ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

元気の源は、なーんだ?その7

2019-12-31 01:29:00 | Weblog


そこらへんで摘んできた草と、庭の楓の枝を挿してみた。・・・悪くない。

こういうのがたくさん飾れるアトリエが欲しいな。
小さな小屋を建てて、小さな工房を作ろう。・・・いつかね。そう遠くない未来にね。
アトリエ「ライオンとハチミツ」。

ジムニー号の話を終わらせよう。

継ぎ足し用の水を8リッター積んで、ジムニーを走らせてみるというところまで書いた。

まずは、5キロほど走ってみた。水温はそれほど上がらない。思ったほど上がらない。というより・・・ひどい時よりひどくない。水温計の針は、通常よりは上を指すものの、危険ゾーンへ達するということもない。
僕は、逆に、首を傾げる。・・・なんでだ?逆に、こう思う。・・・おかしいな?

うどん屋の駐車場に車を停めて、ボンネットを開ける。
ラジエター液の量を見る。
・・・あれ?減ってない。

ドリルで穴を開けた場所。昨夜ラジエター液がポタポタと垂れていた場所を見る。
・・・あれ?垂れてない。

うどんを食べてから、家へ戻る。

ボンネットを開けてみる。
減ってない。垂れてない。水温は少し高め。

おっ?直ってはいないが、絶対に直ってはいないのだが・・・普通に走れるじゃないか。
とりあえず関口モータースまで20キロ。なんともなく行けそうだ。

所変わって、関口モータース。

僕は関口さんに聞いている。
「この軽トラいくらですか?」

関口さんは答える。
「その軽トラは調子いいよ。13万でいいよ」

あくまでもジムニー号が直らなかったら、の話をしている。

13万円かぁ・・・

ところと日付が変わって、我が家である。
関口さんから電話がかかってきた。

「ジムニーは、まだあきらめない?」

ははは。あきらめないよ、関口さん。頑張ってみてくれよ、関口さん。

僕は、モノに愛着を持ってしまう人間である。バイクでも車でもギターでも。共に過ごした年月が長ければ長い長いほど、思い出が深ければ深いほど、愛着は増していく。

ジムニー号、直るのかは分からないのだけれど、お金がすごーくかかるようならば直す前に教えてくれと伝えてある。

日付が変わって今、我が家の庭には白い軽自動車が停まっている。関口さんが貸してくれた代車である。
普通の車はいいなぁ・・・と思う時がある。壊れる心配がない。

でも、やっぱり思うのである。

「ジムニーちゃん、早く帰って来ないかなぁ」

ジムニー号が帰って来るのか、はたまた軽トラに代わるのか、はたまた・・・今の時点ではわからない、

今年は、もう終わり。結果は来年。

ここ何日か、元気が出ない・・・といった感じで、この話を始めたような気がする。
ここ何日かどころか、それからだいぶ時間が経った。

元気の源はなんだろう?
普通のことが普通に続くこと。普通の毎日が普通に続くこと。

きっと、特別なことなんていらない。
毎日を快適に過ごすためには、特別なことなんていらないんだな。

そんなことを思いながらね、僕は、2019年を終わりを迎えようとしているよ。

ジェームズディーンもジャニスジョップリンも紅の豚のポルコも、みんなくわえ煙草だった。

2019-12-29 02:41:00 | Weblog


17歳の頃。高校の昼休み。
チャリンコに乗って全力で走る三人組。ナラとカザワとオレ。
10分と少し走れば、ナラの家へ着く。ナラの部屋は上がり込み、三人で灰皿を囲んで煙草を吸う。何を話すわけでもない。煙草を吸う。
その頃は、高校生は煙草を吸ってはいけないという法律があったので・・・えっ?今もなの?えっ?今もそうなの?・・・へぇ。

17歳の頃。その頃からずっとハイライト。ちょっとキツめのタバコである。その頃のタールは19ミリグラム。オーストラリアでは違法なタール量だったりしてね。今は17ミリグラム。ロングピースの24ミリグラムには負けるが、ちょっとキツめのステキなタバコである。

