宣セーショナル

宣承をひらく

変革の先にあるもの

2015-06-02 08:00:33 | 日記
2015年6月1日……光寿苑の個別ケアへの取組みは、いよいよ本丸へと進んだ。

夜勤8時間勤務〔9時間拘束〕……豪雪の西和賀においては、何度も議論に上がりながら成し得られなかった勤務形態。夜間帯に遅番との交代等も発生するため、取り入れ困難として断念してきた過去もあった。

2011年秋……当時の17時間夜勤から10時間夜勤〔12時間拘束〕への決死の思いでのシフトチェンジは、私たちにしてみれば大変な変革だった。

あれから3年8ヶ月……さらにお年寄りとの暮らしを深めるために臨んだこの度の改革。

併せて、これまで2フロアで取り組んできた個別ケアも、4ユニットへと細分化し、ようやく目指していた小規模での個別ケアがスタートした。
リーダーも4名、サブリーダー4名と増えた。

さらには、この夜勤や遅番といった大きく変わった勤務を支えるべく、看護師・生活相談員・ケアマネまで、この勤務形態に入ってくれるという心に、グッときつつ…。


変革に臨む時はいつも、困難や混乱が伴う。

準備をしても仕切れないくらい、やってみてこそ新たな問題が浮上してくる。

その目の前の問題を解消するために慌ただしくなる。それでも、騒がず、ジッと全体像を見渡す。
そして、何よりも大事なのは、諸問題の向こうにある「なぜこの改革に臨んだか」という確かな理念と目標を見失わないこと。


『光寿苑を「生きる意味」を発見し合える道場としたい』


初代苑長が残してくれた光寿会理念をかみしめつつ……お年寄りの生きる意味、職員の生きる意味を発見し合える場を探求していく日が、またリスタートしたのだ。


さて、今日をどう過ごせるかなぁ。。。ドキドキしている。