11月28日(日)
「エバーフィールド加工場モックアップ@甲佐町(熊本)」
朝から県庁の方々に県内各所を案内していただく。最初は、小川次郎さん設計のエバーフィールド加工場のモックアップ。曲面が生み出せるレシプロカル構造で、システマティックながら、とても複雑な構成にも見える。そろそろ着工ということなので、竣工が楽しみ。
「本格型と規格型を合体した府領公民館@甲佐町(熊本)」
続いて、近くにある の公民館。「みんなの家」利活用プロジェクトの一つ。設計室(渡瀬・永吉)が設計した本格型と規格型をT字型に組み合わせたもので、広い内部空間が得られている。こちらの設計も設計室。新たなカラーリングとともにバージョンアップした居場所がつくられた。朝から地域の人たちがグラウンド・ゴルフをしている。農閑期だからと言っていた。
「赤い線まで水が来た@比較的高いところに立地する坂田駅(坂田村・熊本)」
某プロポ予定地を経て、球磨川を登りながら令和2年7月豪雨による被災地の様子を伺う。坂本村→球磨村→人吉と下道を行く。今回は県庁の方々との視察だけれど、一般的には通行は制限されていて、無料化されている高速を使うらしい。
ところどころ、肥薩線の線路上が土砂置場になっていて、寸断したままの県道の代わりの道路として使われているところもある。
「右手の家屋の1階部分がほぼ全て浸水したらしい@球磨川(坂本村・熊本)」
欄干に木の枝がたくさん張り付いたままの橋も多い。建設途中の仮の橋もまだある。護岸の整備工事が各所で進められているけれど、まだ時間はかかるだろう。
球磨川の断面はとても大きく、これを満たした上で氾濫する量の雨水が集まることが驚異的でもある。
「倉敷から来たムービングハウス@球磨村(熊本)」
球磨村では平地が少なく、小高い丘の上にある運動公園に仮設住宅が集約してある。木造仮設に加えて、木造コンテナ方のムービングハウスも。2018年の西日本豪雨の際に倉敷での仮設住宅として活用されたものが、役目を終えてこちらに来たのだとか。トレーラーに載るサイズだからか、一見一様に見えるけれど、構成は割と多様。
夕方、暗くなる頃に空港に送っていただき、建替中のため仮設建物の空港から帰路に。
11月27日(土)
「公民館型みんなの家(アトリエワン)@西原村小森(熊本)
朝一便で熊本へ。一年八ヶ月ぶり。熊本市美で最近館長になった、さらには次期東京芸大学長になったというニュースで前日から話題の日比野さんと対談。アートポリスの巡回展に関連して。前後にいろいろと懐かしい話も。
その後、県庁の方々に、1月23日のシンポに関連する公民館型やみんなの家利活用プロジェクトの建物などを案内していただく。再利用型は地域の特性を活かした試みが増える。
「イチョウの並木@熊本県庁」
夜、県庁に戻ると、イチョウ並木の落ち葉の風景を楽しむ人たちが集まっている。細川知事の時代に、知事が清掃に大変な思いをしていた人たちに綺麗な落ち葉を片付けなくて良いと言ったのがはじまりとか。この後、ライトアップされるらしい。
「レイモンドがデザインした壁画@大劇会館(熊本市)」
2年近く来ていなかったので、新たな建築も多い。繁華街の真ん中にある大劇会館は1969年竣工。アントニン・レイモンドの設計だったとか。ずっと覆われていた外壁が復旧された。建物自体、レイモンドの設計ということをずっと知らなかった。「残念ながら解体・・・」というニュースが少なくない中、こういう活動の広がりは、最近は民間に期待ができそうになってきた。
11月26日(金)
「石巻貝の卵@メダカ水槽」
久しぶりに一日自宅で諸作業。
メダカ水槽のガラス面などに小さな白い楕円のものがたくさんついている。石巻貝の卵らしい。しかも、生まれた後は汽水域で成長するので、卵は生まれても育たないのだとか。
11月25日(木)
「図書館の中が青く光っている@神奈川大学」
夜が明ける前に、急な事態への対応で実家を往復。慌ただしくはじまった、盛りだくさんな木曜日。午後の設計製図は2年ぶりのグループ課題。全グループを全員で見る。途中休憩無しで5時間強。
11月24日(水)
「死んでしまったらしいヒメタニシ」
午後は大学のゼミ。3年生がM1のフォローを得ながら、有機的建築はどういったものを指すのかを探求している。割と思考の密度が上がってきていて、一緒に考えていて楽しい。
時々活動を終えているようにみえることのあるヒメタニシ。別の入れ物に退避して見ていると、これまではしばらくして動いた。今回はダメみたい。中を覗くと空っぽだった。
11月23日(火)
「アプローチの菜園リセット」
祝日だけれど、午前中は大学で卒製ゼミ。
午後はアプローチの菜園リセット。たくさんの根をふるいで取り除き、再生用の土と混ぜる。まあまあ面倒。成果が出ると良いが。。
11月22日(月)
「せがい造り仕様のインテリア@木曽町役場(長野)」
午前中は木曽町役場の見学。木材は支給品で、さまざまな樹種が場所毎に使い分けられている。床は全部栗で、提供されたものらしい。役場の方たちが建築をとても気に入っているようで、とても綺麗に使われている様子が印象的。午後、帰路に。
