UIA(建築家の国際組織)の関係でトリノに行ってました。
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展示をしているのを確認したり(みかんぐみと研究室と両方)、ペチャクチャナイトで講演をしたりと、ちょこちょこやることはあったものの、一番の目的はレクチャーシリーズの確認。
というのも、3年に一回行われるUIAの大会ですが、次回2011年は東京での開催。その大会の準備組織の学術委員会の委員として、レクチャーシリーズの組み立てを考えなくてはいけない、というわけです。
「UIA トリノ2008」公式サイトはこちら
「UIA2011TOKYO」公式サイトはこちら
6月28日(土)
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往復エールフランスにしたんだけれど、たまたま行きはJALのコードシェア便。機内の映画もJAL用。帰りはエールフランスの映画だからラッキー。
小泉雅生さんから「本町ビル(みかんぐみや小泉事務所が入っている建物)」が出ていると聞いていた『リアル鬼ごっこ』があったので観てみたら、いろいろ出てた。本町ビルは、裏の入り口、1階周り、屋上、外観が出てました。さらに、BankARTStudio NYKの内部もいろいろ登場。(実際の建物では)トイレの入り口の扉から王様が出てくるのに苦笑(画面から撮った写真。ほぼ、外観だからいいかなあ、出しても)。で、トリノのホテルについたら深夜。
6月29日(日)
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昼間はUIA大会登録の手続き。ものすごく多国籍。あらゆる国から集まっている。会場はリンゴット。フィアットの工場だった建物のリノベーションで、国際会議場兼展示場。
屋上のテストコースを見たいわけだが、それは後日にして、ホテルに戻って資料を読み解く(看板にはキース・ジャレットとかって書いてあるけれど、UIA2008です)。
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オープニングセレモニー会場は、郊外にある宮殿。市内の王宮のそばからバスで送迎されるっていうので、早めに行って王宮周辺を散策。
ゴシックの豪華絢爛な建物が並んでいて、濃い雰囲気を醸し出している。なんだかイタリアっぽくない。送迎バスは50台くらい。高速経由で宮殿に向かうのだけれど、高速の入り口まで白バイ数台が先導。交差点を無理矢理封鎖して、赤でもバスが通り過ぎる。
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オープニング会場の宮殿はとにかくでかい。庭が有名なのだそうで、かなり広い。
で、第一グループのバスで会場について、庭とかを見てたらいきなりの大雨。トリノは雨が多いので有名らしいが、熊本の夏の雨みたいに「ドシャッ」と来た。最初は外の大型パラソルの下にいたんだけれど、そのうち強風を伴うようになってきて、パラソルが倒れてきた。
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メイン会場は中庭。人数が人数なので、インテリアには納まらないってことか。雨でどうなるかと思ったけれど、開会直前にやんだ。勇気ある計画だなあ。噴水のパフォーマンスとか、宮殿関係の展示なども見れる。
とはいえ、スピーチに英訳が無かったり、飲み物や食べ物にたどり着けなかったり、まあ、こういうのをイタリアっぽいっていうのか。
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で、みんな空腹のまま町中に戻ってきて、食事。古谷誠章夫妻、小林克弘さん、赤堀忍さんたちと食事。こんな時間に、こんなに飲んで食べていいのか。
(前編終わり)