曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2018年9月17日~23日

2018-09-24 | 日記
9月23日(日)
「屋上で飛行機を見る人々@羽田空港第二ターミナル」

入試の担当を経て、夕方徳島へ。入試がスムーズに進行したので、少し早めに羽田に到着。飛行機までの間に屋上に上ってみると想像以上にたくさんの人たち。政府機も離陸したんだけれど(ジャンボは離陸距離が長くて、上に上がってきたのがずっと向こうだった)、それが目当てという感じでもない。屋上売店はビールのラインナップも豊富。


9月22日(土)
「ローソン・スリーエフ@妙蓮寺(大三島・今治)横浜)」

実家のみんなと墓参り。その後は横浜駅で昼食会。自宅に戻る途中、少し前に閉店していたスリーエフがローソン・スリーエフになりつつあることを知る。以前のような野菜屋的雰囲気が復活するかどうか。


9月21日(金)
「虫コナーズ3点セット@自宅」

秋に向けて小バエ対策。去年は10月の頭だったようなので少し前倒し。網戸に取り付けるタイプと、薬剤がボトルに入ったタイプと、スプレーの併用。さすがに三点セットにすると効いているような。。。


9月20日(木)
「格安アクションカメラ@研究室(神奈川大学)」

後期のスタートも間近で、朝からモンペリエからの留学生への履修説明。夕方はすごい雨の中、打ち合わせのために渋谷へ。
研究室には模型内部を除くためのカメラが到着。GoProは使いこなせるかどうか怪しいけれど、これなら安いし。


9月19日(水)
「イカめし@東北新幹線(仙台→東京)」

仙台での打ち合わせ。終わって仙台駅についたら夜の8時過ぎ。。。弁当売り場には、どういうわけか函館のいかめし。小さい中にパツパツなのがいい。


9月18日(火)
「バス停@六角橋(横浜)」

いろいろな意味で昔ながらの風情が残る六角橋周辺。昨年のアーケード撤去、先月の大野屋閉店に続き、今度はバス停が新調されるらしい。


9月17日(月)
「ヤモリ@自宅」

この季節になると、しばしばヤモリがやってくる。大抵は網戸に張り付いているんだけれど、色合いがいつもと違うと思ったら、部屋内側にいた。。。


2018年9月10日~16日

2018-09-17 | 日記
9月16日(日)
「菊名南町の山車@自宅と妙蓮寺駅の間(横浜)」

この時期は大抵どこかに出かけているようで、地元の祭り「菊名神社例大祭」のことは聞いてはいたけれど見たのははじめて。しかも、自宅のすぐそばの小道を行くとは。この先に小さな神輿が行く。どうやら、南町と北町の二地域のみか。


9月15日(土)
「鹹豆漿@永和豆漿大王(二二八和平公園近く・台北)」

近くの小粥屋で朝食。台湾ではホテルよりもこういうところの方が幸せかも。後で調べたらチェーン店らしいが、いかにも古くからの雰囲気でおいしい。メニューには日本語の欄もある(鹹豆漿はカタカナで読みが書いてあるだけだったので、謎のままではあるが)。
チェックアウトして荷物も持って、午前中、北投エリアへ行くことに。長谷川さんが登録していたUber。半分寝ながら運転している飛ばし屋。。。


臺北市立圖書館北投分館@北投(台北)」

まずは、川沿いの自然環境になじんだ佇まいが印象的な、木造の図書館。残念ながらバルコニー部分が寒冷紗で包まれている。北側なので西日対策では無く、恐らく北面河岸で進められている工事対策か。木架構の大きなジョイント部分はスチールで、ディテールが少々乱暴?。


「隅々まで日本式建築なんだけれど洋小屋@北投文物館(北投・台北)」

図書館に隣接する北投溫泉博物館(統治時代に建てられた公衆浴場)は工事中で休館。北投文物館(元佳山旅館)のあと、瀧乃湯浴室の湯船に入ったところでゆっくりしている時間では無くなっていることに気づき、再びUberで空港へ。30分くらい遅れて羽田へ向け離陸。台風22号で相当揺れることを覚悟していたけれど、そうでも無かったか。台湾宜蘭県のゼミ旅行は無事終了。学生たちの多くは残って台湾西部を回るみたい(前入り組もいたけれど)。