ハイライトを吸っていると、声をかけられる。おじさんに。声をかけられる。

「おれも昔はハイライトだったなぁ」

これ、定番。かなりの確率で、これ、定番。

十年くらい前だったろうか?タバコのパッケージに「警告」が書かれるようになった。
それはそれはショックな出来事だった。
タバコのパッケージが・・・ハイライトのパッケージが・・・おかしくなった。

その時に語られたのが、ハイライトのパッケージのデザインについてである。

ハイライトのパッケージのデザインは、稀代の才人イラストレーター和田誠氏が手がけたという。1960年にデザインされたハイライトブルー。
警告が載せられたことにより、デザインが台無しになってしまったという記事をどこかで読んだ。

それから、時は経ち・・・

先日、ライブの日に、差し入れで、タバコを頂いた。もちろんハイライトを、である。

手持ちのタバコが残っていたので、差し入れで貰ったタバコに手をつけたのは、ライブ後、数日経ってからのことである。

驚いた。驚いたというより・・・唖然とした・・・というより、憤慨した・・・というより・・・呆然とした。

ハイライトのデザインが・・・

ハイライトブルーが・・・

なんだこれ?

こんなの、全然カッコよくない。

いっそのこと、禁止にしたらいいんじゃないの?タバコ。大麻やコカインやMDMAみたいに。
そしたら、おれ、密売人から買うから。無意味な警告文など載っていない、ハイライトブルーのハイライトを密売人から買うからさ。

なんだこれ?全然カッコよくない。

奇しくも、ハイライトブルーをデザインした和田誠氏は、今年の10月に83歳で亡くなった。

最期に、目にしたのだろうか?
ハイライトブルーが片隅に追いやられてしまった、ハイライトのパッケージを・・・。

元気の源は、なーんだ?その6

2019-12-29 01:51:00 | Weblog


ウォーキングの道中、そこら辺に生えている草を摘んで、片手に持ってブラブラとしながら帰ってくる。

ヘンテコな花瓶に挿してみる。
・・・悪くないな。

ジムニー号の話。

困った時の関口モータース。
関口さんに電話をしたのが午前10時。関口さんから指定された時間が午後1時半。我が家から関口モータースまで1時間かかるとしても、まだ少し時間がある。

・・・試しに走ってみるか。

僕は庭に出て、めぼしい容器を探す。
空になったラジエター液の容器が二つ。二つで4リッター。キャンプ用のウォーターバッグ。4リッター。合わせて8リッター。

・・・8リッターあれば足りるだろう?

容器に水を入れて、ジムニー号の荷台に積む。

水を入れた容器を積み込む前に、ジムニー号に載っている荷物・・・ガラクタ・・・ゴミ・・・ゴミのようなものたちは全て降ろした。荷物をすべて降ろして、普段は使うことのない取り外し可能な後部座席を積み込んだ。

そう。最悪の場合、ジムニー号とはさよならになる。さよならになるかもしれない。さよならになる可能性がなきにしもあらず。そうなって欲しいわけがあるはずもないが、そうなってしまった時の準備である。

走行距離23万キロ。25年間も走り続けている660ccの車。あちこちがイカレポンチになってしまっている。

ついこの前は、ギアが入らなくなって動かせなくなった。
車というのは、クラッチを踏んでギアを入れないと走らないんだよ。
仕方がないので、車の下は潜って、クラッチワイヤーの辺りを、スパナとラジオペンチでグリグリしてみた。全然ダメだった。調整用のナットが固着して動かない。

・・・あぁ、ダメかぁ。

と思って、エンジンをかけてギアを入れてみる。入らない。

・・・まぁ、何もしてないんだから、変わるはずもない。

ためしに、エンジンを切った状態でバックギアに入れてみた。バックギアに入れた状態のままクラッチを切らずにエンジンをかけてみた。

ガン!と音がして、車が後ろへ飛び出そうとする。

クラッチを切って、バックギアをニュートラルへ戻す。クラッチを切って、ギアをローへ入れてみる。

入る。・・・ん?入る。・・・ん?ギア、入ったじゃーん!

なぜかわからないが、ギア、直った。

それから、ギアが入らなくなることはない。入らなくなることはないが、直したわけではないので、いつだって一抹の不安とともにいる。

まぁそういったことは、常にある。それが23万キロの車に乗るということであるのだな。

8リッターの水を荷台に積み込んだ。

さぁ、走ってみよう。
ラジエター液は、どのくらいのペースで減るのか?
積み込む水は8リッターで足りるのか?

