治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

怒りの下にあったもの 花風社創立28周年&ハッタツ大戦から5年記念旅行のご報告 その1

2024-02-24 09:55:02 | 日記
ポイントがたまっていた関係で、今回の旅はLCC使用でした。
目的地は石垣島。離島ターミナルの側に泊って、離島に日帰りする二泊三日の短い旅作戦。
私の一番の目的は、5年前、ハッタツ大戦のあと、一人で行った西表島に夫とともに上陸すること。
今はあまりひどくないけど、元花粉症の夫はこの時期、ちょっと植生の違うところに行くのが好きなのです。

クソコロナ騒動が終わり、旅客が戻ったせいか、LCCはひどい時間帯に追いやられていました。
朝7時半成田発。前泊が必要。っていうことで20日の夕方成田へ。急遽予約した空港周辺のホテルですが、安かったのに、立派でびっくりしました。どこかのエアラインのクルーもいるし、使わなかったけどジムやプールも完備。そして・・・なんかなでしこジャパンに見える女子の一群が。テレビでみたところ、北朝鮮戦がどこで行われるかわからず成田にとどまっているそうですから、あの女子たちは本物のなでしこジャパンかもしれません。お風呂で一緒になりましたが、マナーが素晴らしかったです。
クソコロナ騒動で唯一残ってほしかったのが「黙浴」ってやつです。あの貼り紙がなくなったとたん大声でしゃべり始めた温泉婆ズに爪の垢でも煎じてのましてやりたいほど、お行儀のいい女子たちでした。頑張れニッポンです。

翌朝早く空港に行き、本当にLCCめんどくさいからしばらくは使わん、などと思っていましたが、石垣島が見えてくるとそれまでのめんどくささが吹っ飛んでしまいました。本当に来てよかった。お天気も上々です。

そして離島ターミナルへのバスに乗り込んだのですが、これが順調とは行きませんでした。直行便ではなく、ほぼ各駅停車状態。私たちは運よく空港で座れたけど、途中も乗り降りが激しく、車内はギューギューです。途中病院の前の停留所で、イスラム系の女子がたくさん乗ってきます。医療従事者は私の敵のせいか鋭くかぎ取ったのですが、どうやら医療系の人々です。研修中のナースか、あるいは介護要員か。高齢化のさらに激しい地域においては、介護の担い手も都会よりさらに少ないかもしれません。飯山陽氏のYouTubeを日常的に見ている私としては、これほど宗教観、死生観の違った人々による介護が進行していくのも、一種の医療崩壊であろうと思いました。
ま、長い歴史の中ではおそらく一瞬のことです。そのうち日本には、そもそも人がいなくなりますから。

45分かけて離島ターミナルに着き、急いで竹富島へ。冬なので船の本数が少なく、黒島には行けませんでした。そして竹富島で前使ったのと同じレンタサイクルのバスに乗ってしまったのですが、これが失敗でした。

別にギアがないこととか、電動アシストでないことは我々の健脚の前にはどうでもいいのですが、そもそもさびてぎこぎこいいます。島のレンタサイクルなんてこんなもんだろう・・・と思いましたが、よその店はもっと新しい自転車を提供していてうらやましかったです。自転車クオリティ的には、ドツボにはまってしまいました。夫は「これもトレーニングだ」と前向きにとらえ、さびた自転車をこいでおりました。それでも呼び鈴がついていないのは、道交法違反ですわよ。
今後竹富島に行く方には、「使ってはいけないレンタサイクル屋さん」をこっそりお教えしますから、ご興味のある方はメールくださいね。

さて、それでも、気温28度の青空の下、久々の汗だらだらサイクリングは本当に気持ちよかったです。最近関東では走っても寒い時期からそもそも寒すぎて走りたくない時期だったので、「そうだ、夏のサイクリングってこれだよね」と思い出しました。ぎこぎこ自転車は残念でしたが、思い切り楽しみました。途中けものみちみたいなところに入っていったら、烏帽子岩みたいなのがあったり、気ままに走りました。

そして夕方の船で石垣島に戻りました。まだ日は高く、八重山の美しい海を楽しもうと思ったのに、短い船旅をほぼ寝てしまいました。気持ちよかったです。

そしてホテルに着きました。港ビューのホテルでした。目の前には「JAPAN COAST GUARD」の船がいます。横浜にも仲間がいますが、ここのお船は尖閣諸島を守るのですね。これもまた、頑張れニッポン、です。

そしてシャワーを浴びて、洗濯をして、そして適当な居酒屋に繰り出しました。泡盛を飲んで、眠りにつきました。

続く


最新の画像もっと見る