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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

2022-03-30 23:06:39 | 邦画
積極的に邦画を見ていこうと言う企画で視聴した作品
全くこの企画を始めたのも昨年も半期後ですから、この作品を見るのも聞くのも初めてで
漫画が原作でドラマ化され、なんと劇場版としての第二作目だったんですね
さらにジャケットからわかるように、非常に猥雑な作品で、実に疲れたし
見ててあんまクライマックスのギャンブルが現実離れしてて

さらにその現実離れしたロシアンルーレットの緊張感を削ぐかのように
サマを完全に先に暴露してるから
ロシアンルーレットの緊張感も全くなくて
一作目見てなくても、二作目がそれなりに面白いとすんなり映画に入り込める自分だと自負してますが
全く入り込めない作品だった

まぁこんな作品ですから漫画ファンに、さらにアイドルヲタクを取り込む映画で
2時間もたせるのに最初っから映画として重荷でしょ
個人的には浜辺美波の美貌にハマってるんで、一応はオチずに2時間我慢駿河の時計台でしたが
こんな作品に浜辺美波ちゃん出しちゃあかんやろって見てましたがな
もっと大事に扱ってや

いやはやこんな映画作ってるようじゃ日本映画も先が見えたような
本当はこんな作品ここにアップしちゃあかんやろって言う思いつつも
1日2本アップって言うこれまた自分にとって課してますので
こういうのはあかん見本ってことでアップしときました。

2021年製作、日本映画、「映画 賭ケグルイ」製作委員会作品
英勉共同脚本・監督作品
出演:浜辺美波、高杉真宙、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理、小野寺晃良、池田エライザ、中村ゆりか、三戸なつめ、矢本悠馬、森川葵、藤井流星、中川大志、伊織もえ

コメント (2)
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アイダよ、何処へ?

2022-03-30 17:28:28 | 洋画
実話を基にした作品
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争末期の1995年、国連PKO軍の中立地帯だった東部ボスニアの町スレプレニツァで起きた町民8000人のジェノサイドの全貌を
当時国連の通訳として働いてアイダの目を通して語られる作品。
いや、実に重たい作品だったし
この紛争はある意味民族同士での潰し合いですから
って言うほとんど歴史的には知りませんが、民族間の紛争って昔から根強い因縁因果が起因してるので、東洋のある意味単一民族と言える島国の人間にはわからない部分が多い
 
そしてその因果関係は映画では語られずに、国連臨時職員として通訳として雇用されたアイダが、突然セルビア人の侵攻によって陥落したスレブレニツァの2万人以上にもおよぶ市民が国連PKO陣営になだれ込んで来ての
彼女の夫と二人の息子を必死になって匿う姿を描いていくだけですが
この隠匿行為にかなりの緊張感を強いられる作品
ここいらは事実が持ってる強みなのでしょうね

そんな家族のいのちを助けようとするものの
国連軍のPKOの兵士の無能ぶりっていうか、国連軍と言いつつ武器は持てるものの
身を守るだけに使用可能ですから、目の前で民間人が拉致されて行くのを指を加えて見てるだけって言うのも歯痒いですね
 
この時期に見ると、現実のって今戦争っていうか侵略されてるウクライナの戦争とかぶって見える
まぁウクライナは自国民へのジェノサイドは行ってないと見るのが妥当でしょうが
侵攻してる側はジェノサイドを止める正当行為等と言ってはばからないし
避難民をいったいどこに連れて行ってどう処理するんだろうって思わされる
とにかく紛争や戦争は勝ったモンの言い勝ちですからねぇ
大量に虐殺しても勝てば官軍なんですよね
人は狂気と化してしまうと、人を人とも思えなくなってしまうのだということを
実に戦闘シーンも虐殺シーンも見せず、きっちりと観客の脳内で見せてくれてる作品
 
戦後1人生き残ったアイダに戦争の悲惨さえ投影させている
ある意味この映画は私にとっても時機的に今見るべき作品だったのは間違いなかった
アルバトロスもたまにはこんな問題作を輸入するのね
 
2020年製作、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー・トルコ合作映画
ヤスミラ・ジュバニッチ脚本・監督作品
出演:ヤスナ・ジュリチッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ボリス・レアー、ディノ・バイロヴィッチ、ヨハン・ヘルデンベルグ/レイモント・ティリ、ボリス・イサコヴィッチ、エミール・ハジハフィズベゴヴィッチ、エディタ・マロヴチッチ
 
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