さぁ、予行練習だ!

つづく。

元気の源は、なーんだ?その5

2019-12-27 18:52:00 | Weblog


調味料の湿気取りスプーンがたくさん。
めっちゃ可愛い。

ジムニー号の話の続き。

日曜日の朝。起きてからしばし考える。
ラジエターの液がダダ漏れなのだから、もうどこへも行けない。
修理を頼むにしても、レッカー・・・ということになる。なるのか?どうなんだ?
僕は考える。
いや、走れるんじゃないか?ラジエターに水を足し足し行けば、走れるんじゃないか?行けるだろ?行けるはずだ。行くしかないだろ?

さぁ、どこへ行く?
こういう時は決まっている。
困った時の「関口モータース」。
これ、定番。
みんなもそう思うでしょ?
これ、定番。

だって、自分で、金属ドリルで、穴を開けまくって、挙げ句の果てに失敗に終わり、ラジエター液がダダ漏れの車を、持っていける場所なんて・・・関口モータースしかないでしょ?

実際のところ、関口モータースにでさえ、説明するのが、ちょっと恥ずかしい。

「金属ドリルで穴を開けて、失敗しちゃったんですよぉ・・・直りますかね?」

直らねぇっつーの!とかね。

関口さんに電話をする。
まずは、居るか居ないかを確かめねばならぬ。
時々、居ない。釣りに行っていて居なかったりする。

電話を鳴らす。・・・出た!

「今日は居ますか?」から始まって、一連の出来事をすべて、正直に伝えた。
関口さん、苦笑い。である。

ジムニー号を持っていってもいいという。
そう、困った時の関口モータース。これ、定番なのである。

関口さんも言っていた。

「水を足しながら来れば大丈夫でしょ!」

ははは。プロが言うんだから、大丈夫でしょ。ははは。



新曲、雲の上のカンガルー。の買い方。手取り足取りとてもわかりやすいバージョン

2019-12-27 18:26:00 | Weblog


新曲。限定シングルno.84「雲の上のカンガルー」の買い方。

1 ↑ 上のリンクをクリックしてね。

そうすると、たーくさんの会社のバナーが出てくるページへ飛ぶんです。

3 たとえば、一番上にはiTunes Storeがありますね。そこをクリックするんですよ。

4 雲の上のカンガルーのページが出てきますね。

5 試聴も出来ちゃうんですね。

6 255円と書いてあるところをポチッとなするんですよ。

7 そうすると、買えちゃうんですねぇ。新曲が。

8 いつでも聴けちゃいますねぇ。

9 スマホでもできちゃいますよぉ。

10 しんぐくんが喜びますねぇ。

11 基本的に、iTunes Storeで買えば間違いないと思いますよぉ。

12 お気に入りの配信会社があれば、その配信会社のバナーをクリックすれば、そこから買えますね。

13 聴き放題いくらみたいなのもありますが、それだとしんぐくんの収益にはならないので、それはちょっとやめてほしかったりする。

14 まぁ、そんな感じなんですが、どうですか?

15 わかりましたか?買い方。

16 買ってくれますか?雲の上のカンガルー

17 困るんですよ

18 どこからか、「ドンマイ!」って声が聞こえて来そうなんですもの。

19 そんなわけで、

20 よろしく、しくよろ!

ドンマイ、オレ。

2019-12-27 18:11:00 | Weblog


「えっ、ちょっと待って、ちょっと待って」

と僕は思う。

「えっ、ちょっと待って、見間違いかなぁ?」

と僕は思う。

ちょっと目をこすってみる。

「2」って書いてあるけれど、見間違いかなぁ?「2」って書いてあるようにしかみえないけれど、見間違いかなぁ。

見間違いじゃないじゃーん!
2じゃーん!
2曲しか売れてないじゃーん!

そういうことなのである。

ドイヒーなのである。

ねぇ、知ってる?

ファンが二人のわけないじゃん。二人しかいないわけないじゃん。さすがに、それはないじゃん。ねぇ?

