ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

不毛な時間。3

2020-06-21 02:57:00 | Weblog



蓋の中にミニミニ緑豆が少し貯まったら、蓋を閉じるのである。

そうすると、蓋の中のミニミニ緑豆が、ザーッと音を立てて箱の中へ入るのである。

30分やって、箱の中を見てみると・・・

まあな。こんなもんだ。

さぁ、もうやめよう。今日のところはもうやめよう。

もっといい方法があるはずだ。

今は初夏。畑仕事が忙しい。

そもそも、こういう作業は農閑期といわれる冬にやらなければならないのである。

暇で暇で仕方ないから、「あっ、緑豆でも剥くか!」なのである。

もう緑豆なんて育てないぞ、と固く心に誓うのである。

・・・

そう、育てないぞと思いつつ、もう今年の分を撒いてしまっているのである。

まあな。

人生とは、そういうものなのである。

ちなみに、日本で食べられている緑豆は、ほぼ全て中国産だそうですよ。
貴重ですよ、国産の緑豆。貴重過ぎますよ、国産の緑豆。

でも、もうやらない。来年は、絶対にならない。

不毛な時間。2

2020-06-21 02:47:00 | Weblog


僕が開発した、緑豆ムキムキ便利箱を紹介しよう。

靴の空き箱を用意してテーブルに置くのである。
蓋の方を手前にね。

蓋の上で、鞘を割るのである。
鞘から外れたミニミニな緑豆が蓋の上に落ちるのである。
鞘がカラカラに乾いていると、鞘からミニミニな緑豆が弾けて顔にパチンと当たったりして痛かったらする。鞘から出たミニミニ緑豆の何割かは、明後日の方向へ飛んでいってしまいサヨナラなのである。

乾いていないフニャッとした鞘がある。それは一個一個剥くのである。剥いて、ミニミニの緑豆を取り出すのである。

ちょっと嫌になるのである。やめちゃおっかなぁと、2分に1回思うのである。

不毛な時間。

2020-06-21 02:39:00 | Weblog


農作物の話をひとつ。

緑豆というのがある。
モヤシの種は緑豆、らしい。緑豆からモヤシがニョキニョキ生える。
春雨の原料も緑豆、らしい。

台湾へ行った時に、緑豆を買ってきた。
台湾では緑豆を豆として食べる。豆として食べると言うか・・・小豆みたいにして食べると言うか・・・ちょっと甘く煮てデザートに入れて食べる。カキ氷とか豆花とかに緑豆が載っている。

緑豆は美味しい。

去年、台湾で買ってきた緑豆を畑に撒いた。
芽が出て育って実がついて収穫した。それをそのままポーチの片隅に放置してあった。

昨日、「あっ!緑豆を撒こう!」と思い立った。

今日、畑で、緑豆を撒いた。

反省をした。収穫をしてそのまま放置していたことを反省した。
実は、何もかも、秋に採れたものを何もかも、そのまま放置している。すごく反省しているのである。

落花生を夜な夜な剥いているという話を前に書いた。
落花生をだけはやり終わった。気になっていた。が、違った。
先日、殻付きの落花生をが入った大きな袋を発見した。
つまり、やっぱり、何もかも放置しているということになる。

反省をしたので、行動に移すことにした。
緑豆を剥くことにした。

緑豆剥き。初めて3分でやめたくなった。
緑豆って、恐ろしく小さいのである。一個5ミリくらいしかないのである。そんなことはとっくの昔から知ってはいるのだけれど、やってみると・・・もうやめたい。

別にさ、緑豆を食べなくても死ぬわけじゃあるまいし、別にさ、どうしても緑豆が食べたいわけでもないし・・・。

もうやめちゃうかなぁ、緑豆剥き。