治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

「社会は怖くない」と伝えたい

2009-08-31 08:07:37 | 日記
8月はなんだかんだ労働時間短いですね。
人もあんまり来ないし。
休暇で海外にも出たし。
そうすると意外と「物思う月」になったりします。
フシギなことに普段いる場所を離れると、ふだんは浮かばないような考えも浮かびます。

という言い訳をして、あちこち出かけすぎですけど、私。

編集者としての仕事は年中無休ですが
8月はなんといっても流通が止まり気味なので、毎年売り上げ減を覚悟しなくてはいけません。
でも今年はあまり落ち込まなかった。
親御さんは本を読むどころではない月じゃないかと思うんですが。

最近目だってきたのは
普通の小学校からの注文ですね。
これは嬉しい驚き。

覚え直しの大変な自閉っ子は、学校限定ルール(友だち原理主義とか)に振り回されて自信をなくし、いつまでも世の中に出られないニートコースにはまっちゃったりしますよね。
そういうケースはたくさん見てきました。

でも社会は怖くないです。
学校のほうが大変です。
だから学校に適応できないことを嘆くことはないです。
社会はまた別の論理で動いているし
社会の論理のほうがある意味ずっとわかりやすいです。

まあすべての教師の人がそれに納得してくれなくても
一部でもちょっとはそれに気づいてくれたらいいかな。

本で伝えたいテーマの一つは
「社会は学校より懐が深い。だから怖がらないで」っていうことなんです。

さあ、9月もがんばるぞ。
海外サッカーもシーズン始まっちゃったし、秋場所もあるけど。

=====
総選挙。
私は幸福実現党でも、公明党でも、社民党でも、共産党でも、みんなの党でも、改革クラブでもないところに投票しました。
まあ、どっちにしてもあまりボロ勝ちはよくないよね。この四年間を見ても。
小沢さんにがんばってもらいましょう。
あ、ニキさんと私、11月に岩手に講演に行きます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

総選挙の結果を前に、誰も注目していないみたいだけど
本日は秋場所の番付発表です。
稀勢の里は東関脇。これまでの最高位です。
嬉しいけど
また胃の痛い日々が始まるのですね。お受験の子を持つ母の気分です。

さよなら、大好きな夏。
でも秋も楽しみですね。
おいしいものもいっぱいあるし!

本当に悪いのは政治なのか?

2009-08-29 07:45:36 | 日記
今日期日前投票に行きます。でも
私の一票は、島根や高知の人の半分の力しかない。
この地域格差をいつまで放っておくんだろう?

要するに人口の少ない地域の人がトクをするような構造を温存してきたんだよね。

なのに地方が疲弊しているとしたら、原因は政治家が仕事していないだけじゃない。
次の二つのうちにも理由があるかもよ。

1 疲弊は政治のせいじゃない
2 議員の選び方が間違っている

田舎には田舎の事情があるのだと思うが、私はどうしても「地元への利益誘導」で国会議員を選ぶというメンタリティが理解できない。

地元への利益誘導って、首長・自治体の仕事じゃないの?
国会議員は国益に寄与するかどうかで選ぶべきじゃないの?

今回は横浜市長選挙もあるけど、私は市長と地元選出衆議院議員の選出基準は違って当然だと思う。

たぶんこういうこと言うと顰蹙買うと思うんだけど
私は県別対抗みたいなの、すごく好きじゃない。
甲子園にあまり興味がないのも、だからだと思う。
男女別対抗の紅白歌合戦みたいに、アナクロだと思う。

私は横浜市民である前に、神奈川県民である前に、日本国民だと思っている。
地元の利益より、グローバル経済の中で、日本の地位を保つことのほうが喫緊の課題なんじゃないのかな。
じゃないと福祉にだってお金が回らないんじゃないかしら。

地域性は大事です。
私が自閉っ子療育民営化に賛成しているのも、お受験の盛んな土地に住んでいるからかもしれません。
「官」が提供するものがイマイチなとき、他に選択肢がある土地に住んでいるからかもしれません。
どうしたって人は住んでいる地域の土壌から逃れられない。
でもそれはそれとして
地元の利益ばっかり追うより、もっと広い世界に目を向けませんか?