「エバーフィールド加工場モックアップ@甲佐町(熊本)」
朝から県庁の方々に県内各所を案内していただく。最初は、小川次郎さん設計のエバーフィールド加工場のモックアップ。曲面が生み出せるレシプロカル構造で、システマティックながら、とても複雑な構成にも見える。そろそろ着工ということなので、竣工が楽しみ。
「本格型と規格型を合体した府領公民館@甲佐町(熊本)」
続いて、近くにある の公民館。「みんなの家」利活用プロジェクトの一つ。設計室(渡瀬・永吉)が設計した本格型と規格型をT字型に組み合わせたもので、広い内部空間が得られている。こちらの設計も設計室。新たなカラーリングとともにバージョンアップした居場所がつくられた。朝から地域の人たちがグラウンド・ゴルフをしている。農閑期だからと言っていた。
「赤い線まで水が来た@比較的高いところに立地する坂田駅(坂田村・熊本)」
某プロポ予定地を経て、球磨川を登りながら令和2年7月豪雨による被災地の様子を伺う。坂本村→球磨村→人吉と下道を行く。今回は県庁の方々との視察だけれど、一般的には通行は制限されていて、無料化されている高速を使うらしい。
ところどころ、肥薩線の線路上が土砂置場になっていて、寸断したままの県道の代わりの道路として使われているところもある。
「右手の家屋の1階部分がほぼ全て浸水したらしい@球磨川(坂本村・熊本)」
欄干に木の枝がたくさん張り付いたままの橋も多い。建設途中の仮の橋もまだある。護岸の整備工事が各所で進められているけれど、まだ時間はかかるだろう。
球磨川の断面はとても大きく、これを満たした上で氾濫する量の雨水が集まることが驚異的でもある。
「倉敷から来たムービングハウス@球磨村(熊本)」
球磨村では平地が少なく、小高い丘の上にある運動公園に仮設住宅が集約してある。木造仮設に加えて、木造コンテナ方のムービングハウスも。2018年の西日本豪雨の際に倉敷での仮設住宅として活用されたものが、役目を終えてこちらに来たのだとか。トレーラーに載るサイズだからか、一見一様に見えるけれど、構成は割と多様。
夕方、暗くなる頃に空港に送っていただき、建替中のため仮設建物の空港から帰路に。
11月27日(土)
「公民館型みんなの家(アトリエワン)@西原村小森(熊本)
朝一便で熊本へ。一年八ヶ月ぶり。熊本市美で最近館長になった、さらには次期東京芸大学長になったというニュースで前日から話題の日比野さんと対談。アートポリスの巡回展に関連して。前後にいろいろと懐かしい話も。
その後、県庁の方々に、1月23日のシンポに関連する公民館型やみんなの家利活用プロジェクトの建物などを案内していただく。再利用型は地域の特性を活かした試みが増える。
「イチョウの並木@熊本県庁」
夜、県庁に戻ると、イチョウ並木の落ち葉の風景を楽しむ人たちが集まっている。細川知事の時代に、知事が清掃に大変な思いをしていた人たちに綺麗な落ち葉を片付けなくて良いと言ったのがはじまりとか。この後、ライトアップされるらしい。
「レイモンドがデザインした壁画@大劇会館(熊本市)」
2年近く来ていなかったので、新たな建築も多い。繁華街の真ん中にある大劇会館は1969年竣工。アントニン・レイモンドの設計だったとか。ずっと覆われていた外壁が復旧された。建物自体、レイモンドの設計ということをずっと知らなかった。「残念ながら解体・・・」というニュースが少なくない中、こういう活動の広がりは、最近は民間に期待ができそうになってきた。
11月26日(金)
「石巻貝の卵@メダカ水槽」
久しぶりに一日自宅で諸作業。
メダカ水槽のガラス面などに小さな白い楕円のものがたくさんついている。石巻貝の卵らしい。しかも、生まれた後は汽水域で成長するので、卵は生まれても育たないのだとか。
11月25日(木)
「図書館の中が青く光っている@神奈川大学」
夜が明ける前に、急な事態への対応で実家を往復。慌ただしくはじまった、盛りだくさんな木曜日。午後の設計製図は2年ぶりのグループ課題。全グループを全員で見る。途中休憩無しで5時間強。
11月24日(水)
「死んでしまったらしいヒメタニシ」
午後は大学のゼミ。3年生がM1のフォローを得ながら、有機的建築はどういったものを指すのかを探求している。割と思考の密度が上がってきていて、一緒に考えていて楽しい。
時々活動を終えているようにみえることのあるヒメタニシ。別の入れ物に退避して見ていると、これまではしばらくして動いた。今回はダメみたい。中を覗くと空っぽだった。
11月23日(火)
「アプローチの菜園リセット」
祝日だけれど、午前中は大学で卒製ゼミ。
午後はアプローチの菜園リセット。たくさんの根をふるいで取り除き、再生用の土と混ぜる。まあまあ面倒。成果が出ると良いが。。
11月22日(月)
「せがい造り仕様のインテリア@木曽町役場(長野)」
午前中は木曽町役場の見学。木材は支給品で、さまざまな樹種が場所毎に使い分けられている。床は全部栗で、提供されたものらしい。役場の方たちが建築をとても気に入っているようで、とても綺麗に使われている様子が印象的。午後、帰路に。