9月14日(金)
「櫻花陵園入口橋@宜蘭県北西部(台湾)」

大型バスを借り切って宜蘭県の行きにくい場所の建築ツアー。最初の櫻花陵園へは特に道が厳しく、途中からマイクロバスに分乗(前日夜にマイクロバスに乗り換えるので料金が追加になるという連絡が入ったのを、中国からの留学生が一喝したとか)は。公園化した墓地で、観光客も多い。屋外空間のネットワーク化がフィールドオフィス・アーキテクツにも象設計集団にも共通していて、地域性と建築の可能性が関連して見えてくる。公共空間を地域に開くやり方は、日本でも参考にできるはず。


「オープンな共用部が地域に開かれている@礁溪生活學習館(宜蘭・台湾)」

それにしても、フィールドオフィス・アーキテクツは表現のレンジが相当広い。深く共感する部分と理解しがたい側面とが共存していることが、とても不思議。狭い意味でのデザイン(表層的にあらわれるデザイン)は、課題に答えるための作法でしか無いという意識なのかも。そう考えると、体験の濃さとは違ったドライさも感じられてくる。時代順に確認してみても、作風が変遷しているわけでは無いし(多少はあるが)。


「冬山河親水公園@羅東の東(台湾)」

その後、湯圍溝溫泉公園(象設計集団)、礁溪生活學習館(フィールドオフィス)、蘭陽博物館(姚仁喜)、冬山河親水公園(象設計集団)とまわる。冬山河親水公園は90年代にあった建築リフルシリーズで記憶にあったプロジェクト。人工の池とプールが一体となった親水公園で、いろいろとポップなものが後付されているためか、記憶とは少々異なる印象。


「宜蘭美術館の模型@バス車内(羅東→台北)」

夕方暗くなることに羅東駅に戻り、濃密な一日が終了。羅東駅で学生たちとは別れて、翌日に備えて台北へ。帰りも葛瑪蘭バス。現地で買った本によると(中国語なので類推)、葛瑪蘭(噶瑪蘭)Kavalanはもともと宜蘭に済んでいた民族の名前で、日本統治の少し前に宜蘭に名称が変わったみたい。バス車内のテレビでは宜蘭美術館のプロセスをフィールドオフィス・アーキテクツの黄聲遠が解説。羅東、台北ともに渋滞で、約90分のバス旅。チェックインしてクラフトビール屋で夕食。


9月13日(木)
「製紙プロセスのスチールレリーフ@中興文化創意園區(羅東の北・台湾)」

羅東文化工場(フィールドオフィスアーキテクツ。アジアの優秀建築卒業設計展の最中。4年生には刺激になったはず。。)、中興文化創意園區(大きな元工場。美術工芸の拠点。設計者不詳)、員山機堡(フィールドオフィスアーキテクツ。統治時代につくられた掩体壕を活用した資料館。ちょっと微妙。。。)と回りながら北上。宜蘭へ。


「内部化された建物間@宜蘭美術館(宜蘭・台湾)」

銀行の建物を改修して作られた美術館。大きくは無いが、ちょうど行われていた展覧会とはとてもよく合っていた。屋外の木造の小屋が半ば強引に取り込まれていて(日本の基準法的には難しそう)、もともと屋外だった部分にも拡張されているけれど、展示スペースとしてはあまり活用されていない。


「かごの中のウッドデッキ@津梅橋遊歩道(宜蘭・台湾)」

フィールドオフィス・アーキテクツの宜蘭県社会福利館で学生たちと合流。隣接する津梅橋遊歩道(これもフィールドオフィス・アーキテクツ。もともとあった橋に歩行者用の通路が増設されている)や鄂王社区(保存集落)をゆっくり散策。おいしい夕食のあと電車で羅東に戻る。


「岡村さんのキープボトル@藍調(羅東・台湾)」

留学生が見つけてくれたバーで二次会。店主が気を利かせて連絡してくれたのが、元象設計集団で現地で独立をした建築家の播本さん。播本さんは、デザイン3非常勤の岡村さんとも共同しているプロジェクトがあるとか。岡村さんと電話で話すと、今年度のデザイン3初日の翌日に羅東に入って、プロジェクトの打ち合わせと、なんとこのバーでライブをやるとか。いくら世間が狭いと言っても。。。