という私は少数派なんでしょうか。
そして少数派でも生きて行きやすいから、都会にいるのでしょうか。
そして都市住民ゆえに差別されているか弱き一票を、それでもこつこつ投じ続けるのです。

ニキさんとイケメン論を交わす

2009-08-28 07:17:00 | 日記
ニキさんと私は結構
男性の好みのタイプが違うんです。
以前掛け合い漫才講演会でもこの話をして盛り上がったことがあるから
ご存知の方もいることでしょう。

ニキさんの好みは
私から見ると「草食系」かな?
身体が薄くて、青白くて肌がかさかさしている人がいいとか言ってます。
白人が好きとか言うんだけど、ブラピみたいなたくさんの人が憧れるような人じゃなくて
細くて禿げてて、しかもその禿げ方がM字か丸かどっちかがいいとか
かなり細かい指定があったような気が(基本的に興味ないのでよく覚えていません)。

まあ、一般的な意味の「イケメン」ではないことはたしかですね。

対する私は、いかにも元気そうな男っぽい人が好き。
身体はがっしりとマッチョで、顔は強気そうにきりりとしていて
肌がつやつや張り切った人が好き。
男のくせに髪の毛つんつん立てたり眉毛抜いたりなんてもってのほか。

要するにイマドキ流行りの「ホストっぽいイケメン」、キライです。

私としては、好みにぴったり当てはまる稀勢の里は「本当に美しいお相撲さんだ」と思っているんですが
ニキさんには「稀勢の里」をぐぐんないほうがいいよと言っておきました。
ニキさんは肌の表面張力がある人を怖がるんです。
きせのんのつやつやほっぺを見たら卒倒するかもしれない。

ニキさん好みのタイプは私のボキャブラリーでは「貧相」なんだけど
(ニキさん、ごめんなさい)
そういう人が「邪魔にならない」という言い方をニキさんはしていました。
他のASDの人でもときどき、連れ合いや恋人のことを「邪魔にならなくて好き」っていう人がいます。これ、独特の愛情表現だと思います。

私の好みの男性はきっとニキさんに言わせると「うっとうしい」だと思います。
「邪魔になる」「暑苦しい」とかかもしれない。
ていうか私もかなり肌の表面張っているし、どこ行っても「邪魔になる」タイプなんですけど
きっとガマンしてるんだろうな。それとも異性じゃないから関係ないのかしら。

で、なんで講演会でそんな話したかというと
人は趣味嗜好が違っても、一緒に仕事はできるということを言いたかったんです。
大人になればね。
だから学校の閉鎖された空間で友だちができないことを
それほど引け目に感じることはないんだと言いたかったんです。

だって私とニキさんは
「本好き」っていう以外本当に共通点がないんですよ、ほんと。
時間の過ごし方も違う。
異性の趣味も違う。
あえていえばビールの趣味は比較的近いかな。
でもビールを一緒に飲むことはあまりありません。

つまりニキさんと私は、子どもの頃なら一緒に遊ばなかったと思います。
でも仕事は一緒にできるんですよ。

価値観が相当違う人とでも
遊び方の違う人とでも
一緒に仕事ができる。
そういうものなんですよ。
だから仕事の人間関係は
学校時代の人間関係より簡単だったりするのです。

写真はニキさんの出張のお土産、ポンジュースキティちゃん。

営業って大事です

2009-08-27 07:51:27 | 日記
昨日保険営業のこと書いたら
本当に保険営業の人が来ました。
ぴかぴかの一年生。

新たに保険に入る気はまったくないけれど
話は聞いてあげました。お手製の新聞置いて帰りました。

私は熱心な営業マンって、あんまりキライじゃありません。
仕事に熱心なのはいいことです。
自分に必要のないモノやサービスを買うことはありませんが
誰かが営業の練習台になんないと、いつまでも腕が上がらないしね。

