ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

休日海歩き

2014-08-28 22:14:49 | 
睡眠サイクルが狂って来て強度の朝型に拍車がかかっている。
一昨日眠いからって早寝して昨日は2:00から起きていたのがそのまま出勤し、
仕事終わった後に19:00まで会議だった。真っ直ぐ歩けないほど強度の眠気が来て
帰宅して20:00前に即行就寝した。
それでも今朝は4:00まで寝ていたのだった。
よく寝た。






今日と明日は2連休。
珍しく天気いいから採血済ませた後、散歩しよう。
バスでこれから浜に行ってたこザンギ食べたい。


病院は今日も混んでいた。
採血だけ済ませて外出、崖から海を見る。







ひゃー草ぼうぼう。
私の身長よりも伸びているからなかなか見晴らし出来る崖っぷちに立てない。
何とか草を掻き分けて写メ撮っていたら藪蚊が大勢いた。
私が歩くと蚊柱も一緒に移動して来たが、一か所も刺されなかった。
血液がまずいのか虫からはあまり好かれない。


雲。




歩いて浜に下りると、手前の踏切の遮断機が下りた。
試験採掘した石炭を運ぶ貨車。






貨車が通過した後、右見て



左見て




浜に下りると凪。




大勢のオオセグロカモメ達で賑わっている。
何かウマいものでもいるんだろうか、点呼取ったり場所争ったりえらい騒ぎだ。






水は青く透明。





波は殆どない。


西の空にぷかりと一つだけ雲。
山村暮鳥の詩みたいだ。



長倉さんの写真集のタイトルになった、
じじが見ていた子供番組でもベベンの人が歌う歌になったあれ。

  ♪おーい雲よ・・・ばかにのんきそうぢゃないか・・・どこまで行くんだ… 


この黄色い花は昔から、
子供の頃からよく見かける雑草だけど何ていう花だっけ?




さっき崖の上から見た古い墓場のある崖。




立ち去ろうとして踏切を渡った途端、再び遮断機が下りた。
さっき行った貨車が戻って行く。








ハマナスももう終わり。




いつもはこの次のもっと高い崖に行くが、今は行かずにバスターミナルに出向く。
定期券を更新して市の郊外の浜に行くバスに乗る。
採血したから朝食まだだけど、浜に行ってから朝食にしよう。
雲が出て来た。




浜行きのバスに乗った。
郊外の川。




浜が近づいて来る。
向こう側が海、手前に湿地と沼。




浜に来た。




さっきまで私がいた市内の崖の辺りがここから見える。




たこザンギ。
わかめおにぎりと共に。



身が柔らかくてウマかった。


砂の上の植物。










沖に船がいる。
ここからだと小さく見えるが結構大きい船だと思う。




東は市内。




西は隣町。




波はおとなしい。




何だか小さい鳥の群れがいる。





すずめくらいの小さい鳥だ。
各々夢中になって啄んでいると思ったら波の上を連帯組んで飛んで移動する。




波。






さて、そろそろ市内に戻るかな。
16:00までに病院に戻ればいいので時間は十分ある。




日差しじりじり。
正午過ぎたところだからな。




バス停に行こうとして、依然来た時には無かった櫓みたいなものがあるので上がってみた。
大津波が来た時の避難場所のつもりかな。
それにしては木材で簡単な造りだ。
いち早く津波の兆候をキャッチして早く避難誘導するためのものだろうか。