9月12日(水)
「樟仔園文化園区@羅東の西(台湾)」

朝一の飛行機で台湾へ。台北で吉岡さんと、羅東で丸山さん長谷川さんと合流。羅東聖母升天堂(中で何かの撮影でじっくりとは見られない)に始まり、羅東小鎮を少したどる。フィールドオフィス・アーキテクツの樟仔園はトリッキーな既存活用デザイン。もともと林業関連の実験室だった建物の屋根を抜いて拡張。


「二重のオーニング@羅東夜市エリア(台湾)」

羅東小鎮には歴史的建築のほか、歴史的出来事の場所なども紹介されている。全体に、普段の街並みの中に混ざっていて、特別な存在感があるわけでは無い。背景が理解できないと分からないところも多い。市場ゾーンを探索すると、一部の可動ひさしが二重になっていることに気づく。日よけと雨よけを別々に設けていると言うことか。日差しが強くて雨が心配ということなのか、両方を開いている店も。


「夕食@志和海鮮鵝肉快炒(夜市エリアの南・羅東)」

夕食は屋外席の店。たまたま行った店で料理も適当に選んだんだけれど、烏賊のくちばしも、豚肉も、冬瓜炒めも絶品だった。最初、烏賊のくちばしが何なのかが分からず聞いたら、調理前の実物(烏賊そのもの)を持ってきてくれた。夕食前に夜市で羊肉湯を食べていたこともあって、満腹。宿へ。


9月11日(火)
「ミニマルデザインのチューハイ@自宅」

出張の中日。いろいろな打ち合わせなどと準備。なんとなく台湾に向かっているような気がする台風22号が心配ではあるが、帰国予定日までのモバイルWifiを予約(台湾松山空港で借りれば、飛行機が遅れても大丈夫かと思ったのだけれど、そのためには予約が一日遅かった)。


9月10日(月)
「竣工間近の境目災害公営住宅@宇土(熊本)」

朝、県庁での打ち合わせを行った上で、工事が進む災害公営住宅の現場を回る。最初は境目公営住宅(内田文雄+西山英夫)。玄関のほかに、通路に面した和室と勝手口からの出入りが可能で、それらがの壁面が後退していて独特の居場所を想起させるつくり。その後、一部で建て方が始まっている響原公営住宅(K&H)、1/3位が建て方が終わりつつある甲佐町復興拠点(岡野道子+ビルディングランドスケープ+ライト)などを回る。


「木軸が特徴的な乙女&白旗災害公営住宅@甲佐町(熊本)」

最後は、シーラカンスK&Hが手がける2カ所。柱と梁とがV字型に接続されている。複数方向の金物が、うまい具合に隠されている。柱と梁のジョイントでは、上から差し込まれた金物をドリフトピンで留めているが、二つの団地で金物のディテールが違っていたりして、担当の大工さんの意識が垣間見られる。
夕方の便で戻る。高森で最優秀賞だった太田さんたちも同じ便。

2018年9月3日~9日

2018-09-10 | 日記
9月9日(日)
「株式会社ヌーブ案模型@高森総合センター(熊本)」

南阿蘇鉄道高森駅周辺再開発グランドデザインプロポ公開二次審査のため、朝の飛行機で熊本へ。雨が降っていて寒い。高森町には全戸対象のケーブルネットワークが構築されていて、審査会は生中継。いつもの通り、その日のうちに会場で結果発表。
審査後は山見茶屋で懇親会。馬肉をニラと焼いたものとか。


9月8日(土)
「花火@自宅」

自宅の屋上テラスで夕食にしていたら花火の音が。建物の隙間から見える。10年以上住んでいるのに、この角度で見えるっていうのには気がついていなかった。みなとみらいスマートフェスティバルに関連したものらしい。SDGsにどんな風に関連するのかよく分からんが。。。


9月7日(金)
「模型の中に入ろうとする人たち@研究室(神奈川大学)」

みかんぐみの某プロジェクトに気をもみつつ、研究室では来島海峡サービスエリアの店舗設計ミーティング。大きく4つの内容が組み合わされるのだけれど、はじめて全体が模型で合体。段々具体的になってきた(そうじゃないとまずいんだけれど)。


「見通さんがテレビに@某所」

夜、NHKで団地のリノベを取り上げる番組をやっていて、何気なく見ていたら知り合いが!。さっそくメッセージ。


9月6日(木)
「親綱@仙台駅」

北海道の地震の報道に驚きつつ、建築学会最終日の仙台へ、学会とは無関係な目的で向かう。
打ち合わせで話題となった屋根面へのメンテ用親綱設置。駅構内にもあると言われてみると、確かに売店の上にある。当然ここには積雪は無いわけだけれど、こういう設備が積雪の多い地域では日常的なものだと言うことか。


