非常階段

じじ宅の
非常階段の出入口の扉が
雪と氷で凍り付き、
完全封鎖状態になっていた。
それでは万一災害が起こっても
避難経路が封鎖されていては脱出出来ない。


じじの部屋から引っ越しの時の工具を物色し、
大きめの鉄の釘抜きを持って来た。


別の階から非常階段に出て約30分、
しゃがんで氷割りをした。

踊り場のコンクリートに氷が張って
やたら滑るんだよ。


何とか扉が開閉出来るようにはした。
次回また雪が降ったらここだけは除雪しないと。

80歳の朝

じじは80年前の今日、
朝方生まれたらしい。


気温マイナス13.8℃。
予想最高気温マイナス４℃だって。
今日もシバれる。

氷紋

日の出でガラスに光が当たる。
厳寒期の今しか見られない豪華な氷紋。


どう見ても鳥の翼、羽にしか見えない。


屋内の空中の水分が窓ガラスに付着して
早朝の気温で凍結した、単なる結露に過ぎないのに
何で鳥の羽の形になるんだろう？
それもここまで鮮明に、
風切り羽の細部まで克明に描いたみたいに。


どんな仕組みでこういう自然造形になるんだろう？？？
何か物理的な法則があるのかな。