バス停に立っていると靴に若いケム氏がくっ付いていた。



変身したらどんな蛾になるかな。


バスが来た。
単純に市内に引き返すバスではなく逆方向のバスに乗って隣町まで行く。
そしてローカル線で市内に戻るのだ。


隣町の駅に着いた。
列車の時間まであと30分以上ある。
駅前の老舗食堂に行ってみよう。

50年間地元民に愛され続けているというカレー。
よく煮込んであってまろやか。



カタラーナ。



表面の焦げたキャラメルみたいな部分が格別にウマい。


さて、ちょうどいい時間。
店屋の軒先に赤い実のなる木が。




列車に乗った。
プラットホーム。




良い子は窓から顔や手を出してはいけません。




さっきまでいた浜が見える。




一つ隣の町の駅。




隣町の川。




私が幼稚園の頃からずっとここにある古い建物。
実は既に廃屋になっている。




如何にも北海道らしい風景。




さっき浜に行く時バスの中から見た川。
ここは既に市内。




あっ馬だ。




先日花火大会の行われた川。




列車を降りて、午前中行かなかった崖に行く。




さっき浜から見えた船。
やはり私が考えていたよりも大きい。




あの太陽の下の、海面の光っている所に船がいる。






波打ち際。




さて、病院に戻らないと。


・・・・・


診察、投薬終わった。
まだ日が高いのでもっと散歩しようかと思ったが
眠くなってきてしまったので調剤薬局で薬を受け取った後は自宅に直行し、
即、就寝。

砂の上の幾何学模様

2013-09-07 13:27:53 | 
昨日行った浜の写真を整理した。
波が高くて足元の砂をゆっくり眺める事が出来なかった。

                 


何度か運良く見る事の出来た砂に残る幾何学模様はこういうもの。
この写真は2008る6.23にたまたま撮る事が出来た。
遠浅でない浜でなかなか見られないが、たまたまこの時は撮れた。

                 
(2008.6.23 12:27撮影)


その前には波の加減だろうか、これは2007.6.19に偶然見かけて撮った、
動物のたてがみを描いたような模様。
精巧な浮き彫りのようである。

                 
(2007.6.19 12:10撮影)

                 
(2007.6.19 12:10撮影)


踏み荒らす人がいないとか、たまたま波が引いていたとか
私にはよくわからない諸々の条件が揃った時だけ見る事の出来る水の力学が
波打ち際の砂の上に整然と規則的な図形を描き痕跡を残している。
これを見る事のも海に行く楽しみの一つ。

晴れたから浜歩き

2013-09-06 12:14:18 | 
久しぶりに太陽がお目見えした。
室内にいると鉄筋コンクリで余計に冷えて寒いのでこれから浜に行く。
じじの下血の件でどんよりしているので日に当たって気分転換を図る。

                 


バスが橋を渡った。

                 


車窓は湿地帯、その向こうに海。

                 


海だ!!!

                 


いつもの如く朝食に労村のおにぎり。
わかめおにぎりは完売で買えず、生たらこおにぎり。
おかずに今日もたこザンギ。


うまー。。。


この野外販売は9月一杯までと聞いた。
今月中にもう一回くらい来れるかな。


                 


西から雲が伸びてきた。

                 


日が翳ってきた。

                 


沖に船がいる。

                 


雲の低さと伸び方が怪しい。
雷来るか。
雨も来るかも。

                 

                 


砂浜から草地に上がる。
ハマナスの実がなっている。

                 


子供連れは夏休みの頃よりは少なくて、
中学生か高校生みたいな仲間達が5、6人ずつ二組ほど。
いずれの集団もいい具合に皆で一緒に大きな倒木を見つけスズメのように並んで座り、
何やら話をしているのが微笑ましい。

                 


サンダルが砂だらけなので洗おうと水場に来ると、
キャベツをジャブジャブ洗っている奥さんがいた。
珍しいので眺めていたら親しげに話してくれた。
キャンピングカーで北海道を旅している大阪のご夫婦だそうで昨日当地に着いたらしい。
水道の水で洗っているのはここの地物野菜。
移動キャンプ中は外食ばかりで野菜不足だからと、道の駅で地物キャベツを買って
齧ってみたらパリパリでウマくてびっくりしたそうだ。
当地では野菜は何でもパリパリしているのが普通であるが、
道の駅で販売されているのは地元農家が朝採ったばかりの新鮮野菜、
そりゃパリパリだわ。
もう20日くらい北海道内に滞在してこれから鶴公園、明日湿原、
それ以降は知床方面までも行くそうだ。
ここの海は海水浴出来ないの?と奥さんが言うので、
水温が低く波荒く、水際で写メ撮るだけでも波に足元の砂ごと根こそぎ持って行かれて
大変危険である事と、夜は物凄く冷え込むという話をした。
「大阪はめっちゃ暑い」という話であるが、
暦の上が夏でもここはずっと寒いから想像つかない。
大阪人はフレンドリーで好印象だ。
いつ何処で誰と初対面で出会っても初めから友達みたいである。


(21:57追記
 ご夫婦は今頃は何処かでキャンプカーで夜明かししておられると思われる。
 かなり気温下がってきているが大丈夫だろうか。
 旅の安全をお祈りします。)