知ってる?昨日のこのブログのアクセス数。2357だよ。2357回も閲覧されてるんだよ。
どちらかというと、そこそこ人気、あるんじゃないの?違うの?それって、そういうことじゃないの?どうなの?

多少のショックを受けながら、僕は考えるのである。

・・・なるほど。なるほど。

みんな、買い方がわからないのかもしれないな。

・・・そうか、そうか、載せ方が分かりにくかったのか。

・・・なるほど、なるほど。

新曲を二人しか買わないなんてこと、ないもんなぁ。そうだよなぁ。ねぇ?そうでしょ?違うの?

みんな、ごめんね。ほんとに。

全部僕が悪いんだ。分かりにくい載せ方をしてしまってさ。

よし、分かりやすくしよう。
分かりやすく載せよう。

そんなわけないもんなぁ。

分かりやすく載せれば1000曲くらい売れちゃうはずだもんなぁ。

よし。やるぞ。

それでも全然売れなかったりしてなぁ。

あっ、どこからか声が聞こえる。

「ドンマイ!」

うるさいっつーの。


元気の源は、なーんだ?その4

2019-12-26 20:26:00 | Weblog


珪藻土のスプーンてのがある。湿気を取るスプーン。調味料とかの容器に入れておくと、湿気を取ってくれて調味料が固まらない。そういうのが欲しい。
僕は考えた。素焼きだ!素焼きのスプーンを作ればいいんだ!

珪藻土よりは湿気は吸わない。が、しかし、そこそこなら湿気は吸う。グッドアイデアだと想う。どう思う?

ジムニー号の話の続き。

翌日、僕は反省していた。
「あきらめてはいけない」
「あきらめたら終わりや」
「やるっきゃない」

あきらめかけていた自分を戒めて、丸一日ドリルで穴を開け続ける気で、ボンネットの中へ座る。そしてひたすら、穴を開け続ける。

なんかさ、すごーく大きな穴は開いている。でも、その穴が、ちっとも望む方向へ延びていない。それが問題だ。
どんなに大きな穴が開いても、方向が違えばネジは挿さらない。

昨日の失敗は繰り返さない。中途半端な状態で蓋を閉めて試しても、ただただラジエター液が噴き出すだけだ。目指すは、完全なる穴。

あぁ、バカみたいな作業だ。
もともとは水温が上がるからと始めた作業。
関係ない箇所のネジを折ってしまい、その修復を試みて、端から見ると、車を壊しているようにしか見えない作業を延々としている。
そして、知ってる?つまり、知ってる?万が一、奇跡が起きて、この作業がうまくいったとて、水温が下がるわけではないってこと。

あぁ、バカみたいな作業だ。

夕方前、パコッという感じで、何かが外れた。・・・ネジだ。折れたネジが、やっと取れた。つまり、元にあった穴が現れたということだ。やった。ついにやり遂げた。おれ。やり遂げた。
8ミリのネジが入っていて箇所に、2センチくらいの大穴を開けてしまった。・・・もうダメかもしれない。でもね、最前は尽くしたよ。ほんとに。

一縷の望み。

ガスケットを入れ、蓋を閉め、6ミリのボルトを入れる。入る。下からナットをはめる。はまる。ラチェットで締める。締める。締める。締まった。

エンジンをかける。

ボンネットの中を覗く。もう薄暗い。

液は、漏れるのか?漏れないのか?

どうなんだ?



ポタポタ・・・ポタポタ・・・

ジャーーー。

漏れてんじゃーん!

エンジンを止める。
ボンネットを閉める。

部屋に入る。

「さて、どうするっかな」

ジムニーちゃんとは・・・もうサヨナラかもしれない。

つづく。

元気の源は、なーんだ?その3

2019-12-26 20:01:00 | Weblog


赤土の平皿。織部と辰砂と鈞窯。
これはいいと想う。予想よりいい。織部の赤が出なくても、辰砂の赤が出なくても、鈞窯の紫感が出なくても、これはこれでいい。と思う。

ところで、ジムニー号の話が終わっていない。書こう。書いてみよう。

ラジエター液を噴き出しながら帰って来た僕が手にしたのは、ドリル。ドリルの先に付けたのは、金属用のドリルの刃。

何をする?
何をするって、そんなの決まってる。
折れたネジにドリルで穴を開けるのだよ。ウィーンってね。
穴を開けて、そこにボルトを通して、下からナットで留める作戦。