どうしてこう思えるかっていうと
自分も若い頃、たくさんの人に下手なプレゼンを聞いてもらったからでしょう。
自分を育ててくれた社会への恩返しですね。

がんばれがんばれ
やる気のある若い人。

もうお一方やる気のある方(ただし人生の先輩)からメールをいただきました。
「ぼくはうみがみたくなりました」の山下さん(レインボーおじさん)です。

=====
映画『ぼくはうみがみたくなりました』が完成し、
8/22(土)~9/18(金)の4週間、恵比寿ガーデンプレイス内の
東京都写真美術館ホールにてロードショー公開中です。
=====

山下さんご自身も、ずいぶん大きなリスクをとられているようですが
カンパが中心の映画で、たとえ単館でも上映にこぎつけたって結構すごいことです。

そしてこの恵比寿のボックスオフィスの成績で、全国に広がるかどうか決まる。
本も映画も作って終わりじゃないんです。作ったあとが勝負なんですよ。
「いい作品だけど見てもらえない/読んでもらえない」って愚痴って終わるのは、作り手として半端な証拠。ただの努力不足です。
だから
こういう売り込みもキライじゃありません、私。

ヨコハマの上映会まで待とうと思っていましたが、恵比寿行きます。
今日はお友だちと約束があるんですが、明日にでも。
皆さんもぜひ、お出かけください。応援しましょう!

自閉っ子だって営業できる

2009-08-26 08:11:20 | 日記
これもよく講演会でする話ですが。

自閉っ子って営業苦手だと思うでしょ?
でも営業が絶対にできないわけじゃないし
すべての種類の営業が苦手なわけじゃないと思います。
もちろんASDの人も状態像は様々ですけどね。

官僚におべんちゃら言ってノーパンしゃぶしゃぶつれていったり
知らない家に押し入っていって靴紐を数千円で売りつけたり
そういう営業は苦手でしょうね、自閉っ子。

ニキさんは率直に言って
保険営業ウーマンには明らかに向かないと思います。
ちょっと見、おどおどしているし、言葉数が多いわりには話をまとめるのも苦手。
ニキさんが保険売りにきたら私は朝青龍モードになって
「とっとと帰れよ!」って追い出したかもしれない。

でもデビューのときはちゃんと営業したんですよ、ニキさん。

どういう営業かって?

あのね、発注がないのにどんどん持ってくるんです、試訳。
昨日のセンセイと逆のパターン。

頼んでいないのに、自分がいいと思う本をどんどん試し訳して持ってきちゃうんですよ。
これは検討せざるを得ません。こっちも企画はほしいしね。
人はいらなくても企画はほしい。これって多くの企業の本音ですが
そこにうまく乗っかったんですね。

とは言ってもこれ、自由業の世界では特別なことじゃないですよ。
イラストレーターの営業って、だいたい作品持込です。発注されなくても描いて持ってくるのが普通。

それに私が駆け出しだったらね、絶対やったと思うんです、こういうこと。
アントレプレナーは、何にも仕事がないところから自分で仕事作らないといけないからね。
でも意外と世の中、学校による「地方公務員養成講座」が行き渡っているせいか
「頼まれない仕事をして持ってくる」人は少ないですね。
だからたまにそういう人がいると、すごく光ります。
やる気がある人に見えます。
何よりスキルが磨けます。だって知らず知らずのうちにアドバイスしちゃったり。

ニキさんはそうやって営業して、スキルを磨いて、デビューにこぎつけたんです。
ただ運がいいだけの人じゃないんですよ。
天才じゃないんです。
適性がそこそこある仕事を見つけて、
その分野できちんと努力できる人なんです。
そこんとこ誤解すると、自閉っ子支援の方法見誤りますよ、皆さん。