帰りのバス停。
雨が来ないうちに市内に戻らねば。

                 


雲の伸び方がド迫力である。

快晴だから海散歩

2013-08-03 16:52:39 | 
浜に来た。
空も海も青い。




風は乾いて涼しい。
太陽じりじり。




風が涼しくて靄が出ていないため、西は遠くの山まで見通せる。




カモメがいる。



東は海岸線の先に今さっきまでいた市内が遠くに見える。




朝昼飯にたこザンギとわかめおにぎり。
今日初めて食べたけど老村のちりめん山椒おにぎりもウマい。


風が冷たいくらいである。
このただっ広い北海道の太平洋岸でわざわざ人の大勢集まっている場所まで来て
ドヤ顔でバギー乗り回し水しぶきと砂を巻き上げて見せる親(?)達がいる。
例年よく見かけていたが、今年もまたいた。
それぞれ一人ずつ2、3歳の子を前に乗せて、英才教育か。笑)








私のいる隣のベンチに爺さんと婆さん二人連れが仲良く並んで座り、
コンビニのパスタ弁当を割り箸でずずずっと啜り、食べ終わると何事も無く立ち去った。
せっかく浜に来たんだからゆっくりして行けばいいのに。


何だろうこの草。




しばし日向ぼっこしていた。




さて、帰りのバス。




・・・・・


市内に戻った。




地元の皆様は港祭りのイベントで楽隊の演奏会や船漕ぎ大会やパレードの見物に、
岸壁方面にぞろぞろ繰り出している。






街にはこんなに大勢の人がいたのか。驚))


・・・・・


岸壁から徒歩で一つ目の崖まで坂を上って来た。
海は静かで、青い。



水平線。




これから坂を下って市内の小さい浜へ。
日差しがきつい。
ハシボソガラスが口を開けてとぼとぼ歩いている。




浜に下りて来た。
炎天下じりじり。
いいねぇこの頭の焦げるような夏の暑さ。
貴重な夏の日差しである。


駐車禁止の看板が。
でも車停まってるし、と思ったら近くに廃車一台。




なんちゅう青さだ今日の海と空。




水は透明。
波も殆ど無い。




家族連れが来ている。
親子で水にに足浸けて、子供は大はしゃぎ、父親が
「ぅわぁつめたいー!!お前こんな冷たいのに足浸けてたの!?」と縮み上がっている。
ここの海は海水浴向きではない。


ん。


!?亀???




何でこんな場所に亀が。
すぐ傍に小学生らしい男の子と幼稚園くらいの女の子連れた母親がいる。
ペットの亀を散歩させてるのか?
(何年か前、これよりもも大きい陸亀を砂浜で散歩させている人と遭遇した事があった)
これはイシガメですかと聞くと、母親はうちのではないから知らないと言う。
ペットではないのか?
小学生の男の子が「わぁ亀だ亀だ!」と騒ぎ出した。
なるほどこの人達のペットではないらしい。
亀は紫ツメクサの葉を片っ端からもしゃもしゃ食い散らかしながら悠然と闊歩する。




男の子が差し出した葉っぱも一瞬にして完食。
気をつけて。
万一噛まれたら子供の指など簡単に食いちぎってしまうよ。
男の子は大喜びで亀の後を付いて回る。
「亀のくせに歩くの速いー!」

誰かが捨てたんだろうか。
或いは近所の何処かで飼われていたのが這い出して迷ったのだろうか。


さっきからごごご・・と地響きがしている。地鳴り?海鳴り?
次の崖まで急な坂を上る。

歩き始めたら牛猫が日陰で涼んでいた。




どうも。
暑いですなぁ。




はー。。。
坂を上り切った。




ああ。
ここから眺める海は銀色だ。
さっきまで私がいた浜の辺りが海岸線沿いに見える。








崖から海を見ていると、
後から来た子連れの夫婦が崖っぷちギリギリで記念撮影しに来た。
と言っても本当に崖っぷちは足場が30cm四方くらいしかない。
そこに母親が子供と共に立って、父親が撮影する。
4、5歳くらいの子供はじっとしていない。
落ちるとか落ちないとかどうでもいいのか好き勝手にそこら中走り回ろうとするのを
崖っぷちで海を背にした母親が押さえる手を振り切って見当違いの方角へ走ろうとする。
ぞっとする。
何でこんなじっとしていられない子供と一緒に崖っぷちで記念撮影しなきゃならんの。
少しは考えたらよかろう親も。
子供の激しい動きで押さえている母親ごと崖から転落しそうで恐怖。
見ているこちらの方が冷や汗出た。
その後別の夫婦が乳児を連れて来た。
誰も来ない場所だと思っていたが、案外見に来る人がいるのだな。


