一に、火の用心。二に、かのこと。

佐渡島に行っておりました。パチパチ！
佐渡に行くのは2回目ですが、前回以上に島の寺院の窮状がひしひしと感じられました。人口わずか63000の島に寺が250、神社も250。1ヶ寺につき檀家は37軒。1軒につき収入が5万円（税務署の計算によれば）として、お寺の年収は185万円（あくまで机上計算の平均ですが）。これでは生活どころか修繕費すら賄えません。生活できないから無住になります。無住になるとどんどん荒れる…土地の値段は山林だと一反（300坪）で500円くらいだそうです。1町（3000坪）で5000円。
うーむ。初めっから食ってくことなんか考えずに安泰寺のネルケ無方師のような自給自足僧侶を目指せばいいのかも知れんけど、、、、


という訳で、僕りんは佐渡の寺院の窮状を救うべく、佐渡88ヵ所が舞台のドラマの脚本を書くことをご住職方に提案。『八日目の蝉』では小豆島88ヵ所が俄かにブームになったそうですし。
佐渡出身の女の子が都会で涙するときにふと赤玉石を見つける。
「ああ、佐渡の赤玉石！　　
…こんな小さな石が都会に運ばれてきて庭の隅で雨に打たれて輝いている。自分の居場所に文句を言わずちゃんと役目を果たしている…　　
佐渡から全国に運ばれた赤玉石…　　そうだ、私だって、以下略＾＾」
主演：蒼井優
相談役の都会の僧侶：増○俊康
主題歌：『振り向けばSADO、前向けばSADO』PRINCOちゃんwith鼓童


前回訪れた時に見られなかった朱鷺に会えたので満足。「うぬがトキか！」
次に訪れる機会があれば人形劇を見たいです。のろま人形（野呂松人形）とかいう「子どもは観ちゃいかんちゃ！」ってやつ、むっちゃ観たいちゃ（＾＾）

写真～
今回気に入った宿根木（しゅくねぎ）地区の街並み。船大工が作った家が立ち並ぶ集落です。人がすれ違うのがようやくな道が迷路のように入り組み、お店も点在します。