これなら出来そうだ。たぶん。きっと。

それから二日間、ジムニーのボンネットを開けて、ボンネットの中に座り込み、0.1ミリずつ、ドリルでウィーンと穴を開け続けた。

まず、失敗だったのは、元にあった穴とは別の方向へ穴が開いてしまったことだ。どんどんどんどんずれていき、「まぁなんとかなるだろう」精神が仇となって、全然違う方向へ穴が開いてしまったことだ。だって、金属に穴を開けるのは難しい。

最初に開けた穴は、完全に失敗だった。蓋を閉めても、新しいネジが全然入らなかった。

そこからは、開けた穴を横へ横へと広がる作業。何時間もかけてミリ単位で広げていく。ドリルの性質上、横に広げるのは縦に開けるのの数倍も大変なのである。

4ミリと5ミリと6ミリのネジを買ってきた。

4ミリのネジが入った。蓋をして下からナットで締めてみた。エンジンをかけてみた。ラジエター液がドドドドーっと溢れてきた。・・・全然閉まってない。

またドリル。ドリル一日目の日が暮れた。少し嫌になった。もう直らない気がしてきた。

なんだか、絶対にやってはいけないことをやっているような気がしてきた。再起不能になってしまうのではないか・・・、いや、もう再起不能になっているのではないか・・・そんな気がしてならない。

クリスマスプレゼントだよ。

2019-12-24 02:46:00 | Weblog



紫色になるはずだった鈞窯を掛けたデカマグ。

それはいいとして。
しんぐくんのライオンズポートレートの1と5がiTunes StoreやAmazon musicやLINEmusicや色々なところで買えるって知ってる?
たまにしか宣伝しないから、全然売れなくて、毎年赤字らしい。そう、全部おれのせいだ。もっと宣伝しなくてはいけない。

売ってます。よろしく!しくよろ!

そう、今回は限定シングルをいかにして売るかを考えた。やはり、次のライブは6月。現物を売ることが出来ない以上、インターネットダウンロードで売るしかない。

よし、iTunes Storeで一曲500円で売るぞ!と思ったら・・・
知ってた?
iTunes Storeとか、三択なの。150円、200円、250円。がびーん。だよね。一曲500円で売りたいのに。一番高くても250円。で、そのうち半分くらいはアップルに取られちゃうっていう容赦のない攻撃。ドイヒー。そして、一曲1500円の登録料が掛かるっていう。ダブルドイヒー攻撃。もうめった打ちにされた気分だよ。

でもまぁ、せっかく作った作品だ。みんなに届けたいじゃないか。
清水の舞台から飛び降りる気持ちでね、登録料払って登録しちゃったよ。
審査があるんだって。なんの審査かは・・・知らない。審査に通れば、12/25のリリースだそうです。つまり、配信開始だそうです。

ちょっと、みんな、12/25のリリースってことは、そう、クリスマスプレゼントだよ。おれからの。素晴らしいじゃないか。

ちょっと、みんな、わかってる?
元を取るとか、そういうの、わかってる?
赤字はマズイから。ほんとに。赤字だけはマズイから。わかってる?

はい、そんなわけで、僕からのクリスマスプレゼント、250円払って、受け取ってくださいね。

よろしく!しくよろ!


ションボリーズ。陶芸納め。

2019-12-24 02:28:00 | Weblog


なんかさ。還元はすごく楽しいってみんなが言うからさ、6時間もかけて釉薬掛けをしたんだよね。実験的な意味も兼ねて。色々な釉薬を。何種類もの釉薬を。

会長さんが僕に聞く。
「これはなにを掛けたの?」

辰砂です。たぶん。と僕は答える。

会長さんは言う。
「辰砂?辰砂じゃないでしょ?還元だと辰砂は赤くなるんだよ」

だーかーらー、どれもこれも赤くなってないっつーの!