写真はニキさんの高知への講演旅行土産、土佐犬キティちゃん。

世の中を甘く見ている教師の一例

2009-08-25 09:28:49 | 日記
警告。今日は辛口です。

某県某特別支援学校の教師からアプローチ。
翻訳書を出したいとのこと。

「出してください」という手紙と原書の目次、そして数ページのファクス。
「この本を出して、そして私を翻訳者として使ってください」という手紙。

原文にさっと目を通し、シュレッダーに直行。
原書はつまんない。第一この人とはとうてい仕事上でつきあうことはできない。

だって基本の基本をわかってないんだもん。

基本の基本というのは次の三つ。
1 翻訳にはスキルが必要
2 出版はリスクの伴う実業である
3 自分に仕事をさせてくださいと頼むのは自分に投資してくださいということである

つまり、翻訳者として仕事をしたいのなら
企画書とサンプル原稿くらいつけるのが最低のビジネスマナー&ストラテジーなんですよ。
じゃなきゃ実力がわからない。 実力がわからないものにどうやって投資できると思います? 貴重な時間と労力とお金を。
本を出すっていう事業には、うちみたいな小さい会社だって
車一台買えるくらいのお金が動いているんですけど。

それを理解しているからこそ、今までうちで本を出してくれたASDの著者たちだって
最低限そういうマナー&ストラテジーは守ってくれたんだと思います。
企画書とか、原稿とか送ってきてくれてきたからこそ検討できたし、いくつかは出版にたどりついたでしょ。
自閉っ子でも理解できるそういう基本の基本の社会常識にもたどりつけない教師もいるんだなあ。フシギ。

出版は、たしかに小規模なビジネスです。
でも本物の消費者が本物のお金を払って本を買ってくださって成り立っている実業です。
出版社も時間をかけ、人手をかけ、本を世に送り出すんですよ。もちろん本物のお金(身銭)を投資してね。
それでも売れない本もある。
自信を持って出しても売れない本がある。
結構投機的色彩が強い事業なんですよ。まあビジネスは多かれ少なかれそうですけどね。
もちろん予測はします。でも裏切られることも多いです。

だから最初から、持ち込んでくる人が不熱心な本を出すことなんてとうていできません。
良いと思って出したって、十分な数の読者がそう考えてくれなかったら、その本は赤字に終わるんだから。
本を出したい、っていうことはそういうビジネスに参加しようということ。なのに
実力の証明もなしに、原書を数ページファクスしてきただけで仕事ができるなんて考えは甘すぎるよ、センセイ。

あまりに非常識なので、返事は出しませんでした。
そうしたら後日再度アプローチが。
どうしてもその本を日本で出したくて、著者にメールを送ったんですって。
その前に試訳してみたらどうかな。順番間違ってるよ、センセイ。

その英文メールを見ると
基本的な英文法すら使いこなせていないのが一目瞭然。
受動態と能動態の使い分けもできていない。
前置詞も間違いだらけ。前置詞を間違えるっ人ていうのは、辞書を引く習慣が身についていないっていうこと。要するに語学に関して「地道な努力をしない人」であることがわかっちゃう類のミスなんですよね~。
この英語力で、本気で、本気で、本気で翻訳できているとカンチガイしているとしたら
あまりに世間知らず。じゃなきゃ他人の仕事なめすぎ。

願わくば、この世間知らずなセンセイが教師が就労指導とかしていませんように。
(英語も教えてませんように!)

