治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

自慢の夫たち

2012-08-02 09:26:35 | 日記
さて、新刊のたび、ご注文と一緒にいただくメッセージに目を通すのが楽しみです。
今回は自閉っ子通信がおまけなので、おひとりおひとりお返事は書いていませんが
前回、皆さんへのレターのはしっこに、それぞれのメッセージへのお答えを書いたものを
「家宝にします」みたいなお便りもいただき焦ったり。

楽しいメッセージが多いです。
お子さんの成長の様子とか。
あれができるようになりました、これができるようになりました、とか。

本を役立ててくださっている様子がうれしいです。

昨日感動したのはこれ。

「希望は自分で探しにいきます。これからも良い本を出してください」

しみじみ。

本当にね、このギョーカイ、大本営発表を信じてると、希望につながる情報が得られません。
でも希望は現場に転がっているんですよ。

先日の愛甲さんのお勉強会の翌日、遠くからご参加いただいた方とランチしていて
「もう情報収集はネットじゃないね」っていう話になりました。

本当に役立つ情報は、もうリアルでしか手に入らない面があるというか。
足で探す。
っていうより肌で理解する。
そういう情報が本当に役に立つ情報だという気がします。

それをなんとか書籍化していくのが私の仕事だなあと思います。

ひとりひとりお返事はしていませんが
どうしても反応してしまうのがお相撲ネタだったり。

あとね、「自慢の夫」っていう言葉も、何人かの方が使ってくださっていてうれしいです。

パパも一緒に読んでくださっているおうちとか
ふだんは自閉症の本に興味持たないけど、道徳入門だけはハマったみたいです、とか。

夫はね、もしいるのなら(別にいなくてもいいけど)
愚痴の対象であるより、自慢の対象のほうがいいですよ。
お子さんにとってだってそう。

それだけで乗り切れること、たくさんありますものね。



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