治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

緊急出版します!

2021-11-27 08:11:12 | 日記
さて、どうやって起こすかわからなかった第六波ですが
南アフリカで尾身コロンという変異株が登場したらしい!
名前が不吉ですね!

でもとにかく、いつかは終わるし
そしてこのさざ波ジャパンで若い世代に圧をかける異様な感染予防が続いている限り、お子の育ちに発達のヌケが生じるのは当たり前、ということで、花風社では緊急出版をすることになりました。

昨日ひみつのお部屋で表紙を二パターン公開。




どっちも捨てがたいです。
デザイナーさんにお願いしたのは「自閉症者の犯罪を防ぐための提言」とか「NEURO」のイメージ。
提言路線ですね。

皆さんはどっちがお好きですか?
あ、ここのコメント欄は閉じているので、ツイッターとかどっとこむの雑談コーナーにでも感想を書き込んでいただけたら幸いです。

ではでは、この議題ご興味ある方はお楽しみに。
っていうかこのリアル黒歴史の中、この議題に興味がない人がいたとしたら、それが社会性の障害だと思いますわ。

なんで大久保さんがこれを書けたか。
それはコロナ禍の中でも、動いて、見て、感じて、考えたからですよ。


ボーナスステージの海水浴旅行

2021-11-01 06:53:08 | 日記
8月に奄美から帰ってから、ふと予定をみると、人気の定宿のたまたまの空きと、私たちのたまたまの空きが重なっていたので、10月末に予約を入れました。
泳げるかどうかは天気次第。ということで、もしかしたら🚴持っていこうかな、という計画でした。
何年か前に、11月初めでも26度くらいで楽勝で泳げた年もあったので。

当日が近づいてくると、どうもあちらは夏日続きらしい、という予報が入ってきて
だったら🚴は持っていくのやめよう、ということで海水浴に切り替えました。

そして降り立った奄美空港。
人待ちしていたら、声をかけられました。
読者の方でした。びっくりです。なんという偶然。
そして「浅見さんが元気そうでよかった」と言われました。
私は最近、悲しい出来事に遭遇しました。
私が縁もゆかりもなかった発達障害の人たちと出会い、その人たちが治るといいな、と赤心から思い、色々非難されてもそちらにまい進してきたことは多くの方がご存じだと思います。
どうも自分は情が濃いのです。いつも思うのですが、世の中の人って私に比べて情が薄いみたい。たとえばマスク出産とか、平気みたいですね。子ども達が口と鼻を塞がれているのも、「仕方ない」ですます人が多い。私はどうしても「仕方ない」ですますことができないのです。
そして私はそういう情の濃さを笑われてきた歴史もあります。「仕方ないもんは仕方ないじゃん」と思える人たちも世の中には多いから、いざとなると「私は関係ない」と傍観者を決め込むことのできる人も多いから(これが「死んだふり」ですね)、その中で奮闘する私の姿は滑稽に見えたりもするみたい。アンチ活動も、それの一端だと私は思っています。「生まれつきの脳機能障害で一生治らない」が公式見解なのになぜそれに逆らうの? 従順にマスク民になれる人たちは公式見解に逆らう人を馬鹿にするのですよね。最近もそういう目に遭って悲しい思いをしました。それを限られた人に打ち明けていた中のおひとりでした。

別れを告げ、それぞれの宿へ。
いつもの宿のいつもの部屋に迎えてもらいます。
お天気は上々。私は早速海に入りました。


気温は十分だけど
水温も十分だけど
上がるとさすがに風が冷たい。
一時間ほど泳いでお風呂でゆったりし、夕食に。
「そろそろいらっしゃるころかと思っていましたよ」とレストランの人に言われました。
夜は星をたくさんみました。
オリオン座の位置の違いに、季節の移り変わりを感じました。