坂を下りて近くの公園の展望台に上って街を見る。
港に船がいる。






レトロで風情のある建物に見えるが、これは実は市の公衆便所であるよ。




旧市街を歩いて橋の上に来た。






これからじじの病院へ食事介助に行こうと思うが、
港祭りだからってだからって路線変更で乗り場があちこち移動してるから訳わからん。
とりあえずバス待ち。
ぉわっ国道を談笑しながらゆっくり斜め横断して来る命知らずな婆さん二名、
怖いもの無いのか。


腹減ったなぁ。
浜で食べたおにぎりとたこザンギはもう消化してしまったと思う。
散歩三昧の一日が終わった。


徒歩で、バスも利用して、運動量としては-1700kcal、15000歩程度なので
剥離骨折したまんまの足首にもさほど負担かかっていないと思われる。
めでたし。

浜風

2013-07-20 12:47:00 | 
今日の浜はいいよ。
日差し強いけど風が涼しい。

                  


いつも行く崖もここから見えるが市内は曇っているようだ。

                  


波は穏やかだ。

                  

                  


今日はまだ海霧がやって来ない。
カモメもあまりいない。
並みの静かな時はあまりウマそうなものが打ち上げられていないからであろう。

                  


日頃の荒波で割れた貝殻ばかり落ちているが、
形のしっかりしたものもたまに見かける。

                  


割れたガラス瓶の破片が水と砂に揉まれて磨りガラスになったのが
ごく稀に見つかる。
どうって事無いが、見つけたら拾って持ち帰る。


さて、間もなく帰りのバスが来る。

                  


バス停暑いわ。

                  

                  

砂の上を歩こう

2013-07-20 11:29:41 | 
直射日光で頭をじりじり焼かれるが風はひんやりしている。
半袖の服を着てちょうどいいくらい。

                  


草が伸びている。

                  


ハマナスはもう終わり頃だ。

                  


家族連れが結構来てるんだな。

海の日の海

2013-07-15 15:43:06 | 
浜に来た。
人多い。
日差しがきつい。

                  


今これから朝飯なう。
労村のわかめおにぎりと、たこザンギ。
昨夜から飲まず食わずで空腹のため3本も買った。
むふふわかめおにぎりとたこザンギうまー♪

                  


1本230円で、注文してお金渡すとおばちゃんがその場で揚げてくれる。
揚げたてウマい。
柳だこは身が柔らかくて味がいい。


西の方から海霧が押し寄せて来た。
ちょっと暖かくなるとすぐ霧が出る。

                  


あと10分でバスが来る。
今日は波荒いわ。
どっか〜〜〜んとか言ってる。

                  

                  


さて、バスで帰ろう。
途中下車して電気店に寄る。
データCD買い足し。

                  


バス停にジャージ姿のおねっちゃん二人。
高校生かな。
寒くなってきた。

今日も海に行った

2013-06-30 19:31:07 | 
崖に来た。

                  

                  

                  


今日はキタキツネに遭遇しなかった。オオセグロカモメに頭上を狙われたが。

                  


浜に向かう。
浜の次はここから見える高台、もう一つの崖。

                  


浜には家族連れが2組ほどいた。
口々に珍しく水が透明で綺麗だと驚いている。

                  

                  

                  

                  

今日の海は最高だ。何て青いのだ。
海と空、これ以上無いくらい青い、青。
湖のように静かに見えるが、防波堤の向こうでは相変わらずの荒波。

                  


浜から別の崖に上がった。
光で目が眩む。

                  


波が穏やかだ。

                  


崖を降りて見晴らし台に上がる。


港。

                  


丘の上の旧市街。

                  


展望台下りて旧市街歩き、橋を渡る。
川も青い。

                  

                  


岸壁に来た。

                  