還元焼成の楽しみを僕に説いた人たちがいる。
「還元はいいわよぉ〜」と僕に説いた諸先輩方である。

諸先輩方の作品を見てみる。どれもこれも赤くない。心なしか、みんな表情がションボリしているように見える。

ふふふ。ションボリしているのは僕だけじゃない。みんな仲間だ。こうやって、陶芸クラブの絆は深まっていくのだ。きっと。たぶん。きっと。

奇跡の織部ちゃん

2019-12-24 02:00:00 | Weblog


デカマグの重さを計ってみた。454グラムだった。おぉぉ。腱鞘炎になる。と思うよ。

陶芸用語ね。窯に入れて焼くことを「焼成」っていうんだよ。
焼成には、「酸化」と「還元」の二種類があってね、おれ、よく分かってないんだけどね。ははは。二種類あるんだって。おれ、どっちでもいいの。だって、よくわかってないから。ははは。

いつもは酸化で焼くんだけどね、今回は初めての還元。興奮するよね。初めての還元。ほんとは興奮しないよね。だってよくわかってないからさ。

でもね、酸化と還元は全然違うの。何が違うって、同じ釉薬を使っても出る色が違う。還元の方が断然面白い。いい色が出る。らしい。

たとえば、織部という釉薬を掛けると、酸化では深い緑色になるのだけれど、還元では赤くなる。

そう、このデカマグ。織部を掛けた。出来上がったデカマグを見て、僕はつぶやく。

「全然赤くないじゃん・・・」

「いつもと一緒じゃん・・・」

「緑じゃん・・・てか、黒?」

なんなの?なんなの?なんなの?

今回の還元焼成は、なんとなく失敗らしい。温度が足りなかったとか、窯の中の位置によって温度が全然足りなかったとか・・・。
小沢さんのカエルの置き物は、緑になるはずが、釉薬が溶けなくて真っ白のままだった。カエルの置き物10匹。真っ白。



雲の上のカンガルー (limited single no.84)

2019-12-24 01:27:00 | Weblog



風に吹かれてるチューインガム
聴こえてくるマイフェイバリットソング
月明かりに日々のカケラがサラサラと
波打ち際にはフライングフィッシュ
夜空に駆け込むカンガルー
月明かりに夢のカケラがサラサラと

woo ありふれた言葉で語るには空が遠すぎて
woo あきれるくらいの言葉で語るにはキミが遠すぎて

悲しみの向こう側へ行こう
切なさは少しだけ連れていく
泣いてるの?泣かないで
涙なら「もう行くよ」ロケットの中へしまって

風に歌ってるハミングバード
散らかした部屋のシックスストリングス
流れる雲にサヨナラをヒラヒラと
雑踏をすり抜けるフェアリーテール
迎えのバス待ちカンガルー
落ちてく夕陽にヒラヒラとサヨナラを

woo 使い古された言葉で語るには空が遠すぎて
woo 慣れ親しんだ言葉で語るにはキミが遠すぎて

悲しみの向こう側へ行こう
約束を少しだけ連れていく
泣いてるの?泣かないで
祈りなら「もう行くよ」ロケットの中へしまって

窓際に座ったカンガルー
頬杖をついて考える
すべてを失った感があるサラサラと

悲しみの向こう側へ行こう
花びらを少しだけ持っていく
泣いてるの?泣かないで
想い出は「もう行くよ」ロケットの中へしまって



元気の源、なーんだ?その2

2019-12-23 22:31:00 | Weblog


高校の時の同級生が家に遊びに来た時に、言っていた。
「もっとこう、ドッシリとした重いマグで飲みたいんだよね、珈琲を」

ほんとか?ほんとだな?重くていいんだな?

