桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

長寿

2017-03-03 | Weblog
水戸市からハガキが届いて、そこには「長寿、祝って記念樹を贈呈する」とあった。
長寿!?
俺が長寿かぁ、ビックリだなぁ。
まだ野球をしていて、走ったり、守ったりで、何も違和感はない。球を追い掛けて足が縺れることはないし、頭の感覚と足の動いてに違和感もない。千葉刑務所で野球を楽しんでいた、あのときに較べれば衰えたが、でも捕れる!と感じる打球には追い付く。
その俺が長寿!
いやあ、ビックリだなぁ。

まただよ

2017-03-03 | Weblog
福岡県警でわいせつ罪を犯した警察官がいたと公表された。
留置管理課の16名の飲み会で、たったの一人の参加女性に対してわいせつ行為を行い、その様子の撮影していたのだとか。
あれは50年前、俺も取手警察留置場にいて、看守勤務者の原動は知っている。女の話、ただ酒の話、くだらない話をする人がいた。今も昔も変わりないのだろうが、撮影って辺りは現代だ。
まあどこの世界にも、このまま手のエロオヤジはいる。決して警察だからとして批判する気はないが、その中身は批判する価値があるなあ。
事件は2年も前だよ!まさか被害者が警察上部に訴えたのが最近と言うことはあるまい。警察不祥事だし、仲間の人権だから慎重にやったとしても逮捕もせずに2年だ。しかも、犯人は退職金を貰う退職だってさ。
甘いあまい、甘いねぇ。
冤罪で行われる警察の証拠捏造は、ほとんど内部告発はない。ゆえに「本当に捏造があるものか?」と疑問視する人があるが、このわいせつ警察官はいただ退職で終わったかなぁ?
60歳で退職の警察官は、その後の生活は、それなりに台北なはずだ。裏金の甘い汁に浸かる地位にある人ならば、さほどは問題なかろうが、甘い汁に無縁な下っ端は大変!そこにあるのが、警察の確保している利権だ。定年退職者には再就職先を斡旋する。だからこそ、証拠捏造などの悪事に告発は生まれない。
わいせつ警察官も、ちゃんと再就職先を斡旋してたりして。
日本は警察天国。何をしても手厚く保護されます!

御用学者健在

2017-03-03 | Weblog
刑訴法改悪で警察や検察のお先棒を担いだ中央大学の椎橋、また共謀罪でも御用学者振りを発揮してる。「テロが起きたらば、どうする!」なんて言ってる。現行法を使って充分に対応は可能なのに、その法律が無ければテロが起こるかのような発言は、国民の不安を始めとして煽るモノで罪深い。
今度の共謀罪は、森友学園のような不正を好き勝手にやりたい権力者が、それに抗議するような国民を監視して抑え付けるために作るのだ。
テロ対策を隠れ蓑にして国民を騙す安倍自民党や山口公明党の尻馬に乗り、大学教授の衣を被って誤った情報を流す椎橋のような人物を曲学阿世の輩と言う。
袴田事件で検察の尻馬に乗るのが鈴木広一だ。この鈴木は、常に検察の尻馬に乗っていて、あの天文館レイプ事件では、鹿児島県警察が行ったDNAの捏造と隠滅行為に付いて「警察は、そんなことをしませんよ」と語った阿呆だ。警察が証拠捏造の常習犯であることも認識出来ない、ある意味では善人だが、冤罪者には我慢の出来ない存在だ。
筑波大の本田教授の鑑定を否定した鈴木は、自らの鑑定方法が本田教授とは異なっていることを認識しない。なのに、そのままに報道するだけのマスコミ。
椎橋や鈴木のような人物が、学問の仮面を被って冤罪を作り上げるのだが、このような人たちも誤った責任を取らせるべきだよなあ。