干しししゃもと塩大豆買った。
ソフトクリーム食べて休憩、地元の銘菓またひとつ新しくてウマそーなの見つけて購入し、
病院に出向いてじじの食事介助をする。
看護師によるとじじの食欲は旺盛で、そのためか褥瘡は治ったという。
念のためフィルム材を貼って保護していると。


じじ宅に行って窓閉める。
明日曇りの予報どおり、もう既にどんより雲が来ている。


                  


帰りに再び珈琲店。
新しい地元銘菓を奥さんと試食する。


寒くなってきた。
温かい珈琲を飲んだら眠くなってきた。
薬店に寄って帰宅。

海散歩の日

2013-06-29 14:11:45 | 
海だ!

                  


この前、最後にここに来たのは一昨年の大震災の1ヶ月前だった。

                  


もっと漂流物でごった返しているかと思ってた。

                  


ハマナスが咲いている。
蜂が少ないなぁ。

                  


もう7月が来るというのに風が冷たく植物もあまり伸びていない。
ただ、気温が上がらないためか咲いた花は長持ちする。
レースフラワーと呼ばれる白い花や橙色や黄色のユリが蕾をつけている。
ちらほら咲いているのもある。

                  


浜の道の駅名物の一つ、たこザンギを食べる。
地元で取れたヤナギダコの足一本を5つくらいに切って串に刺しコロモをまぶしたのを、
注文するとおばさんが冷蔵庫から出してその場で揚げてくれる。
「熱いから気をつけて」

                  

たこザンギうまー・・(T-T)
揚げたてだよ。
ヤナギダコは身が柔らかくてうまみがある。


まだじじが元気で在宅独居していた時、
私は前の勤務先で二交替夜勤の明けに帰りのバスを乗り過ごし、
この浜まで来て砂の上にビニールシート敷いて熟睡した。
春先の風の冷たい時でも砂は猫の体温くらいに温かいのでそのまま気持ちよく睡沈した。
目が覚めたら波がすぐ近くまで迫っていた事もあった。
夜勤明けの食事はコンビニのわかめおにぎりとこのたこザンギか、なければ竜田揚げ棒。
休みの日も明けの日も散歩と言ってはよくこの浜に来ていた。
私にとっては癒しの場所であったが、ひとたび地震や津波が来ると
この浜の地形では絶対に逃げられない。
砂浜は遠浅でなく荒波に砂が削られてべこりとへこんだお椀のように陥没した地形、
国道を挟んだ反対側は湿地帯か谷地であり車ならば埋まるであろうし、
まして人が避難のために歩いたり走ったり出来る状態ではない。
国道は何処までも海岸線伝いに走るのみ、逃げ場は無い。
それで何となく浜から遠ざかっていたのだった。


子供連れた母親たちもいるし、外国人観光客も来ている。
浜の道の駅の食堂からは名物の豚丼の炭火焼の匂いが漂って来る。
昼時だ。
2年ぶりに来たので好きだった魚介カレーを食べてみたが、
残念ながら味が悪く変わっていた。

                  

かつて何度も食べに通った魚介の濃厚な旨味のカレーとは似ても似つかない、
ごってり煮詰まって味が濃くなり過ぎ、魚介も冷凍エビと冷凍イカがプラスチック状に
硬く縮こまって歯で噛み切れないほどだ。
調理する人が変わったのだと思う。


さて、寒いから帰るか。
市内に戻るバスではなくさっき乗ってきた路線のバスに乗ってその先を進み、
JR駅まで行く。
来た道を引き返さず、ローカル線に乗って市内に戻るのだ。


ややしばらくバス停で待つ事10分。
小さな町に来た。
JR駅隣のバスターミナルで降り、時刻表を見ると次に市内に戻る電車は1時間後。
散歩して時間潰すか。
ふと見るとここにも海抜標示がある。

                  


風が冷たい。

                  

二つ目の崖

2012-10-07 13:37:01 | 
二つ目の崖の上に来た。
風は強くなくて結構ぽかぽか暖かいが波が荒い。
太陽光を反射して眩しいのは秋分を過ぎて日が低く短くなった証拠だ。
波が荒いと何かウマいものが獲れるのか、カモメの団体が波を待機している。
遠くに船がいる。
この崖の真下で誰か何か獲っている。
昆布だろうか。
貝かな。