スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

竜王戦&油脂

2009-11-11 18:49:56 | 将棋
 渡辺明竜王の連勝で迎えた第22期竜王戦七番勝負第三局。
 森内俊之九段の先手で角換り相腰掛銀先後同型。1日目の午前中から戦いが起こり,82手も進むという異例の展開。持ち時間がまったく違いますが,一昨年の銀河戦の決勝でもこの両者は課題の局面まで一気に進めていて,棋風とか読み筋とは別に,波長が合うところがあるのだろうと思います。その封じ手の局面,僕が先手を持てば攻めきれずに負けるでしょうし,後手を持てば受け間違えて負けるでしょう。いいようにとればそれだけ均衡した局面といえるかと思います。
 局面自体は前例があり,封じ手の▲6八金右が新手。対する△3九歩成は第一感の手といえるでしょう。以下▲2四歩△同歩▲3三銀不成(第1図)。
           
 ここで△5五馬と引いたのが好手だったと思います。先手は▲4四桂と打ちましたがあっさり△同馬と取ってしまい,▲同銀成△2九と▲3三角に△3九飛の王手。▲8八玉と逃げる手に対して△7九銀(第2図)が決め手でした。
           
 ここに至っては先手はどうすることもできず,早い時間で後手の勝ちとなっています。
 前例というのは先手が勝った将棋。それで新手を出したわけですから,何らかの研究があったものと思いますが,その研究に大きな穴が開いていたとしかいいようがない一局でした。
 渡辺竜王が怒涛の3連勝で防衛に王手。第四局は25日と26日です。
                

 栄養素として最後のものとなるのが油脂。もちろん脂質を含むものです。僕自身ちょっと意外だったのですが,これを1日に2単位摂取するということになっています。まあそれだけ少量でも多くのエネルギー量を含有する食品であるとはいえるでしょう。
 実をいうと,これはもう小さい頃からずっとそうだったのですが,僕は油っこい料理というのは苦手でした。もちろん体質というのもあるのでしょうが,長距離走をやっていた中学生の頃は別としても,運動というのをほとんどしなかった僕の体重があまり増えてくれなかったのには,この影響もあったのかもしれません。
 油脂というのは意識的に摂取できるものではありません。したがってとくに計量して摂取するということはないです。日常的に摂取しているといえるものは,まずは野菜にかけるドレッシング。それからパンにつけるバターないしマーガリン。このふたつだけです。僕はマヨネーズはあまり好きではないのでまず使いませんが,トーストに卵を挟んで食べるという場合だけは,ゆで卵にマヨネーズを和えるということをします。あとは炒め物をするときの油ということになります。
 食品の中には脂質を多く含むのものがあり,これは油脂の仲間です。果物と思えるアボカド,たんぱく質と思えるクリームチーズやベーコン,豚や牛のばら肉と鶏肉の皮,ほかではゴマやアーモンド,ピーナッツ,クルミなども糖尿病食のエネルギー源としては油脂の仲間になっています。たとえば豚の角煮などはうまいものですが,大概はばら肉を使っていますから,たんぱく質として摂取することはできません。
 経験則でいえば,油脂は血糖値を高めます。たとえばとんかつなどを食べますと,かなり長い時間にわたって高血糖の状態が持続します。なので天ぷらなども含めこうしたものの衣は,油の塊ですから取り除いて食べるようになりました。
コメント
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