濫しなかったのかも」とのことですが、

あながち間違った分析ではないのでしょう。

たとえ、防災訓練や川掃除には参加できなくても、

各々が地域を歩いて災害リスクを洗い出すことで、

「土地との親和性」が増すのは確かなのです。