学校のセンセイたちは、まず「大事なのは人間関係」って言うでしょ。
でもそれはきっと、仕事の現場を知らないからじゃないのかしら。
スキルも身につけずに人間関係だけで渡れるほど、世の中は甘くない。もはや昭和じゃないしね。右肩上がりの時代は終わったしね。
いくら愛想が良くたって、実力がなければ通じない高度情報化社会が来たんだけど。
気づいているかな?
頼むから間違った人間関係でっかちの教育をしないでね。
じゃないと被害者が増えるばかりだから。
また自閉っ子、ツッコミ力がないから、人間関係でっかちの教育を真に受けちゃうのよね。苦手なのに。

自閉症の人でもね、この「人間関係でっかちの教え」から解毒されてきちんと実力を身につける努力をした人は社会に受け入れられていくんですよ。多少癖があってもね。

でも教師の全部がバカなわけじゃない、という話ももちろんたくさんあります。
そう、中にはちゃんとした人もいるんです。
いい出会いもあることはあるんですよ(と一応フォロー)。でもほんとだし。そのうちまた「いい出会い」をブログに書きますよ。

ものすごく腹が立ったから、少しでもなごむために、
大好きなプーケットの空の写真をアップしました。
あ~また早く行きたいよう。この空を見つめてまったりしたい!

自転車修理の就労支援

2009-08-24 08:40:03 | 日記
昨日の話の続きです。

隣町の自転車屋さんには
つなぎを着た人が二人いました。
おじいさんとおじさん。
おじいさんのほうが私の自転車を担当してくださいました。

後輪を器用にはずして、バケツの水につけていく。
そうやってパンク箇所を探るんだ。
あっという間に手際よく直して、職人だな~と感動。
おまけに申し訳ないくらい手間賃が安い。

それで思い出したことがあります。

川崎にある白物家電のさる大手メーカーは
今や障害者雇用の優等生です。
その歴史も長く、そもそも障害者雇用を始めたのは高度成長期。
高邁な理想を持っていたわけじゃない。ただもう人手不足がどうしようもなくて
農村に出かけて出稼ぎの人を集めてもまだ足りなくて
「ついに障害者にまで手をつけた」っていう感覚だったんだそうです。

だけどその後、生産拠点が海外移転しても
この会社は障害者を解雇しませんでした。
もう「仲間」になっていたからね。
解雇どころか、どんどんどんどん障害者雇用を増やして
やがて特例子会社の制度ができたら特例子会社を作ります。

最初に入った障害者の人が
そろそろ定年を迎えるそうです。
そこで定年後も少しはお金を稼げるように
自転車のパンク修理を教えているそうです。

大きな工場には何千人もの人が働いていて。
たくさんの人が自転車で通勤しているんですって。
しょっちゅう誰かの自転車がパンクしているから
パンク修理ができれば、仕事は途切れない。
「障害者にまで手をつけた」っていう感覚で雇った人に
今は老後の仕事の配慮までしているんですね。

最初は崇高な理念なんてなくていい。企業の損得で考えてくれればいい。
とにかく仲間になってしまえば
そこから何かが始まるんだなと思いました。
そのための雇用枠という制度。どんどん広げましょう。
そして、人間ってやっぱり、それなりに情があるんですね、と感動。

というわけで川崎のことを思い出したので、今日は川崎大師キティちゃん。

インフルエンザ対策は自分でやれってさ

2009-08-22 06:53:41 | 日記
お相撲一緒に見に行く人から
「インフルエンザ大丈夫かね?」とメールがきて
「気をつけなきゃなあ」と思い出す。
マスゾエ大臣も
「国民の慢心がどーのこーの」言ってたなあ。
ワクチンの量も限られていて
持病のない私には回ってこなそうだ。

まあ、じゅうぶんなワクチンがあっても私は接種しなかったかも。
昔から注射嫌い。
薬も嫌い。
富山の薬売りの人が置き薬していくけど、精算に来ると
「本当に丈夫なんですね(怒)」って帰ってしまうくらい薬飲まない。

今度も自助努力。
手洗い、うがいに励まなきゃ。
精をつけなきゃ。
ということでお昼は鰻重(爆)。

ジムで汗をかきバイキンを体外に出す。
その後
のどを念入りにアルコール消毒。

これで今日も元気!
おまけにおいしくて楽しい。

というわけでマスゾエ大臣、
民草は自助努力に励んでます。
GDPにも貢献しながらね。

仕事も遊びも身体が資本ですからね。
みなさんもぜひお気をつけて!