9月5日(水)
「カップラーメンの器@港北小学校交差点(横浜)」

台風一過。自宅近くもそれなりには吹いたと思うのだけれど、数日前から放置されているカップラーメンの器は、そのままの位置に。
大学院入試面接日。この日は特に驚くべきことも起こらず。


9月4日(火)
「路上バーの車@六角橋(横浜)」

朝、大学院入試対応。建築学会の関係で多くの教員の都合がつかないと言うことで朝一から。大学へ向かう途中のタイムズパーキングに、どういうわけか仙台の路上バーの車。
台風20号に続き、21号が美波町真上ルートにて。ニュースの映像に言葉を失う。美波町では大きな被害は無かったようだけれど、関空が水没するとは。浸水しそうには見えてはいたけれど。。。


9月3日(月)
「桜木郵便局の屋上には林?@馬車道(横浜)」

大学で受け損ねた定期検診のために船員保健管理センターへ。わざわざ行かなければならないので面倒だけれど、帰る前に一部の血液検査を含めた結果も分かるし、メリットもあるか。

2018年8月27日~9月2日

2018-09-03 | 日記
9月2日(日)
わが日常茶飯コピー@自宅」

中原さんのエッセイ×レシピ本。頷きながらあっという間に読み終わる(後半の魚関係はちょっとハードル高いが)。さっそく表紙のセットを再現。記述に従いいつもよりも強めに水を抜くが、やり過ぎたか。。。リンゴは無し(子供の頃からの好みで、サラダにはリンゴが入っていない方が良い)。家には金宮どころかちょうど良い焼酎もなく、ジンでレモンサワー。明日は健康診断だったような。。。


9月1日(土)
「ダンス?@横浜美術館前(みなどみらい)」

朝なら空いているんじゃ無いかと、モネ展へ。判断ミスだったのか、あの後もっと混んだのかは分からないけれど、大量の来館者。平日にすべきだったのは間違いない。展示としては、モネへのオマージュ作品が同じくらいの数並んでいるのが興味深い。ところどころに、その関係の解説文に無理矢理な感じがするのも、むしろ好ましいか。見終わって出ると、なにやらパフォーマンスが行われている。よさこい祭りの横浜アレンジバージョンで、それなりに歴史のあるものらしい。


8月31日(金)
「クワガタ@仙台の街中の歩道」

仙台で、某プロジェクトの基本設計図書の納品。みんなの準備もあって、大過なく完了。
東北エリア全体としては大雨で、山形新幹線は止まっていたようだけれど、こちらはなんとかなったみたい。すべてのはやぶさにWifiがあるわけでは無いことを知る。


8月30日(木)
「アマゾンの宅配@自宅」

大学で打ち合わせとかため込んでいた作業とか。
ペルーからの帰国便内に充電器を置き忘れてきてしまったので買い直したら、体積比250倍くらいの箱に入って届いた。同時にアマゾンで注文したイヤホンは販売店からの直送で、入れ物の箱から取り出され、畳んだ箱と一緒にビニールパックされていて体積比1/2くらいのコンパクト化。それぞれに優先すべき判断基準があるんだろうけれど。。。


8月29日(水)
「待庵内部@森美術館(六本木)」

「待庵」
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

打ち合わせの移動の途中で森美術館。建築の日本展。既に噂を聞いていたので内容はある程度分かっていたが、昔の人の書いた図面や大きな模型の存在感などは実物をみなければ伝わらない。一般の人たちをターゲットにしているバランスの取り方も感じられて、建築学科の学部学生はここに丸一日いると相当理解が進むのでは無いかと思う。


8月28日(火)
「床のツートンカラー@馬車道駅(横浜)」

馬車道駅では床のクリーニング作業中。このところ、馬車道駅では80年代にニューミュージックって呼んでいたタイプのテーマソングが流れている。調べたらもう一年になろうとしている。期間を延長して一曲だけにしたということか。2Voiceというのは昔のサーカスのメンバーだとか。いかにもそういうかんじ。


8月27日(月)
「地鎮祭@本八幡(千葉)」

朝一の飛行機で徳島から戻って、本八幡での地鎮祭へ直行。暑さが戻っているなか、ジェットコースターのような一日。