このマグ、すごく重い。たぶん、430グラムくらい。650グラムの土を使って作った。乾燥して、焼かれて焼かれて、今はたぶん430グラムくらい。重いよ。

まぁ、気持ちは分からなくもない。ドッシリとしたマグで飲む珈琲は、きっと旨い。


ネジが折れて、ラジエターの液がダダ漏れになってしまったジムニー号の話。の続き。

もはや、素人の出る幕ではない。ボルトの穴に、途中で折れた固着したネジ。

・・・

車屋へ行こう。

馴染みじゃない、馴染みの車屋へ。近所の車屋へ。

蓋は、片側のネジしか締めていない。締めていないから、エンジンをかければ、液が噴き出す。その状態で車屋へ。3キロ。

馴染みじゃない、馴染みの車屋のにーさんは、いつも忙しい。でも、いつも親切だ。だから、困ったことがあると、いつも駆け込む。3回目。

車屋のにーさんは、ボンネットを開けたジムニーを覗き込み「あちゃー」と言った。

「これは、すぐには直せないよ」

「この台座は、ここと繋がってるでしょ?ほら、すうすると、これごと替えなきゃならないかもしれないよ」

これごとってのは、もう、エンジン丸ごとに近いみたいな感じなのである。

そう、ネジが折れた時点で、もう終わってしまっているのである。そんなことは知っている。オワコン。

なんかいい方法はないですかね?とかね。聞いてみる。

「うーん・・・」車屋のにーさんは唸る。

どちらにせよ、なににせ、車屋のにーさんは年末でとても忙しいので、何もしてやれないとのこと。

でも、ひとつ、ヒントをくれた。ヒントというか、唯一の答をくれた。

僕は、再び、ジムニー号のラジエターの液を噴き出させながら走らせるのである。

どこへ?

我が家へだよ。

まだあった。素人にも出来ることが、まだあった。

つづく。



元気の源は、なーんだ?

2019-12-23 22:08:00 | Weblog


可愛い花瓶が出来た。
家の周りをキョロキョロしながらウロウロと歩く。

「なんか、可愛い葉っぱはないかな?」

紅葉した可愛い葉っぱを発見。ポキっと折って、花瓶な挿してみる。

「うへぇ!めっちゃ可愛いじゃーん」

とかね。


ジムニー号が、我が家からいなくなってしまった。代わりの車が、ある。ジムニー号はいない。代わりの車が、ある。

ここ四、五日、元気がない。僕の元気がない。
旅を中止したため、それほど忙しくなくなったからなのかもしれない。
僕の元気がない・・・なんてことは、すごく珍しいことなのだと思う。元気をなくして初めて気付く。一年間、ずっと、元気に過ごして来たんだなぁ・・・とかね。

ジムニー号の水温計がグングンと上がり始めたのが、一週間ほど前のこと。
このままだと壊れる。エンジンがオーバーヒートして壊れる。

ちょこちょこと調べて、「これはサーモスタットがダメなんじやないか?サーモスタットを交換すれば直るんじゃないか?」という結論に達する。勝手に達する。素人が達しても、それはまったく正解ではなかったりするから怖い。すごく怖い。

インターネットで注文した。サーモスタットを注文した。

すぐに届いた。サーモスタットはすぐに届いた。

「よし、交換するぞ!直すぞ!ジムニー号!」

サーモスタットの交換は意外と簡単である。インターネットによるとね。ネジを2本外して、パカっと蓋を開けて、サーモスタットをササっと交換して、蓋を閉めて、終了。かーんたーん。

よし、ネジを外すぞ。

「固いなぁ」

「固いなぁ」

必殺潤滑剤ラスペネちゃんをプシューっとかけて、しばし待ったりして。

一本、回った。

もう一本。かーんたーん。

慎重に、少しずつ、少しずつ。おっ、少し回った。2ミリくらい回った。2ミリずつ、
少しずつ。

2ミリを回すこと、10回くらいか。

ネジが、ポキっと折れた。

そう、ネジは、2ミリずつ回っていたのではなく、2ミリずつ、千切れていたということだな。そういうことだな。そういうことなんだな。

なんでや!なんで折れるんや!ネジ!

ジムニー号、25歳くらいである。人間の25歳は若造だが、車の25歳は・・・もうおじいもおじい。おじーちゃんである。
25年間、一度も回されなかったボルトは、サビやらなんやらで固着して、絶対に回すことが不可能!みたいになってしまっているのである。

そう、ネジが折れたことにより、蓋は開いた。蓋は開いたが、ネジが折れたので、もう二度だ閉まることはない。わかるかい?蓋は、もう二度と閉まることはない。わかっているのかい?蓋が閉まらないんだよ。

ラジエターの水がさ、ビチョチョーっと漏れているのだよ。蓋が開いたところからね。

もう終わりだよ。こんなもの。もう終わりだよ。だって、ネジが折れちゃったんだもの。液がダダ漏れになっちゃったんだもの。蓋は、二度と閉まらないんだもの。

つづく。