写真はアルコール消毒をたっぷりしたあとの新橋お父さんキティちゃん。
ほほを染めていい気分。
こうやって憂さ晴らししながら
日本経済を支えてくれているんですね。

自閉のニキさんから、手間ひまかかったプレゼント

2009-08-21 08:07:38 | 日記
ちょっと前のことだけど。

ニキさんから茶色い封筒が送られてきました。
真ん中が盛り上がっています。
なんだろう、と開けてみると中にはぷちぷちに包まれた「マルちゃんたらこ焼きそばキティちゃん」が!(写真)

これは非売品です。レアモノです。
三袋入りの焼ソバを三つ食べて、応募シールを貼るともらえるという手間のかかった贈り物。
ニキさんちではこれをゲットしてくれるために九玉も焼きそば食べてくれたんだって。
それで応募シール送ったら
抽選でしょうゆ焼きそばキティも当たったんだって!

わーいわーい!
ニキさん、ごっちゃんです!

ニキさんは食べるのは好きだけど(ここは私と同じ)
食べる量は多くないから(ここは私と違う)
九玉の焼きそばは大変だったでしょう。
食べるのに協力してくださったご家族にもよろしくお伝えくださいね!

気づいたこと・嬉しかったこと

2009-08-20 09:45:38 | 日記
・感覚統合ってけっこう学校の先生たちが興味を持っているのだろうか?
 学校からの注文が多い気がします。ありがたいことだ。

・考えてみたら私はよく外で遊ぶ子だったなあ。だから今も丈夫なのか、丈夫な子だから外で遊んだのか。とにかくどっこも不調がないことに感謝。

・三歳の七五三のとき、原宿駅から明治神宮の境内まで自分の足で歩き通してお参りし、そのまま新宿伊勢丹まで歩いたんだって、私。それで伊勢丹の食堂で鍋焼きうどん一人前食べたんですって。今とあまりキャラが変わらない。

・秋場所切符取れた。楽しみ! やっぱりお相撲は一人で見るより誰かと一緒のほうが面白い。

・方々から送っていただいた資料を読むだけで相当勉強になるというのはありがたいこと。一つの分野をこつこつやっていくと、情報が集まるようになる。お金じゃないけど、これは財産。お金がお金を呼ぶように、情報が情報を呼ぶ。ただしこの情報が自分の中で熟成し形になり換金されるまでは時間がかかるから、その間に会社をつぶさないようにするのが肝心。

・数年前、出版を始めたばかりだったくせに花風社は書店の方たちに向って「発達障害の老舗になる」と宣言したのだった。ありがたいことに笑われなかった。分野自体がニッチだからだろうな。まだまだ道半ばだが。

・ビジネス書をたくさん買った。良質のビジネス書と療育書のコラボ的な本が作れないかなと画策中。って言っても想像もつかないかもしれないが、自分の中にはイメージがある。そのイメージをどうやって実現化するか試行錯誤の日々。

・日経新聞に載っていたイノベーションの記事を読み込んだ。出版は成熟した古いマーケットだがイノベーションが不可能ではないはず、と思った。

・秋刀魚はまだ高い。ていうか大根も高いんですけど。

・圧力鍋は本当に便利。

・「自閉っ子閑居して不善をなす」とはニキさんの名言だけれど、だから夏休みは大変なんだろうなあ、お母様方。すべての自閉っ子に何かしらやることがあればずいぶんみんなラクになるだろう。自閉っ子も、親御さんも。これは大人になってからも言えること。

・プレミアリーグが始まった!

・チェルシーのデコ(ポルトガル代表)と大関・日馬富士は似てませんか?

・今はもういない、人寄せパンダのキティちゃん。