次の日。
海水浴はできる気候だけど、夏と違って長時間はできないから、やはり🚴借りよう、と夫。いきなりの方針転換です。困ったことにカスクどころか、靴もクロックスしかありません。見てみると宿の🚴は電動ママチャリで私の一台目と同じ機種。これなら普段からクロックスでスーパーとか行ってるからまあいいかな、ということで分厚い靴下とクロックスで乗り切ることにしました。

ただしその時点で考えていなかったのは60キロのサイクリングになるということでした。
60キロをクロックスで走ってしまった私です。

夫に至っては、なんの修行のつもりか、かなりきつい坂以外は電動入れないで走っていました。
こうなると普通の🚴よりきついです。車体24キロですから(笑)。
それでも気持ちいいサイクリングでした。海も見えるし、山も見えるし、空気はきれいだし。
それと土地勘ができたので、今度は自分たちの🚴持ってきてもあっちこっち行けることがわかりました。



午後からは暑くなり、海水浴も昨日ほど寒くない。
たくさんたくさん泳ぎ、ようやくビーチに戻ってくると、来てました、軽石。
沖縄ほどの被害ではないですが、こっちにも着始めた軽石。
皆さんがどのようなものを想像しているかわかりませんが、私が見た軽石は、小粒でした。サンゴ礁の砂より少し大きい。それが縄状に浮いているのです。上空からも見えます。飛行機から取った軽石縄です。



あまりに小さいので、魚とか食べてしまうのではないかと思います。
また船のエンジンとかに入ったら、やっかいそうです。
いったいこれがどのような決着をするのだろうと思います。

ただ火山から噴出されたから、色々ミネラルの詰まったものであることには違いなく、肥料とかにいいそうです。
それにしても自然の脅威はすさまじいです。
ただ自然が排出したもので、自然に治まるのだと思いますが、人間には都合が悪い局面は続きそうです。
ともかく私は軽石の中を泳いで浜に上がり夕食に向かいました。
よく遊んだ一日でした。星を見て、また熟睡。

そして三日目、帰る日。
朝からお天気がよく、朝食後すぐに海へ。
この海にいる小さくて地味なニモ的な何かが近寄ってきました。
ここの魚たちは、人間を見るとよってきます。きっと何かあげる人もいるのかもしれません。
私はあげませんが、とにかくこちらに興味津々です。
魚にどれだけ視力があるのかわかりませんが、私の来ているトロピカルフラワー的なラッシュガードが何かいいものに見えているのかもしれないし、私の周辺はきっとあったかいので、暖を取っているのかもしれません。とにかく泳いでも泳いでもついてくるのです。そのうちどんどん仲間が増えて、集団ストーキングみたいになりました。
っていうか、あっちは私の爪くらいの大きさです。
ですので私が動くとその動きでできる渦に乗ってついてくる、というか、あっち的にはいやおうなく巻き込まれているのかもしれませんが。

魚たちに別れを告げ、チェックアウトし、美味しいランチをいただいて空港へ。
今度は🚴持ってくるかも、というと、「なんだったら一台よぶんに買ってください。こちらに保管しておきましょう」と言われました。
わはは。

この二年遠慮なく旅をしていますが、どこに行ってもPCR検査はとか枠パスとかみじんも話に出てきません。
最近代理店から来る宣伝メールでは、ワクチン二回接種証明で何千円割引、とかありますが、今のところこれを政府が補填している気配もありません。

っていうことはそういう証明使わない客の方がいい客ですね、旅行業界にとっては。
自粛ばかりしている人には、そういう世間の相場観がわからないと思います。

着いた成田は雨でした。
バスで東京駅に向かい、そこでお弁当を買いました。
帰ると夫は緊急会議ということで部屋に閉じこもったので、適当にお味噌汁とかつまみとかを並べて選挙速報を見ました。

あわよくば、とボーナスステージのつもりで入れた休暇でしたが、思い切り楽しみました。
政権も安泰のようだし、これからまた第六波とか、行動制限の脅しによる接種促進とか、色々演出するのでしょう。
お手並み拝見、といきましょうか。